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【打倒ex】ロスト型ギラティナVSTAR ~バグみたいなテキストのポケモン増えたね~ 【ポケカ】

【はじめに】

お疲れ様です。及川です。
新弾発売日翌日の自主大会、ポケカ乱舞ッ!3人チーム戦にて、(それなりに満足出来る)いい成績を残すことが出来ました。

前日の夜に慌てて組み上げた60枚でしたが、1枚を除いてそれぞれ狙い通りの活躍をしてくれたので、自分の思考及び、60枚がそれぞれの枚数に至った経緯、環境考察から採用するに至った経緯等を書き連ねていこうと思います。

思考整理や今後のデッキ作成に生かすための言語化を目的としたnoteなので、本文無料の投げ銭方式のnoteとさせていただきます。
有料部分では、今後の環境変化に合わせた採用検討カードの紹介とか、なんか適当につらつらと書いてみようかなと思います。

ロストギラティナに興味の無い人はたぶん見る必要無いです。たぶん。

収益はコレクションでもあり過去の相棒でもある、アローラナッシーコレクションに充てさせていただきます🤤🤤🤤🤤


無限回収中!いらない人はください!!

(103円の由来は、ナッシー、アローラナッシーの全国図鑑番号です)

それでは本編に入ります!!

【当日のマッチアップ】

予選

1.LTB(ガラルサンダーV、ガラルファイヤー)
 後 ○ 6-4 チーム 3-0

2.サーナイトex
 先 ○ 6-0 チーム 2-1

3.サーナイトソルロック&ルナトーン
 後 ○ 6-0 チーム 3-0

4.アルセウスキングドラ
 先 ○ 6-3 チーム 2-1

5.ロストギラティナ
 先 × 4-6 チ 1-2

70チーム中3位通過

トナメ

1.サーナイトex
 先 ○ 6-3 チーム 2-1

2.ロストギラティナ
 後 × 5-6 チーム 1-2

ベスト8フィニッシュ!

【対戦レポ】

予選1戦目

お相手ガラルサンダーVスタート、バトルVIPパスからキュワワーとゲッコウガを用意。
バトル場に手張り→エネトラッシュして逃げ→はなえらび。
あまり展開されずに番が来る。

こちらキュワワースタートから順調に展開し、入れ替え札があなぬけのひもしか無かったため、前のキュワワーを引かせてしまう。
ゲッコウガを出してきたため、まず動きを鈍らせるために雪道を貼り、アビスシークではなく正面におとぼけスピット(ロストマインで回収できるように)。

ウッウをウッウで返されるが、相手のデッキに序盤ギラティナVをワンパンできるポケモンが存在しなかったため、順調にサイドを取りすすめ、ツツジの返しにポケギア→アクロマの実験に触ることができ、げっこうしゅりけんのパーツを揃えて勝ち。

予選2戦目

超絶身内戦。相手しっぽミュウスタートからバトルVIPパスで展開し、ミュウ×2+ラルトス×3で番を返してくる。

無理やりロストを溜めて先2げっこうしゅりけんでラルトス×2倒す。

後2に飴エルレイド→ミモザから霧の水晶で再展開。

すまん。先3しゅりけんでまたラルトス2枚取る。

先4ロストマインで盤面に残ったミュウに60×2ばらまいて2-2-2で勝ち。

予選3戦目

お相手霧の水晶+レベルボールから順調に盤面展開して終わる。

こちら後1スピットを無事決めてサイドを先行。

ハンドが宜しくないのか、リファインを数回使用した後サイクルドローで番が回ってくる。

アクロマでロストを溜めて雪道を貼り、正面をおとぼけスピットで倒す

リファイン→エルレイド進化→バディキャッチ→さぎょういん(お見事!)から盤面が進まずにサイドを取られず番が来る。

再び雪道で蓋をしておとぼけスピットで3枚目のサイドを取る。

相手のデッキに雪道を割れるカードがスタジアム現物しか残っていなかったようで、そのまま技宣言されずにサイド取りきって勝ち。

雪道ガン刺さり!

予選4戦目

お相手タッツースタート。逃げ0を利用しそのまま後1トリニティチャージ。

キングドラに進化されることを嫌い、雪道で蓋をしながらサイドを2枚あげる気持ちで先2、先3アビスシーク→ロストマインでタッツー×2から倒すコースを取る。

ギラティナVを取らせた返しにヤミラミでタッツー2枚取り、余った4点をアルセウスVSTARに乗せる。
返しにチェレンで回収+新品のアルセウスVを置かれながらヤミラミ倒される。
雪道ツツジでアルセウスVSTAR流しながらロストインパクトで正面突破。返しに進化されずにパワーエッジ、番が来て正面倒して2-2-2で勝ち。

予選5戦目

先1でロスト1枚しか溜められずに終わる。

相手のあなぬけのひも+後1スピットでサイドを取られることを嫌ってゲッコウガを前に出すと、エネも入れ替え札も何も引けずに3ターンドローゴー。その間に盤面を作られて先に裏のギラティナVを取られてしまう。
前が開放された瞬間キュワワー×2+アクロマ+ロストスイーパーで7枚まで溜めるが入れ替え札1枚引けずにカウンター失敗。

返しに殴りに来なかったため、ボスで裏のギラティナVSTARを取る。

ツツジから必要札を引ききれずに正面倒せずに負け。

トナメ1戦目

こちらも相手もとんでもない事故からスタート。
先1ウッウスタートドローゴー、後1バトルVIPパスでラルトス3面並べてエンド。みたいな。

先2アクロマ+ロストスイーパーで4枚一気に溜めておとぼけスピットで正面倒す。
相手後2でちょっと動くがそこまで動けず番が返ってくる。

ロスト溜めながらギラティナ2面各2エネ+ヤミラミまで着地させ、順当にゲームが進みサイド取りきり。

今後もロストスイーパー続投を決意する試合になった。

トナメ2戦目

お相手先1ギラティナスタート手張りエンド。
アビスシークされることを嫌って、後1おとぼけスピットコースを選択。プラス、ネオラントVやかがやくゲッコウガで解決されることを嫌い、雪道を貼りながら前を小突く。

