2部19章感想/まほやくつぶやき

※始めて半年強の新米賢者の感想です。未読イベントが結構あるのでおかしなことを書いている可能性が結構高いです。感想と妄想が混ざってるので読みにくいかと思われます。ネタバレ有です。

18章の感想はは書きかけのまま、残業の波に流されました…
書きかけの感想によると、読んだ直後の自分はアイザックを連れて魔法舎へ帰ったレノに腹を立てていました。でも、今思えば手伝うという彼を断ったら、置いて行かれることに対して腹を立てたアイザックに二人共殺られちゃってたかもね、と思うので連れ帰るしかなかったかなーと思います。

そしてこの辺りから空間魔法についてちょっと疑問が。
18章8話でフィガロの心の声
”失敗すれば、次元の狭間をさまようことになる。それは言えなかった”
を見る限り、フィガロでも失敗の可能性がある難しさということかと。
なのに、ファウストの魔道具を使ってるとはいえ、シノも出来ちゃうんだ?って思って。まあ、こういう時のために授業してるんですよね。

で、更に今回19章ではレノまで行けちゃうという。
18章10話で北の国についたフィガロが
”レノの姿も見当たらない。俺の魔法がなければ、誰が北の土地で彼を守るだろう”
と考えていたので、防寒魔法が無理な魔力なのにそれもアリなんだ?と。
(というか、防寒魔法ってそんなに大変なんだ…?)
そのおかげでファウストが助かったので勿論有難いのですが、疑問は残る。
…気合?気合勝ちなの?

さて19章。
西の植物園。
欠片ムルの同行。シャイロックの不安はわかるけど、オリジナルのムルだって危険度は同じだよね。クロエを泣かせてなかったっけ。危険人物×2を危惧してるというよりは、欠片のムルを警戒してるように感じて。
以前のムルはどんな人だったんだろう。
新しくやり直してるムルに、最初に賢者に会ったムルやリリアーナといるムルの欠片を食べさせても、同じ人物にはもうならないと思うんだけど、シャイロックは今までそう考えたことは無かったのかな。
(薄々感じてて、それが傷に関係してるのでは、とちょっと思ってる)
…欠片のムルも容赦ないな。でも、この植物園のムルの欠片が同行するのは良い事のような気もする。賢者と魔法使いたちが一緒に居られない状況がまたあった時の為に。

2話のタイトルは「ただ、もう一度」。
グレゴリーと、シャイロックと、ラスティカ。
もう一度、会える人はいるんだろうか。
そして賢者、そのモノローグ何?ここ、気にしたほうが良い所?
必死なクロエ、痛々しいけど、頑張ってて可愛いなあ。
好きな人の事は、知りたいよね。
そして2話の引き「千里眼の神様のように」からの3話、魔法が使えないフィガロからっていうのがなんかもう…

ブラッドリーとミスラ、地下水路に!来た!!と思ったら北へ。
空間の歪みに気が付いて!と思う間もなかった…

ファウストはまた…1部最初の、ヒースを庇って死にかけた時のような…。
そこでフィガロの台詞を思い出すのは走馬灯的なものだったのか、それとも東の三人のためにまだ手立てを考えようとしていたからなのか。
レノ、フィガロが間に合わなかった一瞬を飛び込んだのかな。
ここからの元主従は凄かったですね。レノックスはファウストを抱き起すでもなく立ち向かい、ファウストも戦闘態勢に戻る。余計なことを考えず、各々の出来る事に集中していく姿。それにしても手のひらで掬えるほどの血って…
つか、(成功率低いとは言っても)奥の手、あるじゃん…あって良かった。

レノのファウストに幸福になって欲しい、という願い。
少し前の章だっけ?自分にとってはレノは褒美だと、レノといると幸福になってしまうとファウストのモノローグがあった、よね?多分。
レノの思う幸福とはちょっと違う気もするけど。レノの存在もファウストの幸いのひとつなんだよ、と伝わるのはいつだろう。

北の国。
シノは防寒魔法使えるのね。
てかミスラ!ネロとファウストの為に急いでくれるの!?何事!?
あ、あれが二体以上あって、二人がダメなら”賢者の魔法使いの半分”じゃ済まなくなるって思い当たったのかな…純粋に二人のため?? にしても正面突破で勝ちに行くの、ミスラらしいなあ。
ブラッドリーの戦い方も彼らしい感じでいいですね…あの陽動に使った魔法陣とか、若い魔法使いに教えたら時間稼ぎに使えないかな…て言うかあれと戦う日は来ないといいな、若い魔法使いたち。

