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Sigma 10-20mm F4-5.6 EX DC HSM

関屋です。アメブロから移行して今回からこちらで書き始めます。
久々にレビューを書きたくなったので書こうかと。今回は意外と需要がある広角ズームレンズの中でも自分が持っているSigma 10-20mm F4-5.6 EX DC HSMをご紹介。

まずはレンズの概要。2005年発売の広角ズームレンズ。APS-C用で換算15-30mm相当のズームレンズです。
構成は10群14枚。
重量は465gとこのサイズにしては重い。Z50にFTZ経由でつけるとかなりフロントヘビー。

21mm F5.6  1/125 ISO1000 JPEG撮って出し

ではレンズ性能を作例と並べながら。ボディは全てNikon Z50、FTZをつけてマニュアルフォーカスでの撮影。
個人的に「開放からよく写るな」と思いました。
ピント面は良好なシャープネスを出しています。広角で開放5.6だと遠景でもかなりパンフォーカス気味になりますね。

15mm F5.6   1/125 ISO1000

続いて近景。広角端でやや絞って5.6。
解像面はシグマらしいシャープさを保っていると思います。ここはデジタル専用レンズらしいというべきか。
ボケはやや汚く、2線ボケ気味。広角なのでボケを求めるレンズではないのは百も承知。
周辺の流れが見受けられるがこれは遠景だとさほど気にならない。

結論
・20年近く前のレンズだが開放からよく解像する。ここは流石のシグマ。
・ボケは微妙。パンフォーカス気味に撮るのが無難か
・流石にF4-5.6は暗い。後継モデルでF3.5通しのものもあるが基本的には昼用
・Z50につけるとかなりフロントヘビー。やや疲れる

当然ながら既に販売は終了しており、中古実売価格は15000円前後。お試しで一本買ってみるのもありだと思います。

最後に補足として、Z50にFTZをつけた撮影ではAF動かず。ロット差等は不明ですが、一部ボディで使えない可能性があります。たださほどMF操作に苦労するようなことはなかったです。

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