先2新しいギラティナでアビスシーク。
後2からギラティナ2面育てて殴り合いが始まる。
相手がVSTARを2枚ロストしていたため、VSTARを優先的に殴る。
相手にサイドを先行してもらい、ツツジから必要札を揃えに行こうとするが薄い山から当たりを引けずにそのままズルズルと負け。

分の良い賭けに負けた…。

【デッキ選択の経緯】

まずは、なぜ自分がロストギラティナを使用するに至ったかです。

簡単です。

他にデッキがなかったから

です…………()

ロストアビス発売時より半年間、ロストギミックを多用したデッキを好んで常に使用しておりました。
ギラティナVSTARに始まり、各種LTB、使用はしていませんがヌメルゴンVSTARや空ピカジュラルドンVMAXのデッキ考案もしました。

これまでの経験から、Dレギュレーションが使用不可となった場合でも、他のデッキより致命傷を受けないのではないか?と思っていました。

クイックボールや回収ネット、ふつうのつりざおなど、非常に重要なカード達が使えなくなってしまいました。
ですが、代わりとなるネストボールの再録や、キュワワー現物をベンチに並べて、ポケモンいれかえやあなぬけのひも、ビーチコートでロストを稼いだり、エネルギー現物を増やしたりクララを採用することで全てにカバーが効きます。

結果として、デッキとして成立しなくなった亡霊たちや、形は保てているが著しいパワーダウンを受けたデッキと比べ、安定性や火力はある程度維持できていると判断しました。

DーF環境各デッキの最大値イメージ
E-G環境の場合

上記のことから、年が変わる前から新レギュ後もロストギラティナを使用し続けることは確定でした。

ジュペッタexは元々好きなポケモンであり、性能としてもゲンガー&ミミッキュGXの面影を感じとても惹かれましたが、先2グッズロックで勝てる環境では無いと判断し、早々に選択肢から外れました。

かわいしゅぎるねぇ🤤
くそお世話になりました……!

【環境考察】

こちらの頁から、新発売されたカードたちから、特に環境に現れるであろうと思っていたデッキから解説していきます。
それぞれの解説が不必要な方は目次から飛ばしてください。

《ミライドンex》

スカーレットex、バイオレットexの表紙となるポケモンが発表された直後、世間一般ではミライドンexの特性「タンデムユニット」に注目が集まっていました。

雷デッキならバトルVIPパスの上位互換

ポケモンカードはとても分かりやすく、書いてあることが強ければ強いほど強いです(当たり前だ)

ネストボール、ハイパーボール、嵐の山脈1枚あればベンチを埋め尽くすほどの展開力を持ちます。

雷デッキを考えるにあたり採用候補となる、特性「エレキダイナモ」を持つモココ。
存在するだけで常時エレキパワー発動となるレジエレキVMAX。
どちらも進化ポケモンであるため、序盤で並べることが大切ですが、ミライドンexの特性により全てが解決します。

サイコリチャージお世話になりました。
ビーチコートの関係でこの子が採用されることが多そう
書いてあること全部強い
自分にバフが乗らない事だけが残念
上技下技どちらも優秀

下馬評としては、性能は限りなく強いが、モココに寄せると安定して殴れるが火力が心許なく(大物の突破がライチュウVのみになってしまう)、レジエレキVMAXに寄せるとエネルギー加速をエレキジェネレーター頼り(右手が強いひとはどうぞ)になってしまう。
かと言って両採用は進化ラインが増えてしまい、ビーダルやブロロロームを潤滑油にしづらくなってしまいます。

環境序盤でミライドンexを使って勝てる人は、山圧縮が的確かつ右手が強いか日頃の行いがいい人達なんですかね()
自分はそもそも惹かれずに考察すらしていませんでした←

個人的な感想としては、一定数存在はしそうであるが、環境topとなる存在には思えませんでした。

《サーナイトex》

次いでサーナイトexです。
今シリーズのメインであるexポケモンの醍醐味、非エクが最終進化でバグレベルの性能に化けるのコーナーです!

鋼弱点で収録されると思ってた

サーナイトexの特性、「サイコエンブレイス」は、後続を育てる必要が無くなる代わりに耐久値を少し下げる、というものです。
特性との噛み合いの良さから、メインアタッカーに据えるというよりは、サブアタッカー兼システム枠だと判断しました。

相棒として真っ先に頭に浮かんだのはミュウツーVUNIONに黒馬バドレックスVMAX、次にアルセウスVSTAR+ギラティナVSTAR、最後に各種超タイプのポケモンを採用したバレット構築です。

サーナイトexの醍醐味は2進化で300超の耐久を持ち、エネルギー加速が容易なことですが、進化前がとても優秀なことも挙げられます。

やりくり、とりひき、全部強い
ラルトス飛ばして盤面に並べられるのが強い

Gレギュレーションでメインの置きドロソになると言っても過言では無いほどの実用性を持つポケモンが進化前である、というのは、デッキの安定感の向上に大きく関わります。

無理なく4枚採用することができ、しかも山札を圧迫しません。

縦引きを加速させ、トラッシュに不要札を落とす=圧縮が容易、進化先と相性のいい進化前の特性、三拍子揃って弱いわけが無いですね。
評価としてはミライドンexよりも上です。

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ここから下は既存デッキの解説です。
不必要な方は目次より飛ばしてください。

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《アルセウスVSTAR》

Fレギュレーションの顔、全てのポケモンの生みの親。全知全能。メインアタッカーも後続育成も盤面形成も全部こなしちゃう万能神。
皆さんご存知アルセウスVSTARです。

くそお世話になり続けます……!