それにしても、あれ一体にどれだけのマナ石を使ってるんだろう。
(あのマナ石骸骨は何て呼んだらいいの?)
そのために魔法使いを集めて、マナ石にして…でも弱い魔法使いの五人や十人じゃあれ一体にもならない気がするよ。
エレベーターも便利だけど、マナ石原料は自分の体を食べてるような気がしないかな、ムル…しないか、彼は…

ネロは残り少なそうな魔力を他人のためにまた使ってるし。。
ブラッドリーの盗賊団時代の回想。ファウストとレノを思わせる。
ブラッドリーの言葉は、制裁として機能するだろうか。
ネロは裏切った、としていたけれど、結局何をしたんだろう。
それとも、しなかった、のかな。
ネロは、生きようとしてくれるかな。もしもネロが自分のために生きようと思ってくれたとき、ブラッドリーはそれを許すかな。

レノックス北の国に到着。
あれ、寒そうじゃない。防寒魔法使えるんだ?
魔法舎での、北の魔法使いたちのランキングでも結構下の方だったレノですが、実はみんなの見積よりも魔力あるのでは…でも隠せるものでもないか。
全然大丈夫じゃなさそうなファウストの心配を取り除くためにもシノたちを探しに行くレノが輝いて見えます…有能すぎる。

で、ファウストの表情を見てかつてを思い、スイッチの入るフィガロ。
ねえ、ファウストはずっと同じ、変わって無いんだよ。
自分に100%気持ちが向いてないからって放り出した時も、今も。
”ただ、彼らの笑顔をみたかったんだ”
だけじゃなくて、貰えるものが足りないからって去ったくせにーー!!!
綺麗ごとにしてんじゃねえよ。
…と、この去って言った部分になるとどうしても怒りがおさまらない私。

フィガロが決して嫌いではないです。世界の管理者云々はさておき、ちゃんと愛は持ってるのに愛情がわからないーとか悩んでる姿とか、賢いからこそ上手く甘えられずに南のお医者さんやっちゃうとことか切ないなあと思うし。彼の紆余曲折はカエルやひまわりや親愛なんかでちょこちょこ見てきてるんですが、どうしても、この点だけはフィガロがなにか言うたびに余計に腹が立ちます。自分でもびっくりするくらい。

でもスイッチが入って、魔力が戻ってきて何よりです。
本気のフィガロの治癒魔法に、あっという間に傷は治るファウスト。
どうしても、少し前のネロとの違いを考えてしまいますがそれはさておき。
ファウストと沢山話をしよう、は是非ともしていただきたいところです。
ファウストも今度は色々曲解せずに聞いてくれると思うし。
でも、レノも同席して、ときどき意訳してもらった方がいいかもね。

”ミチルとも未来の話をしよう アイザックは殺そう”
で、初読時は吹いたのですが、これは北出身だという事をもう隠さないという意思の表れ?ミチルに予言の話もするんだろうか。

エヴァのマナ石、アイザックには食べさせたくないな…
正攻法だけが戦い方ではないと頭ではわかるんだけど。

豊かの町。ルチルミチルがオズ・リケと合流。
早く夜が明ければいい。西の国から離れて欲しい、彼らだけでも。
でも御願いだから痕跡辿って同じルートで追いつかないで。

欠片ムルとノーヴァの会話。
アルティマって何?
ラテン語のUltima、グーグル翻訳さんが「最後」って出てる
となると、あのマナ石骸骨最終形態の為にはもっとマナ石が必要っていってる?全然別の話??わからん。
あれ、計算上はオズを倒せる?ってどっかで??

このムル、賢者「様」って呼ぶんだ。
リリアーナ、賢者と賢者の魔法使いが欲しいんだ?
賢者の魔法使いと、新しい武器と、魔法化学兵団を持って。
5つの国を併合でもしたいの?何のために?

ノーヴァはラスティカ、欠片ムルは魔法使いたちを呼びに。
…今、西の国以外にいる魔法使いって、いるんだっけ…?

