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昨日、2023年8月10日にめでたく2公演目を終えた「宝船」なんですが、今更6月の福岡宝船の話さしてもらいますね。
いやもうほんと、なんでこのタイミングで福岡の話?って自分でも思うんですけど、なんとなく順番通りの方がいいかなくらいのこだわりです。
そんなこと言ったらひとつも書けていない2021年からのライブ忘備録書きたいんですけどね、それはまたの機会に。

さて、過去記事の通り、2021年後半から我が第三次お笑いブームが来ており、すっかり劇場通いにも慣れた今日この頃、ついに「単独公演」なるものに足を運びました。

すゑひろがりず単独公演「宝船」です、名前めでたすぎない?徹底しているなあ。
前回の全国ツアー「諸国漫遊記」であったり「◯ひろがりず」であったり、そういったものが通り過ぎた後にハマった身としては、ここからブチ上げるぞくらいにテンションが上がっておりました。ここが戦場だったら真っ先に槍持って飛び出して散るやつくらいの。
あと、純粋に福岡が好きなので、推し漫才師が推し都市で単独公演とか何かしらの罠なんじゃないかと思うくらいありがたかったです。
さらに言えば空港やら飛行機がこれまた好きなので、食虫植物のまわりをわーいと飛び回ってる虫ほどわかりやすく飛び込みました、ホイホイが過ぎる。

滑走路をさ、唸りを上げて滑り出す機体、もう「愛のCoda」なのよキリンジの。いつも離陸時は愛のCodaを聞きます、最高にアガるので。
福岡に着いたら今度は博多→唐人町→天神→博多と空港線のレールの上から外れることなく移動し、天神と来れば「さわって・変わって」をエンドレスリピート、スピッツですね。
旅先で環境や土地に合わせて曲を選ぶのが好きで、今回はスピッツ多めで楽しませていただきました。

人生初の「ラーメン屋さんの行列に並ぶ」を経験し、待ってる間「美しい鰭」の「う〜つくしい」が来る度に(この高音こそ美しいんだわ)と込み上げ、博多純情ラーメンを一口啜って感動し、飲み干したスープで腹がちゃぷちゃぷのまま唐人町へ。
「YM71D」を聞きながら河川横で迷子になり、流石にもう進むのやめた方がいいなと引き返したのも今となっては良い思い出です。

そうこうしてようやく辿り着いた福岡よしもとダイワファンドラップ劇場、せっかく来たのだから単独だけじゃもったいないと1つ前の公演から観てました。
これがね、また凄かった、矢野・兵動さん目当てだったけどサカイストさんが!面白いしテンポも好きで、他の漫才もぜひ生で観てみたいと思いました。
初めての劇場に行くと、こうして初めて観る芸人さんの面白さに触れられるのが良いですよね。よく行く関東の劇場には関西弁が自然と溶け込んでいますが、福岡の劇場では福岡のお国言葉がちらほらと。こういう楽しみもあるから、様々な劇場に行ってみたくなります。

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