環境序盤でまだ上位デッキが固まっておらず、Dレギュでデッキを支えてきた各種グッズやサポートがレギュ落ちした事もあり、今までよりも全てのデッキが安定感に欠けます。
が、特性の「スターバース」により有り余る安定感を維持し、環境上位に君臨すると判断しました。

手を替え品を替え相棒を替え、たまに単身で戦場に乗り込む姿勢には敬意すらあります。

ワンパン合戦じゃ無くなることが1番の恩恵だと思います。
チェレンの気くばり最強!!

ちょっとだけお世話になってます……!

《ミュウVMAX》

Eレギュで最も息の長いデッキ。新弾が出る度に強化とメタを受け続け、今後もしぶとく残り続けるでしょう。ムゲンダイナVMAX、いつ当たっても嫌だったなぁ…

ウッウロボの影響により新規参入が少ない+練度の高い人が使用し続けているため、数の割に勝率が良いイメージ。
ドラピオンVの存在自体が抑止力になる。

後1で殴れる可能性のあるデッキが増えてきましたが、非エクがVポケモンを倒せる火力を出してくるのはこのデッキだけですね(今のところ)。

クイックボールのレギュ落ちにより、以前よりハンドが詰まりやすいようです。

後1メロディアスエコー種切れ。
私の嫌いな言葉です。

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ここまでご覧になってくださった皆さんには
わかると思います。
頂への雪道の刺さり具合が半端ないんです。

メタカード大好き人間の自分は、さっさと雪道で相手を止めて、こちらはヌルヌル動いて盤面を完成させ、相手がアタッカーを育て始めた頃には磐石な盤面を作り上げ、いくらツツジが飛んでこようが盤面で解決している。というコンセプトからデッキを組み上げることに決めました。

それゆえの雪道4枚採用です。
使わない対面であればバトルVIPパスと同様に、
ロストの肥やしにします。

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《LTB》

自分の予想では、俗に言うヤミラミリザードンのみが環境に残ると思っていました。

なぜならアタッカーにミラージュゲートを必要としないため、ロストを序盤に急いで7枚溜める必要がありません。
かつ、序盤の省エネアタッカー、中盤のばら撒き、打点調整にサイド回収、終盤の詰め性能が無駄がなく極めて高いと思っているからです。

そして他のデッキはふつうのつりざおに依存してデッキを回していたため、その役割をクララとエネルギーリサイクルに分断されることになります。

サポ権をクララに回すということが、強く無いデッキと環境になってしまう、という見通しを付けており(クララを打ちたいターンにツツジを要求されるシーンが多い)、かたきうちザマゼンタやロストカイオーガの活躍の機会は各デッキへの相性的にも減ると思っていました。

Dレギュが落ちて空いた枠に潤滑油を入れるもよし、メタカードを入れるもよし、現物増やすもよしで弄り甲斐がありますね。

新環境上位候補である進化exにはヤミラミが強く、たねexにはかがやくリザードンが活躍してくれます。

《ロストギラティナ》

自分で使っておいて言うのもなんだけど、こんなにロストギラティナ流行ると思ってませんでした…()
ミラー練習しないといけないですね。

序盤の 【デッキ選択の経緯】 の欄でも描きましたが、Dレギュが落ちて大きく困ることが少なく、序盤暇な時にアビスシークでロストとハンドどちらも肥やすことが出来るのが大変優秀です。

また、メインアタッカーが高打点であるため、サイド2枚のポケモンでありながらも、ワンパンされなければサイド4枚分ほど働いてくれます。
2進化ex相手でもヤミラミで回収することを考えると、ロストインパクト×2+ロストマインで3ターン攻撃に時間をかけ、サイドの損失3枚で4枚分以上の働きが見込めます。

本当に数居ないと思ってたんですよ、過小評価でした…()

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長くなりましたが、ここから環境予想、及び予想に基づいた構築の解説となります。

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【環境予想】

皆さんTwitterやYouTube等でよく見かける画像の出番です(1回作ってみたかった)
初めて作ったんで見た目が宜しくないですが…ちょっとずつ練習します!お許しください!!()

個人的見解です。
今回のTier表は、対面で当たりそうランキングとデッキパワーを独自の理論に基づいて(要するに直感)並べました。

今回のデッキを組み上げた際は、Tier表下部のデッキは構築の段階から切っています。S~B辺りのデッキと8割程当たると想定し、上位帯のデッキに有利を取れる構築に仕上げました。
実際1日を通してサーナイト軸のデッキとロスト軸のデッキ、そしてアルセウス軸のデッキにしか当たりませんでした。

会場にはチラホラ悪連撃ウーラオスや、ルギアVSTARが見受けられたり、チームメイトがダークライVSTARを使用したりしていましたので、概ね予想通りの環境だったかなと思います(本当にギラティナ最多だとは思えなかった)。

60枚を組み上げるに当たり、自分の中で外せなかったポイントが頂への雪道の4枚採用です。
現環境先1で張って1番強いスタジアムであり、中盤、終盤を問わず腐る時がありません。腐る対面では自分で張ったスタジアムをロストスイーパーで、手札で腐っているバトルVIPパスや、2枚目以降の頂への雪道で剥がします。

【デッキレシピ】

みなさんおまたせしました。
当日使用した60枚です。

はい、ヤクザですね。自分でも思います。

Gレギュレーション始まったばかりで強いテンプレがまだ出回っていないので、なぜそのカードをその枚数採用したのかを可能な限り言語化していきます。

〖ポケモン編〗

・ギラティナV VSTAR 4-3

本デッキのメインアタッカー兼ドロソ
全体的なゲームスピードのペースダウンにより、アビスシークを複数回宣言する試合が増えました。

1体目をアビスシーク用に捧げ、2体目、3体目をアタッカーとして運用していくことが多いです。

現環境では今までよりスタートした際のストレスが少ないことや(先2で220以上の打点を安定して出せるデッキが激減した)、クイックボール、キャプチャーエネルギーのレギュ落ちにより、アタッカーを並べやすくするために現物を4枚採用しました。

