「パヴォーネの雫に月を映して」感想<まほやくつぶやき

※この記事はスマホアプリ「魔法使いの約束(©coly)」の画像を使用しております。記事中には諸々のネタバレが含まれます。
備忘録なのであまり役立つことは書いてません。よく脱線するし。未読が沢山あるので解釈違い・覚え違い勘違い等あるかと思われますがご容赦ください※

例年より長い花粉の症状に悩まされ続けて5か月近く…もう勘弁してください。まだちょっと目の周りが腫れてるよ。画面見るのが辛い。
今回のイベント、前から気になってた「ムルは月に近づきたいのに、押し返す役割の賢者の魔法使いの立場をどう思ってるんだろう?」に本人から回答が出てびっくり。月に関わる立場を他の人に譲りたくない、くらいしか思いつかなかった私。

冒頭の忌孔雀を愛する誰かとムルの会話。
好きなものの事を口にすると咎められる、口にするなと言われ続けていたら悲しいよね。でもそれは人を傷つけるものか…やっぱり一人でひっそり胸の中でだけ思いを温めておくのが良いんだろうか。
ムルのように、否定され続けても愛を口にし続けるのは難しい。

満月の夜。(てことはここの月も満ち欠けするのか、と今更思う)
カードの勝者ムルの希望によりカイン、ブラッドリーの3人かシャイロックのバーから場所を変え、月の下で飲み、踊るところへ通りかかった賢者。
シャイロックが差し入れと、とある記事を持ってくる。
カイン、ハンカチ相変わらず持たないのね…そして魔法でどうにかしようという発想にならないのね。シャイロック優しい。
忌孔雀の毒の説明…ブラッドリー…それフィガロ?強い魔力で、正確にコントロールして上手に毒を拷問に使える人って。

解毒薬を作ったのはキース・バード。冒頭の人が口にしていたキース。じゃあムルの言う「アンジェロ」がムルと話していた人?

翌朝談話室ではお洒落な服を着る魔法使いたちが。知的な研究者というよりマッドサイエンティストと呼びたいポケットの多さやデザイン、色使い…赤だったら血しぶきみたいよ…?でもムルの髪とお揃いの紫は綺麗。
どうやら忌孔雀の解毒薬を作ったのがアンジェロではなかったため、彼の様子を見に行くらしい。薬草に興味があるミチル、忌孔雀を見たいリケとルチル、その面子を見て引率役を買って出たオズ。自発的に。。
そこへやって来た依頼は、当のアンジェロの研究所で忌孔雀が異常成長し、アンジェロが行方不明だと。依頼を持ってきたシャイロック、昨夜一緒に飲んでいたカインとブラッドリーも同行。衣装に付いてるその瓶たちは重くはないのかしら。薬草らしいものがひとつひとつに入ってるんだな。
…うーん、SSRの衣装格好いいな…うちにはいないんだよね…

研究所のあちこちの隙間から忌孔雀が這い出し、壁や屋根を覆っている。
アンジェロが正気なら逃げ出すはずは無い、とムル。
魔法使いたちを覗き見していた白衣の男性を追いかける組と研究所の中を探索する組に分かれる一行。
逃げた男性は依頼を出したキース・バード。忌孔雀の解毒薬の発表をした本人。人間なのね。ムルの顔、知らなかったんだな。
一緒に研究所へ行こうとするキース、止められ、解毒薬の試作品を持ってきてほしいと頼むも、入れ物の形状を答えられない…ムル、怪しんでるよね…?

建物の中はどこもかしこも忌孔雀だらけ。でも歩きまわるには問題ない模様。
厄災以外の気配がするとブラッドリー。風もなくざわめく忌孔雀、ムルを呼ぶような声…妖精の仕業だろうと。
ムルが恨まれてるのではないかとブラッドリー。本人がそこにいるだけでもその才能を超えられず悪感情を抱くかもと。そうねカインも似たような立場だったことがあるよね。ミチルは、真面目に考えちゃったね。頼られる立場を知ってるだけに悔しさも強そう。でも、それを問える素直さがあるからミチルは大丈夫だよ。ボスも頼られるとちゃんと返してくれるよね。自分が詰めちゃったせいもあるかな。。

