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変化する事の難しさ

 自分が成長するためや、反省から、考え方や振る舞いを変えなくてはいけないと切実に思う事がありますが、なかなかそれが難しい!
 その変化が必要だと気づいていたとしても、今までの経験、体験から、いざその時の頭の中や行動はとなると、いつも通りに動いてしまう。なんて事あると思います。あと、変化・改善できてるつもりでいたけど、全然出来ていなかったりなんて事も😭

 今回は僕の最近の心に残る大失敗エピソード😅の一つをご紹介致します!

 僕は、現在沢山の仕事や役職をさせて頂いておりますが、その一つに「一般社団法人 京都府サッカー協会」のキッズ副委員長という役目をさせて頂いております。ありがたい事にもう15年ほど前からキッズ委員に入れて頂き、様々なフェスティバルやイベントをしたり、講師をしたり、幼稚園、保育園への巡回活動をしたり、楽しく活動させて頂いてます。
 その活動の中で、当時「京都サンガF.C.」の普及部長、育成部長等としてご活躍されていた、サッカー育成で超有名な池上正さんが10年ほど前より関わっていただけることになりました。そして、それ以降月1回程度行われる委員会で貴重な経験談をたくさん聞くことができました。

 その月一回の委員会活動や、フェスティバルでご一緒する中で、池上さんといえば、海外でGMをされたり、あの元日本代表監督のオシムさんをジェフに呼んだ祖母井さんの話や、ドイツを中心としたヨーロッパの話を沢山聞く事が出来ました。
 当時はその話を聞くことが、海外のサッカー育成事情を仕入れる1番の情報源でした。そこから、自分なりに調べたり、広げたりを繰り返して、自チームのトレーニングや活動内容をマイナーチェンジしていきました。
 我々のクラブは、結果としてそれなりに良いチームとして継続してましたが、それはサッカー以外の面での取り組みのおかげが大きく、チームの成績としてはパッとせず、上手くはなるけど、沢山勝利を収めるわけではない。という感じでした。
 それでも、京都サンガF.C.のジュニアユースに入る選手が数人出てきたり、高校選手権の各府県予選で活躍する選手が増えたりで、個々には伸びてる事を喜びながら進んできました。
 そんな中、低学年の募集も含めて、幼児の選手を対象とした、グローリアキッズを作って、ドイツの育成を模倣したトレーニングをいくつか取り入れ始めました。その活動によって、キッズ年代(5.6歳)の子達でも「周りを観る」「パスを出す」「スペースに走る」「スペースで待つ」なんて事が試合で出る事になりました!
 はじめはトレーニング自体が成り立たないような感じでしたが、池上さんの真似をして、「大丈夫👌」「ナイス👍」なんて言葉をかけて、進めていました。その中で上手くいくことが増え、予想を超えた子どもたちの成長に、僕自身が驚かされました⚽️そして、池上さんの主催する「ドイツへの研修旅行」に参加する事を決めました。

 その後、低学年の成長を見て頂いたのち、池上さんの講習での中野さん(ドイツ在住サッカーライター兼サッカーコーチ)の一言に衝撃が走りました‼️
 「池上さんと長く一緒にいる山田さんですら、池上さんが薦めるトレーニングやクラブの在り方を真似するまでに7〜8年かかってるので、自分のやっている事、やってきた事を変えるのは、すごく難しいですね!」

たしかに…

 そんなキッズ年代の子達も、この春に4年目を迎え、ジュニア年代への入会を、沢山受け付けております!皆様よろしくお願いします😁

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