たまに撃つひきさくが強いンゴ。

・かがやくゲッコウガ 1

Dレギュ終盤では、自分はかがやくリザードンを好んで採用していました。なぜなら後手からルギアVSTARに対して明確な勝ちプランを通しやすくなっていたからです。

先2でルギアに非エクを取らせ、後2でギラティナがカウンターで倒し、先3でイベルタルに倒され、後3にシンオウ神殿+ツツジを決めながらおとぼけスピット、2体目のルギアがシンオウ神殿を割るために殴ってくるので返しにベルト+かえんばくで取る。ここまででサイドが4-5となりながら非エクを前に差し出せます。
神殿ツツジの返しに相手のリザードンやアーケオス、ネオラントVが殴ってきていた場合はシンオウ神殿を剥がす札を1枚使っているので、もう一度シンオウ神殿を貼ればだいたい止まってくれます。(ました。)

現環境では回収ネットのレギュ落ちにより、キュワワーを複数回使って盤面を整えることができなくなったり、各種利便性の高いグッズが使えなくなってしまいました。なのでかくしふだの2ドローの重要性が高まります。
そして、ex環境が進めば進むほど、げっこうしゅりけんのバリューも上がります。
よってかがやくゲッコウガを採用しました。

・キュワワー 3

ロストギミックはまずキュワワーを4枚採用することから始まると言っても過言ではありません。
ですが、現環境では後1に無理におとぼけスピットを決めに行くより、アビスシークでハンドを肥やす方が強かったりします。

そもそも回収ネットがレギュ落ちしてしまい、キュワワー→キュワワーへスイッチする時と、ギラティナVからキュワワーへスイッチする時の要求札が同じになり、初手にバトル場へキュワワーを送り出すハードルがあまり高くないです。
現段階ではスタートしたらラッキー、基本的に盤面に2体置いて死に出しから入れればOKだと思っています。

入れ替え札1枚+逃げる権利を使ってアタッカーに入れ替わりたいので、盤面に現物2枚、1枚はサイド落ちや、ロスト送りを考慮して3枚採用です。

・ウッウ 1

後1雑殴りイージーウィンポケモン。
相手の貴重なラルトスを1匹潰してくれることに一役買います。
ロスト系統のミラー戦でも引っ張りだこですね。

クレッフィをコイツで倒すことはできないので注意しましょう。(3エネ付けるなら別)

ロスト環境が進めば2枚目の採用も視野に入れるべきだな〜と思っています。今は雪道の方が大事!!ヘビボはコイツの代わりにならない!

・ヤミラミ 1

コスパ最強の非エク。非エクのたねポケモン相手にはコイツを2回使うだけでめちゃくちゃ勝てます。
大物相手にもロストインパクト280の圏内にしたり、倒しきれなかった分を回収してくれます。

バラマキは慣れるまでが大変ですが、対面を繰り返していくと、この盤面だとこのアタッカーでそのうち取る事になるから、今これだけ乗せておくと楽だな〜って思考が早くなります。
ロストミラーだと、相手のHP70のポケモンに2点ずつ乗せるのが吉です。(新しく出てきたキュワワーやマナフィと合わせて120となり、ロストマインで2枚取れるようになる)

基本的に終盤でしか使わないので、使いたいタイミングでサイドから拾えていればいいので1枚採用です。ヤミラミは現物2枚目よりはヘビボ優先かな〜

〖グッズ編〗

・バトルVIPパス 4

最強の初動札。これまでの環境だと最序盤にアタッカーを並べ、ゲームを進めながらアタッカーを複数体育てる必要がありましたが、現環境ではわりとスローペースでゲームが進むことが多いです。

ではなぜバトルVIPパスを採用しているのか。
それは、キャプチャーエネルギーが存在しないからです。ギラティナVに手張りをすることで盤面を展開しながらロストインパクトの肥やしになり、キュワワーに手張りをする事でアタッカーを用意しながら逃げエネにもなりました。
ネストボールの再録により似た動きはできますが、さすがに敵いません。

また、アビスシークプランを取る場合、バトル場のギラティナVは被弾することがほぼ確定であるため、後続に新品のギラティナVを用意したいです。
その場合、ギラティナV現物プラスネストボールを後1で要求されるよりも、1枚で解決できる、かつ盤面に余裕があれば次の置きドロソを用意することが出来る。という点に魅力を感じています。

また、ゲームスピードのスローペース化=サイドを取るタイミングが遅くなる=時間切れ両負けの可能性が高くなります。はなえらびやアクロマの実験でヒットした際、僅かにでもタイムロスを無くせ、脳の消費カロリーを抑えることができる点も評価が高いです。
逆に言えばトップで引いて1番嬉しくないカードではありますが、その時はロストスイーパーの肥やしにしましょう。

・ネストボール 3

バトルVIPパスの5枚目以降として。保険枠。兼中盤の山確認カード。
採用して強いと思えるボールが無く、とりあえずの盤面補強として採用しました。

前環境で、バトルVIPパス:クイックボール:キャプチャーエネルギー=3:1:3の計7枚で回しており、とりあえずボールは同じ配分にしておこう、という思いから3枚採用です。

盤面が出来てしまうとキャプチャーエネルギー以上に仕事が無く、だいたいロストに飛んでいきます。
1枚ハイパーボールにしてもいいかも……

・ポケモンいれかえ 3

本構築は、キュワワーの現物を並べてローテーションしてロストを貯める方向性では無く、アビスシーク、ロストスイーパーで貯めることに重きを置いています。

ポケモンいれかえを使用したいタイミングは、後1でギラティナVを送り出したい時、技宣言を行ったポケモンを下げてキュワワーにスイッチしたい時、ウッウやヤミラミで対戦がスタートしてしまった時です。