妖精の気配はわかるカイン。魅了の力っていうのもわかるんだ。力づくでない解決を求めるカイン。それを聞いたシャイロックは、あえて魅了されてる?助けに入るカインがハンカチ持ってて笑う。
目的を知るためにあえて魅了されてみたとシャイロック。

キースと別れ、建物に入る賢者たち。あっさりキースを解放したのを訝しむ賢者に、ムルは彼に薬の事を聞いても仕方ない、と。あーやっぱそういう事だよねー…とちょっと憂鬱になる。
風も無くざわめく忌孔雀。こちらにも妖精が…?と思いきや、忌孔雀の根がムルを絡めとる。助けようとするオズを止めるムル。緑の髪の妖精の魅了に屈しないムルにオズが力づくではない助けを入れる。ムルが樹や妖精を傷つけたくないと思ってるのをちゃんと汲み取って尊重してるー。。

合流する一行。
忌孔雀についていたドライアドという魅了の力を持つ妖精。それが厄災の影響で力を制御できなくなったのだろうとオズ。じゃあアンジェロは…。

建物の中を移動する間、葉擦れの音と共に聞こえるアンジェロとムルの声。
例え自分が月に手が届いたとしても、月は変わらないだろうとムル。
ムルは本当に、月が忌まわしく思われてても良いのかあ。。でも月は誰の手も届かないから、誰も手出しできないもんね。アンジェロは忌孔雀が燃やされ、跡形も残らなくされて、それを喜ぶ人たちを見て…研究者になるのだって反対されたかもだよね。

ムルの質問は、単に興味があって聞いてるものだけど、聞かれる側はわりと世間の常識の範疇に納まるように答えるように反応するものなんだなあ…と思う事が度々。欲望、という言葉に後ろめたさを感じる必要はないのに、なんとなく口には出しにくい。
でもムルは責めるつもりで聞いてるわけじゃないんだよね。

ムルから賢者への問い。
でも賢者は、魔法使いと人間が仲良くなって欲しいと思ってはいるけど、反面、彼らの意思を極力尊重しようという一面も持っている。多分

そんな風に悩まないでー。そのまま言っていいのよ。。た、多分


ブラッドリーからのムルへの問。

それは個性なのか。

それに対するムルの回答が…

その発想はなかった。受け止めたら地上がつぶれると思って。。

ま、まあ却下されるでしょうね。満場一致で。
結果

当時は19人でも押し返せたんですね。


お試しが出来ないからねえ。。

魂が砕ける前も、後も…ムルの月を愛する気持ちは一貫してるのね…
でも、その後は真面目にやってるんだ…良かった(?)

ブラッドリーも考えたことがあるんだ。
長く賢者の魔法使いやってると、押し返すだけでいいの?っていう疑問はうかぶかも。

ムルは解毒薬を作る難しさを知っていたから、邪魔したくなくてここへは来なくなったんだ。それなのに、薬の開発をしたのがアンジェロでは無かった。それは気になる訳だ。それにしてもアンジェロは毒に侵されずに一人で研究してたんだね。

「月がきみのことを好きだったらどうする?」過去のアンジェロの問。
当時答えられなかった、と話すムルに驚く一行。両想いの可能性を考えなかったのかという問に

まあ、そうね。。
忌孔雀もだけど、意思の確認が出来ないからねえ。。
いやそれにしても、今回ムルのこんな姿が見られたのが一番の収穫です。これボイス付きで見たいな。

忌孔雀のある場所で、木の中にアンジェロがいるだろうとムル。
濃くなる気配に、若い魔法使いたちを下がらせるボス。ある意味世間知らずのオズも同様に…オズ不満そう…
それを横目に賢者を連れて先に行くムルと追いかけるカイン、ブラッド。扉の先は部屋の中…ではなく、木の中。
ドライアドがアンジェロに見せている幻。魅了がずっと続いてると言う事?

