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題材は深刻だけど小学校低学年でもスラスラ読めます 『エネルギー危機のサバイバル』

ほぼ毎日読書をし、ほぼ毎日「読書ログ」を書いています。411冊目。

いつもの主人公たちが訪れたスキーリゾートで大規模な停電が発生、何日も停電が続く事で、社会がいかに電気に頼る事で成り立っているのかを、様々なトラブルを通して見せてくれている。

元が韓国の作品なので、日本とは電力事情などに大きな違いがあるようで、読んでいて不自然に感じるところも多いのだけど、そこはフィクションとして「長期間停電が続いてしまった違う世界の話」という設定を受けれ入れてしまえば特に気にならない。

エネルギー問題の発端に国際政治が絡む事、化石燃料に頼り切った社会の脆さ、集団パニックになったときの人間の醜さなど、子供向けの作品にしては割と切り込んでいる印象。


ひとまずサバイバルシリーズは一段落。

長女が次に狙っているのは「深海」ですって。

「それって有意義だねぇ」と言われるような事につかいます。