技の反動を持っているポケモンもおらず、こちらの任意のタイミングで使えればいいため、初手に必ず欲しい!というカードでは無いため、バランスを見て3枚採用に落ち着きました。

2枚くらいいれかえカートにして、ミラーやロスト系統のバラマキや、おとぼけスピットを受けたギラティナVを2パンラインから外したりするのも偉いな〜と思います。
VSTARを下げたい時にいれかえカートしかない!ということが嫌いで自分はしませんが……

・あなぬけのひも 3
 
ポケモンいれかえによせても良いのですが、個人的評価がめちゃくちゃ高いカードです。

いかにも後1スピット打ちます!みたいな盤面を作り、倒されてもいいポケモンを差し出させて軽く縛りながらアビスシーク、というプランがお気に入りです。

サポ権を使わずにクレッフィやエンペルトVを退けられるのは強いですが、そういったロストに対するメタカードを構築段階で採用している方たちは、だいたいあなぬけのひもをケアしてベンチにもう一体出してきます。
このカードを過信するのはよくありません。

また、ギラティナVSTAR程の火力があれば、あなぬけのひもが擬似的なボスの指令になる盤面が多く、また、ベンチに多様なアタッカーを並べておくことで後出しジャンケンができる事を評価しています。
あなぬけのひも+ツツジで相手のプランをぐちゃぐちゃにしながらげっこうしゅりけんやロストマインで前を無視するプランが強いです(相手による)

・ミラージュゲート 4

今までの環境よりも使いたいタイミングが増えました。(キュワワーに付けて逃げエネにする、げっこうしゅりけんを連打する……etc)

ふつうのつりざおが無くなってしまったため、以前より使い時を選ばなければいけなくなりました。が、その分プランを通せた際のアドバンテージは大きいです。
序盤から終盤まで無駄遣いできないカードのため4枚採用(といいつつ初手のはなえらびでロストされがち)。

・エネルギーリサイクル 1

以前まではふつうのつりざおを2枚採用していました。
現環境では回収ネットが無くなったため、エネルギーをトラッシュして逃げる場面が増えたこと、必要札を探しに行くのにかくしふだを宣言すること、この上記2点があるため、エネルギーリサイクルは大事に使わなければなりません。枠があれば2枚目が欲しい気もしますし、1枚でも足りる気はします。

2枚目が欲しい理由→ミラージュゲートを打つタイミングで山に2色戻したい、サイド落ち、ロスト行きケア、げっこうしゅりけんを気楽に撃てる

1枚で足りる理由→ミラージュゲート2回分以上のエネルギーを戻せる、エネルギー管理ができていれば困らない、ギラティナが常に2面おり、後続に1エネ付いていればクララでスターレクイエムまでいける

が、エネルギーリサイクルを使用するタイミングで山の中に必要なエネルギーの色、枚数を確保できるように立ち回れば1枚で足りるため、泣く泣く1枚採用です。
げっこうしゅりけんを打つプランの場合は、だいたいの確率でロスト出来なくなってしまいますが、相手がルール持ちの場合はギリギリ足りることもあります。後述するクララ超重要。

・ポケギア3.0 2

色々と物議を醸していますね。個人的には必須とは言いませんがあると嬉しいカードです。
ネオラントVを採用したい人はいらないんじゃないでしょうか。

自分の考えとしては、序盤にアクロマの実験を探しに行く際、バトル場キュワワー1回と、かがやくゲッコウガの特性を使い、上から4枚見れると思います。
その4枚でアクロマの実験にヒットするのか否かでは無く、ヒットしなかった場合にポケギアを使うと、結果として、アクロマの実験を探すために上から2+2+7=11枚見れていることになります。
ので、ポケギアを上から7枚見るだけのカードという認識はあまりありません。(ギラティナやヤミラミ等でスタートしてしまい、一切山に触れない時はご愛嬌)

・ロストスイーパー 2

今の環境は別に無くてもいいカードです。むしろ不採用でもなんら問題はありません。
なぜ採用しているのかというと、このカードを使用することにより、先2でミラージュゲートを使うためのハードルが下がったり、ロストマインを1ターン早く打つことができます。

回収ネットが無くなってしまった関係上、ロストを溜めるペースが明らかに落ちました。
例えば先1でロストが1枚しか溜まっていなくても、アクロマの実験+ロストスイーパー(自分の雪道を剥がす)+はなえらび×2で6枚、一気に7枚まで貯めることが出来ます。
相手視点、1ターンでロストが6枚溜まるということは、現環境意識外からの攻撃であると考えます。
甘えてギラティナ1面でのアビスシークや、マナフィを用意せずに非エクが並んでいた場合、先2でサイドを2枚取りつつ、返しに相手から殴られないという盤面を作ることが出来ます。
空白の1ターンを使い、ツツジに備えた盤面を作るもよし、ロストを肥やしてロストマインを撃ち相手のシステムを枯らすもよし、なんでも出来ます好き放題です。

ロストギラティナのデッキには張られて困るスタジアムや道具が今のところ無いので、本来の使い方をすることはほぼありません。が、相手を雪道で止めて自分はスイーパーで剥がしてかくしふだで動き、また雪道で蓋をする。というような雪道黒馬のような戦い方もできます。
みなさんぜひご使用ください。

・こだわりベルト 1

無くても困らない枠。入れたいカードがあれば多分ここから抜けます。

新環境序盤ではサーナイトexとミライドンexがそれなりに居ると仮定し、それぞれの相棒としてHPが310ラインのミュウツーVUNION、レジエレキVMAXが採用されると考えました。
そして、無視できないミュウVMAXが環境にはいます。

