訪問医療マッサージ集客の極意ー実践営業１５

営業を実践する前に・・・

ここからは、実際に訪問医療マッサージ事業の実践的な営業方法について解説していきます。具体的な内容をお伝えしますので、ぜひ「疑う心」を持たずに実践してみてください。これまで訪問医療マッサージだけにとどまらず、さまざまな地域連携を支援してきましたが、売り上げが上がらないもしくは減少傾向にある事業所の共通点は、「行動に移そうとしない」ことです。できない理由や問題点だと感じている話は、たくさん聞かせてくれるのですが、試してみようという気持ちがなく、常に正解ばかりを追い求めることで「最初の一歩」を踏み出すチャンスを逃しているのです。そういう状態に陥ると今できる最善策ではなく、今一番お金がかからない楽な方法ばかりに注力してしまうようになります。特に年配の経営者には、この傾向があります。

これからお話する１５のことが売り上げを拡大するために必要な基礎と応用です。これから開業する方や開業したばかりの方、もちろんすでに開業している方も「事業所の営業活動」についてイメージしてみてください。大事なのは、一時的な売り上げや集患（患者集客）ではなく、自社に営業ができる体制や仕組みを残すことです。人が入れ替わっても同程度の数字をキープすることができるようにすることです。営業職としてのスキルや性格など個人による資質もありますが、「個の力に依存しない営業活動」を会社としての営業方針にすることが大切なのです。