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毎日読書#209 『エルマーの冒険』(ルース・スタイルズ・ガネット / ルース・クリスマン・ガネット)
どうしてもカバンが太ってしまう。仕事に行くだけなのに、1泊旅行なみにカバンが太ることも多い。
ついつい、ありもしない不測の事態を考えて、あれこれと詰めてしまう。
本が読み終わると困るし、読み終わらなくても、途中で飽きたら困るので、必ず2冊以上入れるようにしている。
メモ帳は全てA5の1冊にまとめ、何もかもそのノートに書くと決めているのに、いつの間にかスケジュール帳が追加された。そして、メモ帳に書く前のメモ帳としてリーガルパッドのジュニアサイズを持ち歩いている。
ポケットにもメモ帳を入れておきたいので、ポケットサイズのリーガルパッドもホルダーに入れて携帯している。
あと、本の感想のメモなんかは、大きいサイズの紙にグワッと書きたいので、レターサイズのリーガルパッドも入っていることが有る。
リーガルパッドだけで3種類。
ボールペンもフリクションの4色と、その替芯はマストだ。それとは別に、フリクションの単体の赤を、0.5と1.0の二本の太さで用意している。これは、読んでいる本に赤線を入れるときに使うのだけど、本の大きさにあわせて先の太さも変えている。なぜって? 文字間隔が違うからに決まってる。
それ以外にもジャケットのポケット用にジェットストリームのリフィルに交換済のパーカーのソネット、たまに太い文字を書きたくなるといけないので、ラミーの万年筆を1本。インクのリフィルも念の為。あとは、レギュラーボールペーンであるSARASAのブルーブラックの0.3を2本。
本を読みながら赤を入れるのだけど、本によっては付箋を貼りたくなるので、ダイソーで買った半透明の付箋を数セット用意している。なぜ複数のセットか、それは、ダイソーの半透明の付箋は透明の薄いケースに収められており、栞の代わりにちょうどよいからだ。私はカバンに数冊の本を入れている、よって、カバンに入っている本の冊数にあわせていれておかなければ、栞が足りなくなってしまう。それは困る。
それ以外にもは常備薬やロキソニンの予備、爪切り、歯間ブラシ、リステリントータルケアの旅行サイズ、歯ブラシセット、テッシュ、除菌テッシュ、マスク数枚など、衛生グッズが用意される。これは四半期に一度位は役に立つ。いつ必要になるのかわからないので、念の為持ち歩いている。
そして、大事なのがパソコンと周辺機器。仕事道具だ。これはノートパソコンと電源ケーブルのセット、それにHHKBという無線接続のキーボードも持ち歩く。なぜキーボードを持ち歩くのかは話せば長くなるので、そのうちその事をnoteに書くので楽しみにしておいてほしい(楽しい話ではないけど)。
最後に、折りたたみ傘とハンカチ、財布、名刺入れ、パスケースが入って完成だ。
これらのものを詰め込むと、朝出かけるときから肩に食い込む重量になっていて、すっかりやる気が削がれる。
本書の主人公エルマーも、冒険へ出るときに、リックに沢山のアイテムを詰め込んでいった。一体なににつかうのか、入れたものが羅列されると、子どもたちは大騒ぎになる。だって、このラインナップは気になるよ。
チューインガム、ももいろの棒付きキャンディー24本、輪ゴム1箱、ゴム長靴、磁石、歯磨きセット、虫眼鏡6つ、ジャックナイフ、櫛とヘアブラシ、リボン7本、大きな袋、着替え、そして沢山の食料。
これだけのものを詰めてエルマーは「りゅう」を助ける旅に出る。
もう、ここだけで盛り上がっちゃうのだけど、そのアイテムを使ってエルマーが次々と意地悪な動物たちをかわすので、読み聞かせの時間は大盛りあがりになる。
話を読み聞かせながら、途中で拾ったみかんは何個残ってる? 持ってきたアイテムは何が残ってるかな? なんて話をしながら、ああでもない、後でもないと楽しみながら読んでいける。
せっかく寝かしつけに読んでいるのに、続きが気になって寝付けないのが難点。
そんなときは、「エルマーの続きは明日にして、残りの時間はパパの冒険物語を聞かせます」と言って、オリジナルの話にスイッチする。架空の世界のパパが、カバンから出てきた沢山の付箋を使っていかにイノベーティブな冒険にするかブレストを始めたり、途中の書店で買った何冊もの本が肩を破壊する様子や、何本も出てくるSARASAのブルーブラックのボールペン(太さは0.3だ)で次から次へと悪者をやっつける話などを始める。3秒位で寝付いてくれる。
エルマーは、沢山のアイテムを使い、機転を利かせながら冒険をすすめる。
パパは、沢山のアイテムをカバンに詰め込み、肩を壊し、腰の寿命低下をすすめる。
年長さんから、小学1年生位で、自分で読めていた。3歳、4歳だと、ルビがあるとはいえ少し辛いので、読み聞かせで。
「それって有意義だねぇ」と言われるような事につかいます。