スターレクイエムでサイドを3枚取る事ができますが、エネルギーがサイド落ちしていたり、エネルギーリサイクルをロストせざるを得なかったり、終盤エネルギー現物が足りなくなってしまうことがたまにあるため、先にスターレクイエムを使用してしまってもサイドを取り切れるように採用しました。

現環境大きなお守りは存在せず、フルフェイスガード等の耐久値を上げるポケモンの道具の採用も見られません。
サーナイト軸のミュウツーVUNIONであった場合、Vガードエネルギーは採用しずらい。と思っています。
ので、中盤にサーナイトexを倒すためにスターレクイエムを使用し、倒されずに番が返って来たところで、(倒されているなら2体目のギラティナVSTARに)ベルトを装着して310点出してもらおうと思っての採用です。

(今更ですが、サイコエンブレイスで最低4個ダメカン乗るね……サーナイトexのテキストを雰囲気でしか覚えていなかったです……反省)

マッチアップ的に1度しか使わなかったけど……
しかもVガードアルセウスの突破……

ミュウVMAXがオドリドリ標準搭載になるなら要相談枠。

〖サポート編〗

・アクロマの実験 4

ロストギミックのメインエンジン。山札の圧縮と手札補充を同時に担ってくれます。
上から6枚見て3枚ハンド、2枚ロスト、1枚山に戻してシャッフルする、くらい書いてくれても良いのになぁって思います(わがまま)

相手にアクロマの実験を持っていると悟られないようにしながら上手く立ち回りましょう。

先攻なら先2、先3とツツジを打たれた返しに計3枚。後攻なら後1、後2、同じくツツジの返しにドロサポとして1枚で計3枚使います。
最序盤から素引きしておきたく、1ゲーム中3枚使うので+1枚採用。
スターレクイエムを使わない対面もあるので、5枚目のアクロマの実験として、森の封印石を採用する型も最近は見受けられてきました。

・ボスの指令 1

ベンチ呼び出すマン!サカキが1番多くサイドを取れます。
以前の環境ではアタッカーが常に前におり、ハンド干渉や盤面で有利を取りながら前を倒していくゲームであったため、ここの枠は1枚で事足りました。なんなら使用しないゲームもあったため不採用も検討しましたが、1枚あるとないとでは選択肢の幅が変わるため、保険として採用していました。
その名残で1枚採用のままだったのですが、ex環境が進むと進化前がベンチに並ぶため、1進化なら(ギリギリ)倒せるウッウのバリューが上がります。

1日を通してウッウでキルリア取りてぇ〜って思うことが何回かあったので2枚目は今のところ要採用かと。
ほかの対面でも、ポケモンを回収する札がクララやミモザ、たまにレスキューキャリーしか存在せず、ウッウで相手ベンチのマナフィを倒すと、げっこうしゅりけんから逃げるためにサポ権を消費させることが出来ます。

・ツツジ 1

今環境では、以前よりツツジが刺さりにくいと感じています。
ロストギミックは何だかんだはなえらびから動けるし、リファイン多用されがちだし、ミュウにはフュージョンシステムがあります。
雪道ツツジでも封印石1枚で解決される……
非エク+VSTARデッキの特権としてツツジを早い段階から強く使えるので、お守りとして採用しました。

実際ツツジで相手止まらんくね……??

・クララ 1

繰り返し使いたいポケモンがいるが、ふつうのつりざおが無くなってしまったため泣く泣く採用。クララにサポ権を割くことが弱すぎる……

主な使い方は

1.ウッウやクララヤミラミの使い回し
 →主に対LTB

2.ギラティナVSTARに触るボールとして
 →倒された後にトラッシュから進化+手張りでスターレクイエム+かくしふだ用のエネルギーを回収

3げっこうしゅりけんの2回目
 →かがやくゲッコウガ+手張りのエネルギーを回収し、ミラージュゲートから再び起動

となります。
サポ権を消費してしまいますが、それに見合うリターンのあるカードです。が、クララ打ちたいタイミングってツツジ打ちたいタイミングなんだよなぁ……(遠い目)

〖スタジアム編〗

・頂への雪道 4

今回の再注目目玉カード!!!雪道最強!!特性ロック最強!!!先1で貼ってミライドンexもゲノセクトVもネオラントVも止めるぜ!!!雪道4枚押し付けてサーナイトexの特性も使わせないぜ!!雪道ツツジ決めまくるぜ!!!

……大変失礼致しました。取り乱してしまいました。
これだけテンション上がってしまうくらいこのカードが好きなんです。性格悪いって言わないでください()

頂への雪道が刺さる相手にはそのままスタジアムとして活用しますし、刺さらない相手にはロストスイーパーを使用し、ロストの肥やしにします。
使わない対面ではアクロマの実験やはなえらびで選択肢を減らせるので、こちらの負担になる事はほぼ無いカードです。初手に2枚来ても全然いい。

現環境1ターン目はルール持ちポケモンの特性で回すことが多いため(フュージョンシステム、タンデムユニット、かくしふだ、ルミナスサイン等々……)、真っ先に蓋できるのが1番強いですね……。こちら側は雪道で止まる!という事が無いデッキなのが強みです。

ツツジを打ちたいタイミングで探しに行く手間を省く意味も込めて4枚採用です。序盤から終盤まで隙が無いのが好きです。

ウッウスタートキュワワー無しでも、アクロマの実験とロストスイーパーを合わせて入れ替え札無しでおとぼけスピットが成立します。ちょっとオシャレ。

〖エネルギー編〗

・基本草エネルギー 4

ギラティナの動力源①。ギラティナVSTARが動く時に1枚付いていれば事足りるので、1枚はロストに、1枚はサイド落ちケア、落ちていなければかくしふだや逃げエネに。残り2枚をギラティナ2面に付けるのが理想です。

前環境では、逃げ1のポケモンたちは回収ネットやふうせんで逃げることができていたので、逃げエネとしてエネルギーを使うことが少なく、1枚詰めて3枚採用としていました。

