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6/28 趣味

【今日】

松屋で鰻食った。
美味いが、高い金払って鰻を食うほどでもないな。

【趣味】
皆さん趣味はなんですか?
僕はエロゲです。
しかし、美容院とかで「趣味はあるんですか?」と聞かれたら「あはは、漫画読んだりっすね😅」とエロゲとは答えない。

それは当然エロゲという趣味は世間に受け入れ難くマイナスなイメージがあるからである。

突然だが今から挙げる趣味をA群、B群と分けていただきたい。
旅行、アニメ鑑賞、美術館巡り、読書、漫画、映画鑑賞、エロゲ、鉄道、Vtuber、キャンプ

さて、僕ならこう答えるだろう。
A
旅行、美術館巡り、読書、映画鑑賞、キャンプ

B
アニメ鑑賞、漫画、エロゲ、鉄道、Vtuber

まぁ皆さんもこの分け方でなんとなく「なるほどね」と想像がつくだろう。
強いて言えば「漫画はAでもいいんじゃね?」という意見があるぐらいだろう。
インドア/アウトドアと分けた方もいるかもしれない。

さらにC群を追加で分けることとする。
僕はB群を一部をC群に移行するだろう。
C
エロゲ、鉄道、Vtuber

こう考えた人は僕と同じ立派な偏見野郎だ。

エロゲ、鉄道、Vtuber……
こういった物はTwitterのオタクからも『恥ずかしい趣味』として鉄オタ、V豚と蔑称の対象となる。

昔はアニメや萌え文化にも『犯罪者』のイメージがあった。
【東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件】という1988年から1989年にかけて相次いで発生した、幼女4人を対象とした一連の誘拐殺人事件。
犯人である宮崎勤は多くのアニメや猟奇的な作品のビデオを所持していたことから、オタクへの風当たりが一気に強くなった。
オタク=犯罪者。これが平成元年だった。

しかし、なんやかんやでオタク文化は市民権を得て、テレビで『プリンセスコネクト』などのCMが流れたり、Twitterのプロフィールに〈加工師/ごちうさ連盟No.2/リゼロ教教祖/めぐみんは俺の嫁〉などと「僕はオタクです」と公言しているかのような所謂『オタク垢』が蔓延していった。
多分、リアルでも「趣味はアニメを観ることです」とか「オタクです」と言う人もいるだろう。
今やオタクは世間で受け入れられた人間と言ってもいい。

それでも、オタクの間で趣味がVtuberや鉄道は【発達障害/気持ち悪い/恥ずかしい】などといった偏見と共に蔑ろにされる。
それは、趣味のランク付けがされているからだ。

鉄道が好きだなんて考えられない。
女に投げ銭するなんて気持ち悪い非モテ男に決まっている。
カオナシ。弱者男性。
そういったことから下層の趣味のレッテル貼りをされ、Twitterで馬鹿にする対象となっている。

さて、ここまでオタク文化について自分の偏見を散々述べてきたが、今回はこれを基に趣味は人生を謳歌する必須な物であり、趣味とは気持ち良さであるということを説明していきたい。

【趣味は気持ちよさである】

さて今一度皆さんの趣味を問いたい。
僕の文章を読んでいるということは
【カードゲーム/エロゲ/アニメ/ゲーム(主にFPS)/パチンコ/競馬/酒】
とかだろうか。
嗚呼、まったくもってしょうもない趣味ではないか!
旅行やカフェ巡りの高尚な陽趣味とは相反した、くだらないコンテンツに依存した愚かで愚かで愚民と一蹴してしまいたくなるカス人間共よ!

なんて思わない。

趣味を持つことは非常にいいことだ。
趣味がない。楽しみがない。休みがあっても一日中ダラダラして終わる。
そういう人達だって無限にいる。
いや、もしかしたらあなたがそうかもしれない。

話が逸れそうなのでこれ以上言及しない。

さて、趣味は気持ちよさ故に成り立っているのではないだろうか?
FPSだったら、人を殺すのが快感、目標のランクに辿り着くために野良にイライラしながらもプレイする、キルレを上げてキルデス戦績を見て悦に浸る、カッコいいキル集をまとめてTwitterにあげ自己顕示欲を得る。
アニメでも、好きなキャラや声優さんを追う、物語が面白い、逆にTwitterで悪口を書き込むために必死に粗を探すために観る、リアルタイムで同じ作品を観てるオタクと情報が共有できる。

競馬だったら、当たったら脳汁が出る。

そうこうした趣味は楽しいからやる。
気持ちいいからするのだ。
自分の趣味のエロゲだって
感動し、驚き、キャラの可愛さにニヤつく。
どんどんクリアしていく本数で悦に浸る。
こうした作品に没頭している時に“気持ちよさ”を付与させるためにやっているといっても過言ではないだろう。

それは鉄道やVtuberだって変わらない。

趣味鉄道。
こうした完成された『編成写真』を撮ったのをTwitterにあげたり、珍しい電車を撮ってTwitterのアイコンにする事を気持ちよさを感じるのだろう。
違かったらすみません。

Vtuberも然り。

こうしたスパチャを好きなVtuberに読んでもらうことで気持ちよさを感じる。
『推しが僕の書いた文章を読んでくれている!』
社会的地位の低い男性がお金を投げただけで女性にお礼を言われるなんてドーパミンがとんでもないことになっているに違いない。
違かったらすみません。

そう、趣味は快楽を求めているのだ。
金銭を投じ、創作なら時間を投じ、快楽を創る。

ギャンブルだって『結局負けている金額の方が多いからマイナス』と言う意見があるが、
ギャンブルの快楽はギャンブルでしか得られないであろう。
ギャンブラーは儲けを得るために金銭を投じているわけではない。

快楽を得るために金銭を投じているのだ。

まぁ、本当に儲けられると思っている人もいるが。

スパチャも同じで『人気の女性にお礼される』という快楽が得れるから何万何十万と投じる。

ソシャゲだって同じだ。
いや、人権キャラを得るために好きでも無いキャラに金銭を投じている人がいるっちゃいるかもしれないが、大抵の人は『自分の推しが引きたい』だろう。

ここまでダラダラ書いてきたが、要は気持ちよさを得れているのなら、どんなに金銭を投じたって時間を投じたっていい。
僕はそう言いたい。
趣味を引退した時に
「なんでこんな事にお金と時間を浪費していたのだろう」
と思うかもしれない。

でも、その時熱中し、継続的ではないが、その一瞬の間に快楽が生じていればいいではないか。

趣味に生産性なんかいらない。

趣味はまさしくオナニーだ。

なんの生産性なんていらないじゃないか。

熱中しているその瞬間、気持ちよかったらいい。

恋愛していない弱者男性が叩かれ馬鹿にされがちだが、恋愛だって大抵の場合女と過ごし、愛を感じ、性交するという気持ちよさのために時間と金を浪費し、女に愛情を注ぐ。
それすらも別れてしまえば0に還元される。

気持ちよさにリターンを求めるな。
趣味に優劣をつけるな。
快楽という、その一瞬に人生を捧げよ。

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