東京輪舞を見に行った


東京輪舞大阪5公演観てきました。
感想を残しておかないと忘れてしまう為ここに残します。(セリフは曖昧な部分があるかもです)
髙木くんのファンなので髙木くんに偏ってるのでつまんなかったら飛ばして下さい笑
あくまでも私の感想です!!

まず清水さん。清水さんは声の使い分け、話し方など役への入り込みが素晴らしかった。違う場面になったら完全に違う人でっていう感動があった!個人的にはジャスミンと社長の時の話し方が好き。

そして髙木くん。髙木くんが発する言葉の重みはそれぞれ違うけど、表情で使い分けている所、1つづつ時間をかけてくれたんだなと言うのが伝わる演技たった。私は髙木くんの演技では夫とクィアの時の場面が一番好きでした!

➀十代と配達員
いきなり清水さんが出てきて、双眼鏡で髙木くんが持ってた袋の中身をずっと見てたんだけど、おいしさ選べるスープはるさめ×2と堅あげポテトの関西だししょうゆ味かな?赤いやつ!は入ってたと思う。
このシーンは明日も生きていられる保証はないから必死に体を売って稼いでるマカナが出てきた。
でもこのシーンで印象に残ってるのは"これでお兄さんも獣だ"って所。きっとお金を稼ぐのも理由だけど、マカナは自分と同じ人も求めてて孤独を埋めたかったのかなとも捉えた。
"住所特定してやるからなー"  純粋な子が騙されてお金貰わず体を売っちゃう事ってあるのかなって思えた場面だったなぁ

➁配達員と家事代行。
このシーンで私が個人的に好きだったのは"心の目で見てないから見てないのと一緒"とジャスミンが好きになっちゃうよと言った後の"それって許可が必要?"と聞き返すシーン。これはモテ男が言う言葉ですww その後に食欲も性欲もと続くんだけど、急にキスをしたり、まだエッチしたいんだーも含めてカイトはジャスミンの体だけを求めていてそこに愛は無いのかなと感じた。初めはする?だったのに一回キスしてからのするになるまでのトークがほんまにリアルすぎる。

➂家事代行と息子
ジャスミンの弱みに漬け込んでマッサージと言いながら体の関係を求めるシーン。初めに彼氏?と聞いているので彼氏の存在を知りながら求めているので本物のクズです笑 雄也くんがじゃないよ!この役がだよ! 待ってよ!!って大声で叫ぶシーンの演技が上手すぎてなんか怖かった。
てかさ、親の事どう思う?って会話から本当に親の事が嫌いなんだなぁって事は伝わってきた。 
でもこのシーンは特に上下関係がはっきりしてたように見えた。だからこそ立場の強みを利用して
ヤッてるっていうのは私が知らないだけで現実世界でも起きてるんだろうなっていうのを考えた。
このシーンは最後までしてなくて… それは次のシーンにも続いてるんだけど

➃息子と作家
ここは"天文学的に好き"って言葉が好きすぎた。私もこれから使おうって思ったくらい笑
➂のシーンの続きで終わった10分後にサヨさんの登場。
サヨさんがきた瞬間エロいねから始まるからこれも身体目的だなと思った。てかさ!!サヨさんの事はヤるつもりで呼んでるのにその場所でジャスミンともヤったんだね笑
あのショウジサヨだぞ!とこ言葉もあるように、息子は有名人と出来る事に意味を持っていて、サヨちゃんは自分がリードしてあげてる感じを楽しんでるのかなと。
好きだよとは言ってるけどマサはサヨちゃんが好きなんじゃなくて有名人のサヨちゃんが好きなのかなって思った。
全体的に見ててもサヨちゃんは自分が主体的に動くのが好きなように見えたから、そうするにはマサがちょうど良かったのかなって感じ。
幸せで素敵な時間を過ごす?だっけ??行為の言い換えだけど本当にいい言葉だなと個人的に感じた。

➄作家と夫
このシーン2人が何のお酒のんでるんか気になりすぎて💦 OPIAでした。
このシーンはずっと喋りっぱなしだったよね。
だからこそテーマでもある愛と性欲についてが詳しく描かれていた場面でもあった。
タッちゃんが差別的な発言をした後の、殺して?バーンはいつもやってるやり取りなのかな?
ここは➃までのシーンとは違い、お互いしたいという思いを持って行為をしていた。"しよっか"
"したいと思ってた" "思ってたと思ってた"と身体だけではなく、心も通じ合っているように感じた。不倫はしてるけどね笑
ここで一番感動したのは、今まで〜するの表現だったのが"愛する"に変わった事。後、"私を大事にするならたっちゃんの心は綺麗"と言ってる所。
暗転した後に2人が話してるシーンで新婚旅行の事お話ししてて、思い出がしっかりあるって事はお互いに気持ちがあるのはあるんだなと感じた。でも会話全体を聞いてると、子供の話だったりお互い噛み合っていない部分もあったからそのすれ違いで不倫してるのかなぁと思う所もあり。
そのシーンで気になったのは最後に"でもその言葉じゃなかったんだよなー"だっけ?そんな言葉あったじゃん。本当はなんて言って欲しかったのか気になる