ふつうのつりざおのレギュ落ちに伴い、現物を確保する方向にチェンジして4枚目を採用。

・基本超エネルギー 4

ギラティナの動力源②、兼ヤミラミ用エネルギー。
エネルギーの採用枚数、理由については上記と同じですが、ヤミラミで使うから1枚増やして5枚採用!って人をたまに見かけます。
エネルギー管理に慣れれば不必要だと思いますが、不安な人は5枚目を入れたらいいと思います。

この構築の場合はクララがあるので、トラッシュに落としておくことで起動パターンが増えます。

・基本水エネルギー 4

一般的に、ここは3枚採用の人が多いと思います。
現環境げっこうしゅりけんの通りがとても良いので、序盤に手張り+ミラージュゲート1枚の消費で起動したい思いがあり、水エネルギーの4枚目を採用しました。

しゅりけんの通りがいい対面として、ロスト系統のミラーやサーナイトexが挙げられます。
どちらのデッキも1ターン目からマナフィを用意するには少しハードルが高いと思っています。

というのも、
①相手の型が判明するまで置きたくない→ヤミラミの餌になってしまう。
②最序盤ある程度の展開が必要なため、ボールをアタッカーやシステムに割く必要がある。バトルVIPパス+1が基本的に相手の初手にあると思っており、そこからさらに1枚ボールが無いとマナフィまで置ける余裕が無い。

という思考に基づいた判断です。
本構築では先2でロストを7枚まで溜めることが可能であるため、選択肢を増やすという意味と、キャプチャーエネルギーがなくなってしまった分エネルギーの現物を増やしたい、という思いから4枚採用としました。

・ダブルターボエネルギー 1

コイツが本当に良くなかった……
ミラーとかアルセウス系統とか、ルール持ちそれなりに当たるやろ!ロストインパクトコスパ良く撃ったろ!ギラティナの逃げエネにもなるし!って思って安易に採用しました。かくしふだの捨て札とロスト送りにしかなりませんでした。皆さん絶対採用しないでください。
まだVガードの方がマシだ……。

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以上長くなりましたが、各カードの採用枚数と理由でした。次項より、各対面の主な立ち回りとなります。

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【各対面の立ち回り】

お待たせしました。環境デッキ各対面へのプランニングです。

①ロストギラティナ(ミラー)
②LTB
③ミュウVMAX
④ミライドンex
⑤サーナイトex系統
⑥アルセウス系統

上記デッキをメインに紹介していきます。
Twitter等で聞いていただければ随時追記しますのでお気軽にどうぞ。

初めに書かせて頂きますと、ロストギラティナというデッキタイプは後攻の方がパターンが多く、動きとしても強いです。
ですが、コンセプト上可能な限り先攻を取ります。

〖ロストギラティナ〗

有利不利 5:5
上振れた方の勝ち

ロストミラーは基本的に後攻が有利です。後1スピットでテンポを取っていきましょう。後2ロストインパクトでギラティナを倒せるからと言って安易に撃って、ツツジで止まらないように盤面形成と山圧縮を同時に行います。

ミラーはボスの指令が結構大事になるので、アタッカーが前にいるからと言ってあまりロストしたくありません……。(ボス→ウッウマナフィルートや、ベンチにギラティナが1体しかいない時がある為。)
なんでも出来てしまうデッキのため、相手の盤面によってどこから崩すべきか変わってきます。なので、一概にこのプランで勝ち!とは言えません。すみません……。

1つ明確に言えるのは、先2しゅりけんでキュワワー枯らせば勝てます()
あとヤミラミを上手く使うのがめちゃくちゃ大事。ギラティナVの下技、ひきさくでVSTARを誘うのもGood。
ツツジ打ちながら2面育てましょう。

〖LTB〗

有利不利 4:6

現環境で1番の(唯一の?)不利対面。
苦手が少ないのはこのデッキの好きなところです。
ロスト対面は基本的に序盤のハンド干渉が無いので、入れ替え札がたくさんハンドにあっても回しすぎない方がいいと思っています。

理由としては、先1でロストを1枚しか溜められなかったとしても、構築上1ターンでロストを7枚溜め、ミラージュゲートを打つことが可能だからです。
なので手札を隠し、「なんやコイツ弱そうやな!前のキュワワー落としてイージーウィンしたろ!」と思わせることで、盤面の展開に尽力させ、リソースを先に使ってもらい、マナフィを置かないという舐めプをさせましょう。
こちらとしては、アクロマの実験+はなえらび×2+ロストスイーパーで自分の雪道を剥がす事で、1ターンに6枚溜めることができます。要求としても決して高くはありません。
先1でのはなえらびを見極めましょう。

上記のプランはサイドを2枚取りするパターンの1つなので、頭の片隅に入れておくと色々な対面で役に立ちます。
サイドを2枚取りする、ギラティナが2パン耐える、のどちらかを2回行うことができれば多分勝てます。

やまびこホーン+ルチャブル+ロストマインの2面取りはめちゃくちゃキツイですが、ルチャブルの2枚目は無いと思っていいです。終盤に前のギラティナをワンパンorロストマイン2枚取りで負けないように立ち回りましょう。

雪道ツツジ必須!エキサイトハートを許すな!!