幹とほぼ一体化したアンジェロ。ドライアドと忌孔雀は別だろうというムルに、そんなことはない、とアンジェロ。彼の中では同一なのか。

キースとアンジェロの会話。
何をしてもアンジェロに敵わないキースがアンジェロを陥れた。でも、アンジェロにだって、研究しかなかったのに。お金(研究)も友情も失い絶望したアンジェロにドライアドが…。そしておそらく厄災の影響で木と一体化。
ドライアドはアンジェロを元に戻したくてムルを呼んだのではないかというけど…生きた状態では無理だねって、ムル、あっさり…。

いままでのイベントだったら厄災の影響を浄化することでなんとかなってたけど、今回は駄目らしい。アンジェロはこのまま。。まじか。
今の自分が幸せだというアンジェロにムルはかつての夢を思い出させる。
解毒薬を作り、忌孔雀が愛されること。そして今の姿を現実逃避だと言う。
え、その状態で言う?と思ったけど、アンジェロの名で解毒薬付きで発表することはまだできるのか。

アンジェロのいらだちに反応するような忌孔雀の攻撃。
怒らせちゃった、じゃないぞムル。。今のアンジェロはまだやさぐれてるんだからさあ…煽ってる以外の何物でもない。
ずらかるぞ、というブラッドに胡椒瓶を出したムル…便利だと初めて思ったわ。すぐ近くに出られたからね。使いこなしてるのか?ブラッド。

キースとアンジェロの出会い。人酔いしたアンジェロを解放するキース。

残された5人が扉を開けてもそこは部屋の中。
ミチルが日陰なのに葉の茂る部分を発見。そこへまた声が聞こえる。。
このあたりは、同じものを見聞きしていたんだろうね。
動きが激しくなったのは恐らくムルが怒らせたから。オズの結界で攻撃を防ぎ、シャイロックが呟いたところでムルたち合流。キースを連れて。
お互いまだ生きていて話が出来るなら、そしてキースが後悔しているならまだ何かが変えられるかもしれないとカイン。

攻撃する忌孔雀から降り注ぐ蜜。まるで泣いているかのように…って、表現は美しいけれど、床一面毒の蜜ですよね。
浄化の前に試したいことがあるとムルは箒に乗って結界から飛び出す。
解毒薬を探せ、というブラッドにミチルの気づいた葉の繁る棚へ向かう。
蜜に侵されながら幹を目指しアンジェロに話しかけ続け、枝の攻撃に傷ついた体で幹を抱きしめるムル。

めっちゃ明快…!

今回は研究者ムルの話ですね。シャイロックの出番が控えめなのは、シャイロックもあまり見ないムルの顔だったりするのかなー。

薬瓶を確認して、ムルが浄化の呪文を唱えて。

解毒剤が効いて意識を取り戻したムル。
魔法使いには効果があった、と。それにしても回復早いな。

キースの懺悔。
どんなに後悔しても、アンジェロはもう人間には戻れない。
アンジェロは何を思ってるんだろう。

そんな苦いシーンを読みながら、私はずっと、みんな毒の蜜の上にいて大丈夫なのかしらオズの結界でどうにかなってるのかしらと気になり続けていました…毒の蜜でずぶ濡れのはずのムルの服や肌や髪とかさあ…まあ誰かが乾かしてくれてるのよね。

そして数日後の魔法舎。またカードゲームかい。ブラッドリーの一人勝かあ。。ムルは最近留守がちらしい。
カウンターの新聞に掲載されているのはキースの告白。
それでもやはりアンジェロはあのままなのか。。とそこへムル登場。
一緒にアンジェロの研究所へ。
キースは人間側の実験体として自分の体を使って欲しいと申し出て、ムルは自身とキースの結果を纏めていた。被検体って同じ人が回数こなすだけじゃ駄目なんじゃ…まあ、その辺はこれからってことですね。

賢者の答え。すんなり出たものと出ないものと。
でもムルは満足そう。
そしてこの研究所を買い取ったとムル。ドライアドの宿った木は珍しいから見飽きないって…えっと…アンジェロ、思考する力は残ってるのに動けない体で…ええと…
アンジェロは、解毒剤の行方を見守る事を、みんなが忌孔雀を受け入れてくれる未来を待つことを受け入れたのかな。
そ、そういうことにしておこうっ
(そうしてる内に、いつか、分離する術がみつかったり…しないかな…)

なんともいえない後味のイベントでありました。
なので最後にほっこり(?)

そう言って部屋から出て来るひきこもり…

そして、青いきまぐれハーブを持って行かなかったネロが好きです。
君やっぱりブラッドとのこと隠すつもりないよね?








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