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職員室にhiper-QUを

齢40で教職の道に足を踏み入れて、10年ちょい。
ここ数年でようやく、校長職や教頭職がどんなものなのか、どれくらい偉いのか(あるいは逆説的に「偉くないのか」)、わかってきた。

ちなみに今年度、いまの勤務校の校長先生は、わたしと同じ昭和46年生まれ。
教頭先生にいたっては、みっつ年下だ。
わたしが現在52歳なんだから、管理職はもうざっくり、自分と同世代と言っていい。

それはそうと、数週間前に、たしか旧twitterのつぶやきで見かけた表現で、「ほぉ!」と思ったものがある。

ささやかながらわたし、教育系の書籍や雑誌を、それこそついばむようにちょこちょこ読んでいるつもりなのだけれど、たぶん、これは初めてお目にかかった表現。

それは、

『教頭職は、職員室の学級担任』

というもの。

我々教職員を「クラスの子ども」に見立て、それに対して教頭先生が、そのクラスの担任のような役割を担っているようだという、そんな比喩。

これ、現場の皮膚感覚として、今の自分には、ああなるほど、と、ものすごく納得させられる例えだった。


で、ね。

もしもそうならば。

『教頭職は、職員室の学級担任』
ならば。

その学級(つまり職員室)において、hyper-QUをするのは、とても有益ではないか。

hyper-QU|教育・心理検査|図書文化 (toshobunka.co.jp)

『よりよい学校生活と友達づくりのためのアンケート』
は、
『よりよい教員生活と職場環境づくりのためのアンケート』
に、
なりうるのではないか。
そう思いついたのだ。

なんなら、その結果は人事考課の参考指標にも成り得るし、校長職への登用や、その逆(!)にだって、使えるのではないか。
いやいっそ、管理職への入り口の門戸をより緩くして、教頭職の段階でしっかりふるいをかけて、そして校長職へ導く、そんな姿を、思わず夢想してしまったとです。

単なる思い付きなんだけど、どうでしょう。


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