〖ミュウVMAX〗

有利不利 6:4

はい来ました先1雪道ぶっ刺さり対面。
ロストスイーパーや森の封印石を使わせるだけでいいです(終盤に本命の雪道を通しやすくなるため)

ミュウVMAXを雪道で止めるプランを構築の段階から取っているため、ドラピオンVは不採用です。
どうせミュウ側が雪道貼ってくるし……()
スターレクイエム+ベルトロストインパクトで3-3を通せたら1番楽ですが、このご時世ミュウを握っている人なんてどうせ握り慣れてる練度の高い人です。割り切りましょう。

3-3を狙うプランとしては、非エクを前に出しながら常にギラティナを2面立て続け、ウッウの小突きをサイコジャンプでいなしてもらい、サイドを2枚取られる前にロストを10枚溜めて先にスターレクイエムでミュウVMAXをワンパンします。
雪道ツツジorジャッジマンでドラピオンVを止めに来るので、返しにサポに触れるようになるべくポケギアを山に残し、ベルト込310点のロストインパクトを叩き込みます。
後1でVを倒されなければこのプランが1番強いです。
(最大の上振れは、前がミュウVMAXを倒す時に後続も進化+ミラージュゲート+手張りまで済ませておき、ベルト1枚で解決出来る状況にすること)

オドリドリが入ってる型の場合は、ロストマインでオドリドリに9点、3点はミュウVMAX(Vでも可)に乗せることで、こだわりベルトの要求を無くせます。
上記プランは1-2-3を目指しましょう。ひもが大事になります。

雪道型の場合でも同じように、ロストスイーパーや森の封印石を、こちらの雪道を剥がすのに使ってもらい、本命の雪道で蓋をします。
オドリドリ+Vガードが標準搭載となると心底嫌ですが、ロストマインとげっこうしゅりけんを上手く使いましょう。
アタッカーがミュウVMAXのみになるので、1回はアビスシークしても間に合います。

有利不利を8:2くらいまで上げたかったら雪道抜いてドラピオン入れましょう。

〖ミライドンex〗

有利不利 7:3

先1雪道で蓋。個人的にはモココ寄せよりもレジエレキVMAX寄せの方が驚異的です。VMAX1体いれば、こだわりベルトやまけんきハチマキで280に届いてしまいます。
いくら返しに余裕を持って倒せるとはいえこちらが持ちません。
なるべく1-2-3、ないし2-2-3を目指します。

ミライドンが必ず1度は殴ってくるので2、VMAXをロストインパクト310で倒して3、なんでもいいからスターレクイエムで勝ちのパターンが多いです。

レジエレキVMAX不採用でモココに寄せているなら、しゅりけんを早めに通して2-2-2ないし2-2-3を狙いに行きます。
デンリュウexはワンパン出来ませんが相手視点でもそれは同じなので、無視して裏から取るほうが利口だと思っています。
(最近のレシピは不採用が目立ちますが……)

最近やたらとライトニングウォールが使われるようになりましたね。はい。あなぬけのひもをガメておきましょう。

モココだったりエレキジェネレーターだったり、たねポケモンのアタッカーが用意しやすいデッキなので、的確に返せるようにアタッカーを先に並べておくのが自分は好みです。ジャッジマン多投構築にも(多少)抗えるようになります!

〖サーナイトex系統〗

有利不利 5:5

先2げっこうしゅりけん決められれば95%勝てます。
相方に何を添えているかにもよりますが、少なくともギラティナVSTARは1回使うので、先1で1体は立てましょう。1番嫌なのはジュペッタ型で、ジャッジマン連打しながらとこやみを打たれ続け、ミュウツーの準備をされる事ですかね……。
純正のサーナイトex+‪αの場合、スターオーダーでギラティナVSTARを倒されてサイドを3枚持っていかれてしまう事が多々あるので、こちら側のアタッカー選びにも慎重にならざるを得ません。
その為にも、サイドは先行しておきたいです。

後攻だった場合は先2で倒される火力は飛んでこないので(来たとしてもアメ→サーナイトex→エネモリモリザシアンV or サーナイトexがベルトを付けて殴ってくるパターン)、アビスシーク使ってもいいと思ってます。
アビスシークを宣言していた場合、ロストは6~7枚まで溜まるので、正面をスターレクイエムで吹っ飛ばします。
残りHPが280以下ならロストインパクトで!どーん!

サイドプランの理想はげっこうしゅりけんで2、スターレクイエムで2枚の計4枚がほぼ確定になるので、ウッウでラルトス、マナフィを倒せるとグッと楽になります。

〖アルセウス系統〗

有利不利 8:2

まず、ロストインパクト280点が無限に偉い……
ギラティナの280点を耐えるためにかがやくサーナイトが採用されていることがありますが、雪道で止めて280を通します。Vガードエネルギーはベルトで上から殴りましょう。2体目までならVガードエネルギーも許容です。
3枚採用は無いでしょ……?

スタジアム1枚で止まるとは思っていませんが、スターバース宣言前にとりあえず1枚雑に貼りましょう。
止まってくれたらイージーウィンコース!

相方によって、前のアルセウスから倒すのか後続から倒すのかが変わってきます。
アルセウスを非エクで支えるデッキならアルセウスVSTARから、2-3-3を押し付けてくるデッキなら後続から、というのが主な分かれ目です。

アルセウスVSTARに重きを置いている構築なら、ゲーム中盤にげっこうしゅりけんやロストマインでばら撒き、前をチェレンで回収してもらいつつ後続を280の圏内に入れます。(Vガードケアして最低3点を後続に)
ツツジでアルセウスVSTARを流しながら前をロストインパクトで倒すと後続のアタッカーが育たないことが多いので、その盤面を意識するといいと思います。

アルセウスが添え物のVSTAR、VMAXデッキの場合は後続をVの状態で倒して2枚、進化されてスターレクイエムで2枚、アルセウスVSTARは最後に残してロストインパクトで2-2-2、もしくは2-3-2を取りたいです。


以上。各対面についてでした。

【終わりに】

今回も長々とありがとうございました。
自己満noteですがみなさんのお役に立てたらいいなと思っております。
本構築はミラーに強い構築ではなく、ロストギミック以外のデッキに対して強い構築です。(ロストギラティナを過小評価しており、こんなにギラティナが増えると思ってなかったの……😅)

諸説枠が色々と見受けられる突貫構築なので、まだまだ煮詰められると思います!みなさん好きにいじって下さい!!

今後もよいポケカライフを(( 'ω' 三 'ω' ))

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