押せなかった日から数十年
趣味の一つにクイズがあるんですが、
今日の記事は、早押しボタンのことではありません。
自分の耳の聞こえが悪いと気付いたのは、
いつごろだっただろうか。
同級生に「お前、耳悪いな。耳鼻科行けよ。」と言われたのは、
確か中学生の頃だった気がします。
冗談のつもりで言ったそうですが、
冗談を真に受けるタイプの僕は、耳鼻科に行きました。
耳の神経が弱っていると言われました。
聴力検査では、音が聞こえたらボタンを押すのがルールですが、
高校生の時、全くボタンが押せないまま検査が終わりました。
それから数十年。
聞こえが悪いままずっと生活していました。
ただ、聞き取れない話に適当に返事したり、
何度も聞き返すことに苦痛を感じたりするようになりました。
そうだ、補聴器、買おう。
(JR~ 東海~ イヤー部 爽快~←ジョイマン)
補聴器という案はここ十年の間ずっとあったのですが、
「買う金がない」というただ一つの理由により却下していました。
それでも買おうと思った理由は、
まとまった収入があったのもそうですが、
聞こえが悪いまま生活すると、
脳の衰えが進みやすいという話を見たからです。
装着してから2~3日経ちますが、
聞こえが違うのを実感しています。
テレビのボリュームが3~4ぐらい小さくなりました。
あと、電子音がよく聞こえるようになりました。
まだ性能をあえて抑えているみたいです。
解放されたらもっと聞こえるんだろうね。
これからは、聞き返すことも少なくなるといいな。
…あとは、装着した状態で誤って風呂に入らないようにせねば。
(水に弱いので)
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