見出し画像

【アドバンス環境】わかりミーア採用アナカラー軸ゼロルピアジョー星簡易記事

簡易記事だから画像とかそういったのも手抜き。

1.はじめに

久しぶりのDM記事、自分自身でプレイしているわけではないが周りがプレイしているのを見て、このデッキタイプについて聞かれたことがきっかけに少し考える気になったので、その備忘録として。ちなみに一度も回していないので強いかどうか。良い点悪い点が色々あるかと思いますが悪しからず。

また今回の記事構成は最初にデッキリストとループ手順

後のほうに構築等考察を書いていく形式になります。

2.デッキリスト

『ダークネス軸ゼロルピア』
~メインデッキ~
4 x 希望のジョー星
1 x 困惑の影トラブル・アルケミスト
1 x 「大蛇」の鬼 ジャドク丸
3 x 絶望と反魂と滅殺の決断
4 x ゼロ・ルピア
4 x ヘームル・エンジオン
4 x 罪無 ウォダラ垓
1 x 【今すぐ】うわっ・・・相手の攻撃止めすぎ・・・?【クリック】
4 x 天災 デドダム
4 x Disジルコン
1 x わかりミーア♡
4 x 天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」
1 x 応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」
4 x 超GR・チャージャー

~GR~ゾーン
1 x オレちんレンジ
2 x サザン・エー
2 x クリスマⅢ
1 x シャギーⅡ
1 x ツタンメカーネン
2 x 全能ゼンノー
2 x バルバルバルチュー
1 x ヘルエグリゴリ-零式


わかりミーア採用によるcip無限ループ

前提条件:ジョー星+ゼロルピア3体(6軽減時) 手札と場にヘームルエンジオンがある状態でかつGRをすべて出し切っている状態

~基礎ルートA~(GRクリーチャーを任意回数使いまわせるルート)
①わかりミーアをバズレンダ2回使用で召喚によって盤面にいるシャギー+わかりミーア+使いまわしたいクリをマナへ
②シャギー効果によりわかりミーア回収
③ヘームルエンジオンループによりGR再展開で初期盤面へ


~基礎ルートB~(コスト6以下クリーチャーを任意回数使いまわすルート)
※ゼロルピア4体並べた場合は8以下となる
①わかりミーアをバズレンダ2回使用で召喚によって盤面にいるシャギー+わかりミーア+使いまわしたいクリをマナへ
②シャギー効果によりわかりミーア回収
③ヘームルエンジオンループによりGR再展開で初期盤面へ
④わかりミーアをバズレンダ2回使用で召喚によって盤面にいるエグリゴリ+わかりミーア+シャギーをマナへ(GRゾーンへ戻す順番は上からシャギー、エグリゴリの順番になるようにする)
⑤ヘームルエンジオンループによりGR再展開でシャギー→エグリゴリ→エグリゴリ効果によりシャギー破壊し使いまわしたいクリを手札へ戻し、さらにヘームルループによるGRをすべて出す。
⑥使いまわしたいクリを召喚する。
⑦以上により初期盤面へと戻る。


上記の基礎ルートB(コスト6以下クリーチャーを任意回数使いまわすルート)を用いる事で
今回は〈応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」〉を使いまわすマナ無限アンタップループを組み込んだヘームルエンジオンメカーネンLOがフィニッシュとなる。

そしてこのデッキの墓地回収+山札回復手段は
「【今すぐ】うわっ・・・相手の攻撃止めすぎ・・・?【クリック】」
「希望のジョー星」

この2種類をマナアンタップループにより生み出されたマナを支払ってプレイするだけです。
①希望のジョー星を2回張り替える(墓地が2増える)
②マナアンタップループをする
③止めすぎ【クリック】を唱え、墓地へ行くので山札が増える。
④おれチンレンジを任意回数使用しジョー星2枚+止めすぎ【クリック】をトップへ置き、メカーネンで引く

この手順で山札回復をバクシュ無しで行うことが可能です。

本リストであれば絶望と反魂と滅殺の決断を用いることでも山札回復は可能です。しかし、ダークネスをメインに据えてしまうとLOループの時の山札回復は可能ですが、ゼロルピアやわかりミーアといった必須パーツが墓地へあると回収ができない為、他に回収手段を用意する必要があります。

そのため本リストではダークネスをメインループに置くのではなくあくまでコンボ始動までの時間稼ぎのとしての採用となっております。


3.考察部分

3-1.基盤について

基盤については、現状では青緑軸のほうがデッキコンセプト的には素直な構築であると思っています。
理由としては上記に上げたアナカラー軸は一見デッキパワーが高く、強そうに見えますが、ゼロルピアジョー星の一番の課題である「ジョー星をしっかりと張り、ゼロルピアを抱える」という動きを完遂しやすいのは軽量キャントリップカードが多く採用されている青緑のタイプです。

しかし、「めっちゃ映えタタキ」や先日、新規で追加された「超英雄タイム」等といったジョー星に対してのメタカードが流行っている現状、従来のまま、3tジョー星からの動きを前提とした形は勝ちづらくなっているのではないかと思っています。

その対策として6マナにして一気にゼロルピア+ジョー星を張ってしまえばよいといったアプローチがされているのがvault大会にて少し見られたアナカラー型だと思われます。

こちらの良い点はマナをしっかりと伸ばしてからプレイをすることを前提と組まれているため、コンボ用カードと動きの札を兼任したカードが多くデドダムやdisジルコンといったカードが採用しやすい事。
その反面、ゴンパドゥ等のジョー星を手札に加えるための札が減っており、3~4tにジョー星を貼る動きを意識する場合は青緑型と比較すると劣りますが、現時点でのデッキパワーと回しやすさは私の認識では、採用カードの汎用性や妨害カード、最速である必要がないという点からアナカラー軸のほうが優れていると考えています。