➅夫とクィア
このシーンではタツヒコがマキに出会うまでは自分は男だーって思ってたけど出会ってからはクエスチョニングかもって感じたシーン。
私はこのシーンでタツヒコが"トランス男性のゲイだったんだ"と言った後の"苦しかった"って表情がほんまに苦しくて苦しいのが伝わってきてこの演技は圧巻だった。そこが一番印象に残ってる。
ヤマナカタツヒコはサヨちゃんといる時は落ち着いた男性の印象だったけどマキちゃんと一緒だとはっちゃけてる。タツヒコが求めてたのはこっちなのかなって思った。"聞こえ方悪いよね不倫って言葉"ってちょっとふざけながら言う所でタツヒコは不倫は悪い事と思ってないように見えた。
このシーンではドラッグを吸う表現もあるんだけど、やっぱりマキがクィアで世間とは少し違う部分もあるからその事をドラッグで忘れてるのかなとも読み取れた。
マキちゃん、クリスマスは好きな人と過ごしたいって行ってたのは次のシーンで出てくるオトナだよね
あとは、重力重力〜って言うのが可愛すぎてヤバかった
 
➆クィアとインフルエンサー
このシーンもギターを弾くのがカッコ良すぎて他ほぼ覚えてません笑 歌詞を聞き取るのに必死でした。
"僕は世界のこの体と君をイコールで結んで"
無理って分かってるけど音源売ってくれww
 
このシーンでは性別、名前、顔全てを曝け出しているマキさんと全てを隠してるチャムの違いがよく分かる部分だった。
でもこのシーンではしないと言う選択をした。
それがお互い似すぎてる。違うからするんだね。って言葉が印象に残ってる。これを言いながらお互いの服を交換するんだけどさ、この前に"男じゃないでーす"とか言ってるシーンもあったから、心の中はお互いこっちの姿の方を求めてたのかなって思った。お互い似てるって意味で衣装を交換するのはめっちゃ分かりやすかった。
てか!!しないって選択をした後のハグするシーン、バックで"いらない"が流れててあのシーンは何回見てもほんまに感動した😢

➇インフルエンサーと俳優
ジンさんがここでポリアモリーだってわかるね。
ポリアモリーとは複数のパートナーと親密な関係を持つこと。私もだったんだけど、やっぱり世間にはポリアモリーが何かを知らない人が多い。
だからこそ受け入れて貰えない。ジンさんは俳優をしててファンが沢山いる。だから余計にファンが減ることを危惧してその事を誰にも言えない。その苦しさもあったよね。だからこそジンとオトナの関係って他の人に知られないように密かに培っているように見えた。けどジンはいつか伝えたいと言っているように公表したいって気持ちはある。

このシーンは内容は凄い素晴らしかったんだけど理解するのに時間がかかった。でも私はジンさんのキャラクターが物凄く好きでした。

➈俳優と社長
この場面では子供の名前も出てきた。
そしてこの場面でタツヒコとサヨさんが離婚したって出てきたよね。私たちは幸せに出会い、また別の幸せを求めてみたいな感じだったよね。この言葉は素敵だった。
"あーあ"と言わないでくださいに対して社長は"あーあ"と言ってるのがめっちゃ印象に残ってるけど、この場面まだジンから自分はポリアモリーだって言われてないから他人事として見てるんだろうなって感じだった。
そしてこの後にジンが自分がポリアモリーだと告白。ポリアモリーってのはあくまでも同意があってって事だから伝えたんだろうね。
さっきの場面でも書いたけど、ポリアモリーってあんまり知られてない。だからこそポリアモリーを受け入れて欲しいのと受け入れたいけどそれは世間では理解されずらい。それが詰め込まれたのがこの場面だったなと。
社長が"きっと世間からキモがられる迫害もされるかもしれないもしかしたら殺されるかも"や
何か違うことをしたらみんなから批判される。今の世間の状態と通ずるものがあるような気がした。そして"自分の事もその人の事も大事にできる?"の所でショウコが自分だけでなく周りの事もよく考えているのが伝わってきた。
このシーン大阪初日かな?本当に清水さんが泣きながら演技をしてるように見えて、本当に重い言葉なんだなって感じた。

⑩社長と十代
この場面初め見た時はめっちゃビックリした!
初めのシーンで書いたんだけど、マカナが体を売ってるのはお金を求めてる以外にも寂しさや孤独を埋めるためでもあるのかなって思った。そしてこのシーンでは"こんなやり方じゃなくても"みたいな表現がある。そして困ったら言ってねと名刺を渡している。マカナに分かりやすく救いの手を差し伸べる人がいてくれたね。
一個前のシーンかな?百合の花の意味は純粋みたいな事を言っていて、このシーンでは私のどこが好きなの?って所でとても純粋な所と答えていた。第2景では私のどこがいいの?で顔と即答してたけどそこが内面を見るようになったのは繋がっているのか繋がっていないのか…
後、第一景でご褒美さんって言ってたのが最後のシーンでは贈り物さんとなっていた。ご褒美は対価で贈り物は相手に気持ちを表す為に渡す物。
この違いも含まれてるのかなぁって考えてた。

それぞれの登場人物によって人生観や考え方が違うからこそ1つ1つにストーリーができて、そして日常ですれ違うような人でもそれぞれが悩みを抱えていて…っていうのが詳しく描かれた舞台でした。

1つ言えるのはこの作品に出会えて良かった!
最後の場面。雄也くんのヘルメットちょっと浮いてて可愛かったのは内緒🤫






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?