謝らせること

数ヶ月前のことを思い出したので書きます。

ショッピングモールにはたくさんの店が並んでますね。
で、その中の一つの店なんですが、
店頭にデカデカと謝罪の文面を出してたんです。

「○○様に多大な迷惑を～」だとか、
こうなってしまった経緯だとか原因だとか、
二度とこうならないための対策だとかが、
当事者とかその店の店長とかの名前を出した上で、
延々と書かれていたわけです。

おそらく、迷惑を被った側の人は、相当怒っていたんでしょうし、
謝罪文を店頭に出すのも和解する条件の一つだったのかも知れない。
そうでもしないと怒りが収まらなかったのかも知れない。

ただ、何も知らない自分を含めた一般の人達は、
店の前を通るだけで委縮しちゃうと思うんですよ。
サービス業経験者は寿命も縮むのでは…。
今もサービス業の僕は生きた心地がしなかったです。

仮に僕が迷惑を被った側だったとして、相当怒ったにしても、
謝罪文を店頭に出させるだろうかと考えてしまいました。

前にも書いた気がするんですけど、
人前で怒ることがほとんどないんですよね。
昔の職場でイライラしてた時に
「君も怒ることあるんだ」って言われたぐらいなので。

最近は、ごく少人数の場で愚痴るようにはなりましたが、
それでも怒りの感情は出していないつもりではいます。
出してたらごめんなさいね。

何が言いたいかって、
怒りの感情は自分の為だけに使って、
相手には向けないようにしようって思ったという話です。
本当に必要な時は怒っていいと思うけども、
それでも限度は考えた方がいいよなあ。
影響力が違うからね。

さあ、落ち着いたところで、また進みますか。