インコン（150度）と病気

アセンダント（１宮）はその人の生命力を示すハウスです。その生命力を示すハウスから見て、６宮は病気の宮であり、８宮は死の宮にあたり、１宮から見た６、８宮はともに１５０度の関係にあります。この３つをつなぐとYODになるため、６宮と８宮のセクステルの吉の意味はなくなり、生命力を適切に送ることのできない配置になります。これらの関連性はひとつの星座が不調になるとすべてに関連して不調になります。

・牡羊座（開始）と乙女座（吸収）、蠍座（排泄）
脳（牡羊座）からの神経伝達物質は食物の吸収が行われる腸（乙女座）の腺が放出する消化酵素の引き金になり、未消化物質は大腸（蠍座）に送られて排泄されます。ストレス性の便秘などになる場合、ストレスが脳に刺激として伝わり、それが腸に良くない影響を与えます。

・牡牛座（摂取）と天秤座（調整）、射手座（拡大）
食道（牡牛座）を通り摂取された食物は腎臓（天秤座）で老廃物の排出と栄養素の取り込みにより調整をし、適切な栄養素を摂取して成長ホルモン（射手座）の働きにより身長の成長を促す。栄養のバランスが良くない食事を採り続けるとうまく成長しなかったりするという感じです。

・双子座（吸収）と蠍座（排泄）、山羊座（構造）
肺（双子座）は呼吸によって酸素を取り入れ代謝を促し、酸素を運ぶ空気は鼻（蠍座）を通り代謝により老廃物としての二酸化炭素は排出され、必要な窒素は取り入れられこれは酸素とともにDNA（デオキシリボ核酸）の構成要素として骨格（山羊座）を作るカルシウムとして蓄えられる。呼吸機能がうまく働かないと骨が丈夫にならないということです。

・蟹座（消化）と射手座（拡大）、水瓶座（循環）
胃（蟹座）で取り込まれた食物は分解され栄養素は拡大や成長（射手座）のために取り入れられる。栄養素は構成要素に分解されて血中に放出され、循環（水瓶座）を通して身体組織は適正な栄養素をビタミン・ミネラル・炭水化物・タンパク質や脂質として受け取る。消化不良を起こすと必要な栄養素を採りいれることができないでしょう。

・獅子座（推進）と魚座（溶解）、山羊座（構造）
心臓（獅子座）の働きにより体内に血液を送っている。血液細胞の構築は骨を作ることに影響する骨髄（山羊座）で行われ、血液の循環と絡み合うのはリンパ系（魚座）である。心臓に不具合が起きると血液の循環が悪くなりリンパの流れが悪くなる。

・乙女座（吸収）と水瓶座（接着）、牡羊座（開始）
腸（乙女座）及び血液循環（水瓶座）に送る栄養素の吸収により、様々な適正レベルの栄養素を血液中に受け取る必要がある。代謝を通して血液が脳（牡羊座）に到達する。代謝が悪くなると太りやすくなるのはこのせいです。