3-2.フィニッシュについて

現状の流行りがiFomulaXやシャコガイル等の特殊勝利カードを用いたものとジョルジュバダイユを用いたメカーネンループの二つが主流であると思われます。

これらのフィニッシュの必要枠を考えてみる。

①特殊勝利フィニッシュ
必要枠2:特殊勝利カード(シャコガイルやiFomulaX)、墓地回収手段

②ジョルジュバダイユ
必要枠3:ジョルジュバダイユ、ループ補佐カード1(ジョイダム亥やダンディナスオ等)、ヘームルエンジオン

どちらもフィニッシュカード+補佐といった2枚で完結しており非常に合理的に見える。人によっては墓地回収手段を必要枠と捉えてないのであればたった1枠でフィニッシュに持ち込める為、ベストではないかと思うだろう。

しかし考えてみてほしい。アドバンス環境のゼロルピアジョー星に採用されているカードを。

そうヘームルエンジオンである。

私が見たオリジナル環境のゼロルピアジョー星にはiFomulaXと共に4枚のこのヘームルエンジオンが入ったリストばかりだった。
オリジナル環境でGRが運用できない為、一番枠が必要ないiFomulaXが選ばれたのは理解できたが、なぜエンジオンループにしないのかが本当に解らなかった。なぜならiFomulaXの為の枠を数枚入れ替えるだけでループが可能になるからだ。しかもフィニッシュ以外の役割を持てるカードで
基本的にエンジオンを用いたメカーネンループに必要な条件は2つ

①山札回復手段
②GRクリの自壊手段

リストとループ手順を冒頭に乗せている為、勿体ぶらずに書いていきますが

今回採用したループ用のパーツは
①応援妖精エール/「みんな一緒に応援してね!」
②【今すぐ】うわっ・・・相手の攻撃止めすぎ・・・?【クリック】
③わかりミーア♡

この3枚です。先ほど述べた2パターンのフィニッシュ必要枠と比べて1枠増えています。
しかしリストを見ていただければわかるようにこれらを無理なく採用できるのがアナカラー基盤の良いところです。特にわかりミーアは初動ブーストとしてプレイ可能であり、枠的にも2マナ初動枠の枠を使用することで実質的に枠の削減。エールも元々青緑軸のゼロルピアジョー星でコンボ始動時の安定剤として採用されていた為、全くの不要牌にはなりません。さらに下面は気持ちではありますがトリガー。
更にループデッキ御用達の止めすぎ【クリック】もシールドトリガーとして一定の受けとして機能してくれます。
また他山札回復手段よりも止めすぎ【クリック】が優れている点は、自身の効果で山札へ戻る為、山札回復手段の回収カードをわざわざ採用する必要がないというところです。強いて言うのであればどうやってこのカードを墓地へ送るかが課題ですが、マナアンタップループを用いることで素打ちして墓地に送るという荒業を使用します。バクシュ要りません。

特にわかりミーア+応援妖精エールを用いたマナアンタップループを用いる事でデッキ構築段階でループに組み込める札の幅が大きく広がった事は、非常に大きかったです。そのためGRゾーンへ入れたくなかったバクシュを抜くことが可能になりました。
そのため3コストでかつ、リソース確保が狙える超GRチャージャーの採用に踏み切れました。


3-3.採用カードについて

Disジルコンについて
今回のゼロルピアジョー星というデッキタイプがアナカラー型に移行できた立役者。
主に二つの役割があり
①色基盤としての役割
②マナ+墓地からも召喚できるという実質的な手札枚数の増加。


特に色基盤としての側面が大きく、デドダムを初動として組み込めるようになった事と必然的に黒のカードが増えることでそれらのカードを採用しやすくなりました。
特に今回のリストであれば絶望と反魂と滅殺の決断の採用がその恩恵といえるでしょう。

またゼロルピアジョー星というデッキタイプ、起動時点で手札が多ければ多いほどコンボ突入がしやすいデッキですが案外手札不足に陥りやすいです。
その際にマナや墓地から召喚できるこのカードは非常に重宝します。

ゼロルピア1枚下では1マナ消費してしまうことはネックですが、それを除いても手数が増えるほうがメリットが大きいです。感覚的には追加のヴォダラ垓としての運用となります。

採用枚数は4ですが役割的には3枚でも運用はできるかと思います。
ただし、このような手数を増やせるカードは連鎖させてこそ真価を発揮するため、現時点では4が色基盤的にも良いのかなと思います。


絶望と反魂と滅殺の決断について
ループとは関係ない立ち回り用のカードとして採用。とこしえ等の小型メタクリを除去できて、更にハンデスによりゲームスピード遅くすることを狙います。
またDisジルコンと同様、墓地から唱えれる札の為、実質的な手札枚数の増量として使えるのも良い点です。

この枠は自由枠となっており、環境に合わせ対メタクリの除去カードであったり、動きを優先する為の札を入れたりなどといったカードを入れましょう。

4.終わりに

ゼロルピアジョー星というデッキというかギミックが環境に食い込むレベルだとは思っていませんでした。というか今でも信じられないです。

コンボデッキ特有の最速で引けなければがどうしても許容しづらいデッキなのでどうやって勝っているのか分からず、youtubeで動画を見ると大体3t目にジョー星をプレイして真顔になるのですが。
それでも色々と形を変え、最終的に自分が思っていた方向とは別ベクトルのアプローチが取れるデッキになっていたのは素直に凄いと思いました。

またループルートに関しても一律ではなく。様々なパターンが存在するため、新カードが出たらもっと最適化されたりするのかと思うと楽しみです。

また気が向いたらこういった記事を書いていきます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?