お久しぶりのカイン。
魔法使いであることを隠して育つということは、そうだよね。嘘をつかざるを得ない。まっすぐに育ってきた見本のように見えるカインにも、紆余曲折はあるんだな。
そしてアーサーとオーエン。前回珍しくまともに会話出来てるなあと思った気がするんですが…会話は出来てるけど、色々すれ違ってるような。

カインの真直ぐさと、オーエンの信用の話。
なんだか、アレクとファウストを思い出した。
ファウストは多分、目的に向かって一直線で、駆け引きが苦手で、なんていうか…綺麗すぎたんじゃないだろうか。
アレクは知略にも長けていたようだし、自分だけが汚れていくような気がしていったのでは…

オーエンは、騎士様を信じたくて信じたくて。
だからどこまでも追い詰める。行き止まりの先に綺麗な世界があるみたいに。駄目だった時にほうらやっぱり駄目だった、って笑うために。
オーエンは、自分の気持ちがどこにあるのかわかってない。わかりたいとも思ってないように見える。
どこかに隠してある魂を戻したら、解るのかな。
傷のオーエンがきちんと話を出来る日は来るのかなー。

オズの世界征服ってどんな無茶だったんだろう。
祝祭で訪れた町は、魔法使いが差別されてたよね。
きっかけは、ああいうのだったんじゃないのかな。と思いたい私。
ああでも、フィガロ参謀は、えげつないこともやりそうですね。。

アーサーは結構ワイルドに育てられてきたようなエピソードを幾つか見た気がするんですが、物心ついたころにはオズも真っ当な子育てしてたのかな。
アーサーはオズの言葉足らずの愛情をちゃんと受け取って育ってるから、信じたくないよね。

それにしてもカイン、頑張るなあ…と思ったらアーサーオーエン登場。
ジル閣下のお好きな通俗小説って、何かの伏線だったりする?
関係ないかな?
ジルと会うという事は、こちらもご招待あそばされるのかしら…

夜の植物園。
クロエとの会話でなにか思い出しかけた風のラスティカだったのに。
ノーヴァ、本当に用件のみなんだな。
クロエはノーヴァの容姿をまだ知らないのか。
ケルヴィンの”俺だけが手伝ったんだ”がこわい。
ここでも400年前。中央の国の建国の頃なんだ。

忘却が救いだと言った哲学者って…十中八九、ムル、だよね。
ケルヴィン、この植物園に逃げて来たって。ここは安全なの?
ザラ。魔女に生まれたせいで隠されて育った…クロエと一緒だ。
そしてアリアは人間として生まれたってことだよね。
でもラスティカと結婚するはずだった。王族で、人間と魔法使いの結婚て珍しくなかったのかな。

北の国。
東の魔法使い四人再会。意識の無い人もいるけど。
そういえば、ヒースはまだ自分の傷が解ってないんだっけ。
これからシノと喧嘩かな。でもそれより、自分との闘いか。
欠片ムルのお迎え登場。
怒りのミスラが、ここでも自分を抑えたな。前から素直ではあるけど、なんとういか、斟酌する、という感じがあまりなかったような気がして。

エレベーターも、マナ石骸骨も作ったムル。
強い物を作るには知識だけでは足りないものがあると思うんだけど、オリジナルのムルはそれなりに強い魔法使いだったのかな。

ブラッドリーのフィガロへの囁きは、勿論ミスラの扉をくぐってということだよね。ミスラは西に、残るんだよね…って、ミスラ。やる気だった!
待ってただけなのか。人の話聞こうよ。。

最後にリリアーナからザラの姿へ。
あの、リリアーナ本人は…考えるのが怖い。

なんかもう、夜が明けたらオズが出てきて皆を中央の魔法舎にがんがん送り付けてくれたらいいのに!西の国こわいよ!
マナ石をそんなことに使わないで、とは思うけど、石油、というか原油だってそういえばかつては生きていた何かでしたね…

とりあえず、東保護者の生存確定したので気持ちは安定しましたが東に関しては皆ここから関係性が変わってくるはずなので、多分3部以降が楽しみというかどきどきです。
あと2話(なんですよね?)でどこまで明かされるのかな。
カインとオーエンの関係が気になってるのですが、この辺はまだ先かなあ。
次を楽しみに待ちたいと思います。
でも、次の更新日も残業デーなんだよな。。
















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