【工作】零龍(ゼーロン)パタパタシステム
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どうも、セキボンです。
突然ですが皆さん、オカルトアンダケインしてますか???
オカルトアンダケインといえば、やはり欠かせないのが、このカード。
そう、ゼーロンじゃな!
ただこのカード、5枚バラバラのカードをゲーム開始時に設置し、さらにゲーム中も達成した儀と達成してない儀を管理しなくてはならないという代物。
さて、今回はこのゼーロンを
「3D龍解のように、繋がった状態にできないか???」
??????????
という、一見無謀にも思えるチャレンジ
『零龍(ゼーロン)パタパタシステム』に関する報告である。
■発端
事の発端はこのツイート。
BBP版のバトライ閣は、普通の3D龍解するタイプのバトライ閣と違い、裏面が異なることで(たぶん)有名。単純にテープで繋げただけでは絵が揃わない仕様となっている。
?!
※補足:BBPバトライは1枚ずつひっくり返して使うことを想定していると思われる。
元ツイではこの仕様を、スリーブを器用に繋ぎ合わせることで克服。
実際に自分でも作ってみたが、普通のバトライ閣と違い、ワンタッチでバトライ刃から閣になれるのが非常に使い勝手が良く、大変気に入っている。
寧ろ普通のバトライよりBBP版のバトライの方が断然“良い”。
そんなバトライ閣をパタパタさせて遊んでいて、ふと思ったのである。
「ゼーロンもパタパタできないかな……」
挑戦が始まった。
■難点
まず当たり前だが、単純に貼り合わせても意味がない。
ゼーロンのイラストの、左右(零龍星雲)の半分と半分が中心(零無)と合うという仕様上、ただ貼り合わせたのでは、折り畳んだ時にカード1枚分の大きさにならないためだ。
これは零龍星雲に折り目を付けたり、半分に切ったりという手段に出れば解決可能ではあるが、個人的にカードを折ったり切ったりするのには抵抗があるので、違う方向で行くことに。
ここでヒントになったのが例のバトライ閣。
例のバトライ閣では、カードを入れない4枚目のスリーブを使うことで、あの機構を実現している。
ゼーロンについても、スリーブなどの透明なものを上手いこと貼り合わせて、零無と零龍星雲を
①カード0.5枚分スライドさせて
②さらに折り畳む
という機構が作れさえすれば、実現可能ということである(ぇ
というわけで、その辺にあったコピー用紙をあーでもないこーでもないと折りまくってるうちに……
完成した。
■機構
どういう仕掛けなのかというと、
まず、ハードタイプのスリーブ(今回はおやつスリーブHM)を2つに裂き、それぞれ1/2、1/4、1/4にカット。
それを、こんな感じで貼り合わせている。
そして、使い終わった儀は順番に零無の下に収納していく。
使い終わった儀がわかりやすく、しかもどの順番でもイケる!
そして、全ての儀を達成したら、全ての儀を元に戻し、ひっくり返せば………
あれえええええええええ?!?!???
……そう、零龍は1枚ずつひっくり返すことを想定したデザインのため、5枚をくっつけた状態でひっくり返すと左右のイラストが逆になってしまうのである!!!!!
せっかくここまで作ったのに、ここで終わってしまうのか……。
しかし、ここで、セキボンに電流走る。
「裏表でイラストが揃わないなら、1枚のスリーブに2枚のカードを入れれば良いじゃない!!!!!」
と、BBPバトライは裏表合わせるためにあんなに頑張っているのに、ゼーロンはそれでいいのか……?と思いつつも、今回のは構造的にしょうがない……と思いながら力技で解決。
何故か家にゼーロンが3セットあったので、別に買い足したワケではないです(◞‸◟)
(ちなみに多分ルール的に同じスリーブに複数のカードを入れることやゼーロンを2セット使うこと自体があまり好ましくない可能性があるがかといってゼーロンを2セット分スリーブに入れていたからと言って何かあるとは思えないので良いんじゃないかと思ういやでもcsによってはダメって言われるかもしれないから念のため普通のゼーロンも持ち歩いておこう何故かゼーロンが3セットあって良かった(オタク特有の早口)(クチャクチャ)(アディダスの財布)(瞬足)(3種のチーズ牛丼特盛温玉付き))
■改良
とまぁ色々ありつつ、とりあえず形にはなったゼーロンパタパタシステム(試作品)をひっさげ、札幌のcsへ突撃!
