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病気は自分がつくり出している?癌が私に気づかせてくれたこと

私は乳がんとの出逢いで、今の自分が本当の意味で自分らしく生きれるようになったと感じています。

もちろん、病気にならないことには越したことがないけど、何となく普段の生活で無理してしまっていることや、我慢して相手に合わせてしまっていること、蓋をして見ないふりしてきてしまったことに気づけたことが、私にとって、とても大きくありがたい気づきとなったのです。

改めて、今思えば
"自分と向き合う時間"をもらえた
そんな半年間でした。
自分を内観することは、目まぐるしい日常ではなかなかできません。

癌との出逢いで、これから先の人生において、とても大切な事を気づかせてもらえたのですが、、、

そうは言っても、私自身も初めからすぐにこの現実を受け容れられたわけではなく、地獄のような眠れない日々がしばらくの間続きました。

ポジティブに捉えられるようになるまで2ヶ月はかかったかと思います。

この眠れない地獄のループから抜け出したきっかけをつくったのは、自分が思いついて仲間と共につくっていくことを決めたプロジェクトのお陰だったのです!

「病は気から」なんて言葉は誰しも知っていますが、まさに、心と身体の関係はきっても切れない縁。頭ではわかっていても、全然自分は元気だし、体は動くし、普段の忙しい自分では全く気づけなかったのです。

構想を練っていたプロジェクトで、必要になる素材に上半身脱衣した写真も撮影する予定だったので、私はこの撮影が決まってから必死でボディークリームを体中に塗りまくって準備していました。

そう、今までにないくらい必死で!笑

この毎日の行動により、更に色んなことに気づいていきました。

「今まで、こんなに自分の身体を大事にケアしたことはなかったなぁ〜。本当に放ったらかしだった。」

自分のカラダが頑張ってくれていることに気づいていなかった。全く自分のことが見えていなかったな。」

やがて手術が来て失ってしまう右胸にも、
「気づけなくて、ごめんね」
気づかせてくれて、ありがとう
と、伝えていました。

この世の中で"唯一無二である私の肉体"を、いつしか愛おしくさえ思えるようになっていました。

私は初めて、『身体との対話』『心の声を無視しないこと』が、健康や身体で健全な精神で生きていく上でとても大切であることに気づいたのです。

今改めての気づいたのは、
このプロジェクトはまさに、自分自身のために始まったものでした。

一枚の写真を撮ることが目的ではなく
そこに向かう過程で、

未来の自分のために準備をしていることに意識を向けることになる

身体への感謝と、これからの自分の人生よろしくね!と自分自身との対話により、手術への恐怖心を少し柔らげることができることを、私は体感し実感していました。

自分の身体を一番知っているのは自分

元気で長生きするためには、

自分の心のアンテナを大事に過ごすこと、無理しないこと、心地よく過ごすこと、自分を許す

これはとっても必要な要素であると感じています。

今ではもう、我慢するのはやめて、自分の心を解放して、自分の身体を労って生きることは、やめられません!

どうして病気になったかには必ず原因があるはず!
次回はその辺りを掘り下げてみたいと思います