その機構の物珍しさからか、その場にいたプレイヤーの方々から「スゴい!」とお褒めの言葉をいただきました(ありがとうございますm(_ _)m)
しかし、使っていくにつれて、容赦ない真実に気付いてしまう。
…………卍誕、しにくいw
うすうす気付いていた方もいたかもしれないが、卍誕のために、零無の下に収納していた4つの零龍星雲をもう一度引き出し、その上で全体をひっくり返すという機構が、まーーーーーーーめんどくさいw
儀を一個ずつしまうシステムはそれなりに実用に耐えうるモノだったが、卍誕があまりにゴミだったのだorz
……と、そんな面倒くさい手順でゼーロンをパタパタ(ぐちゃぐちゃ)していたセキボンに対し、コレを見ていたちょも。君(@rivarro_38)が一言。
ちょも。「これ、儀の達成はひっくり返すだけってことにしたら良いんじゃないですか?」
天才って居るんだなって思いました(小並感)
どういうことかと言うと、実はこの機構の構造上、それぞれの零龍星雲を独立してひっくり返すことができるのだ。
このひっくり返した状態を儀の達成ということにして、後はイラストが合うように2セット目のゼーロンの向きを揃えれば、あの卍誕のしにくさは解消される!という算段だ。
………
いや、これ、
どうやって零無ひっくり返すんだよ!!!!(不可能)
というわけで、この問題については
これを
こう。
力技で解決しますw(クソおぶクソ)
また別件で、パタパタする部分がとりあえずハードスリーブ1枚分で作ったヘナチョコ基盤のため、取り回しが悪い(絡まる)という問題も発生。
ぐちゃあ。
というわけで、ゼーロンの部分はサイドローダーに変更、そしてパタパタ部分は100均で見つけた透明な下敷き(ポリ塩化ビニル製)をカットして使うことに。
厚みのある下敷きの採用により、スリーブ一枚では難しかった山折り・谷折りがしっかり固定されるため、取り回しも多少良くなるはず……!
▲ 薄いスリーブをテープで貼っただけでは、どちらの方向にも折れ曲がってしまうが、
▲ 下敷きはある程度の厚さがあるため、一方向に折れ曲がるようになる。
■完成……!!
試作品に比べ卍誕もしやすく、素材も硬くなったため、使い勝手が格段に向上した。個人的には大満足である。
(本当はこの完成版をひっさげてcsに参戦予定でしたが、残念ながら北海道に緊急事態宣言が出てしまいました。シカタナイネ)
ちなみに梱包用の安物の透明テープで繋げているだけのため、気泡やら糊の跡やらが目立つのはご愛嬌……。もっといい感じのテープをもっといい感じに貼ればもっといい感じになると思います(バカ適当)
正直作る前はかなり難易度の高いと思っていたゼーロンパタパタシステムだが、試作品は1時間くらいででき、完成版の方はそれを見ながら作っただけなので、思っていたよりは簡単だった。
もしコレを見て真似したいという人が居たら、大変嬉しく思います(いない)
また、正直妥協した部分がかなり多いので、もっとこうしたらどうか?みたいな改良案もドシドシ待ってます!!←マジで
またこんなクソ記事に投げ銭をする人なんて居ないとは思いますが、もしも「感動したので投げ銭します!」という凄い方がいらっしゃれば、僕の下敷き代の足しになりますm(_ _)m
有料部分には「ベーコンは焼いて食べると美味い。」と書いてあるだけです。
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!!
それではまた次回の記事でお会いしましょう。
Thanks.
惨劇 様(@sangeki_fnn)
ちょも。 君(@rivarro_38)
大谷 君(@pad_otosan)(ローダーの提供)
おわり
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