9割9分が間違えている!本当のギターチューニングのやり方【超重要】

おはようございます!世界一わかりやすいギターの先生ゆうきです!


いつもは耳コピ、アドリブを中心に情報発信していますが最重要事項を忘れていました


ギターに限らず基礎練は大変重要なものです。
ただし、ギターを始め楽器には"チューニング"という土台があります。



チューニングを適当にしていては耳が育ちません。
貴方の演奏が汚く、かつ音痴に聞こえてしまいます。



…チューニングぐらい誰でもできるという声が聞こえてきます。
これまで教えてきた方、関わってきた音楽仲間にも何度も言われました。


はっきり言います。99%以上の人はまともにチューニング出来ていないです。
あなたの地元で上手い!凄い!と持て囃される様なギタリストでも例外ではないです。


地元のライブハウスのイベントを思い出してください。


なんかこのバンド演奏ごちゃごちゃして何弾いてっかわかんないけどライブハウスって音源やプロのライブと違ってそういうもんなのかな…


みたいな感想を抱きませんでしたか?勿論リズム等の演奏技術、作編曲術、音作りetc…沢山の要因がありますがその一つがチューニングの失敗です。



人間の耳は凄くいい加減なので人に言われでもしなきゃ自分達では気付かないモノです。


ただし!!素人耳だろうがチューニングの外れている音はクオリティ低く聞こえますし、チューニングが完璧な演奏はクオリティが高く聞こえます。


ましてや将来的にプロの演奏家を目指しているのならチューニングがいい加減では話になりませんので、必ずこの記事を見てマスターしていってください。


その1:そもそも使っているチューナーが間違っている

まず99%以上の人が致命的なミスをしている問題です。


衝撃的だとは思うのですが…市販されているクリップチューナーのほぼ全てが正確なチューニングは不可能です。


特定のメーカーさんを悪く言うつもりはありませんが、実際に一般的な1000円程度のクリップチューナーを使用しているギタリストの多くがチューニングが狂っています。


当然ですがスマホチューナーなぞ論外です。


市販のクリップチューナーにおいて正確なチューニングが可能な物、プロの現場で
使用しても問題のない物はTCエレクトロニックのunitune,polytune以外には聞いたことがありません。

https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/242445/


上記のURLからunituneが購入できます。polytuneとの違いは一斉に弦を鳴らして同時にチューニングができる機能があるかないかぐらいです。


正直意味があるかと言われると微妙なのでやすいunituneを使えばいいでしょう。


その2:実際に比較してみる。

…とは書いたものの実際の証拠がないと信じない方も多いと思います。


そこで先日楽器屋さんで一般的な1000円程度のチューナーを購入してきました。
上述の通り、特定のメーカーさんを貶める意図はありません。


なので、市販チューナーの方のメーカー名は隠させていただきますのでご了承ください。


以下は全く同じ条件下で1弦の解放弦をそれぞれでチューニングした結果です。

一般的に使用されているチューナー
プロの現場でも利用されるunitune(polytune)

計測方法としては一般チューナーでチューニングした後unituneでチューニングが成功しているかを確認しました。


さまざまな要因でチューニングはズレますので、念の為2度付け直して確認しました。


結果は画像の通りです。一般的なチューナーではバッチリあっていますがunituneでは明確にズレています。これでは当然使い物になりません。


その理由は単純にピッチ精度の問題です。


一般的なチューナーのピッチ精度が+/-1centに対し、unituneは+/-0.02centの誤差範囲です。


まあ当然の結果というかなんといいますか…



勿論unituneは通常のチューナーの約6倍の値段になりますから必ず買ってくださいとは言わないのですが


上達したい。人前で演奏したい。と本気で思っているなら必ず買うべきです。
ましてやプロを目指すなら当然必須です。


貴方の熱意と財布と相談になりますが、購入を強くお勧め致します。


最後にもう一度繰り返しますが、プロの演奏家で仕事等でTC以外のクリップチューナーを利用する事はまずありません。


※unituneには2つチューニングモードがあり、精度の低いクロマチックモードも付いています。ぶっちゃけ使用する意味がないので必ず精度の良いストロボモードを利用してください。


その2:ギターのチューニングは巻いて行う

これは割と有名な気もするので大丈夫な人は多いかと思いますが念の為紹介です。


チューニングをする時にギターの弦は巻く、緩めるの2種類があります。


さて、ペグを巻いて巻いていざ6弦のEに到着!!微調整してたら少しすぎちゃった!!緩めよう!!…なんて人は要注意です!


詳しい原理は分かりませんがギターの弦を緩めて合わせてしまうとチューニングが狂いやすくなってしまいます。やめましょう。


もし行きすぎてしまった場合は必ず大きく緩めてまた巻いて合わせる。また行きすぎたら繰り返し。これで行ってください!


その3:ギターは弾く時の姿勢でチューニングする。

初中級者がチューニングでつまづく関門その2ですね。
これができていない人も結構多いです。


実はギターは姿勢を変えるとチューニングが少しズレてしまうんです。
なので、基本的に座って弾くならその姿勢でチューニングします。


勿論立って弾くなら立ってチューニングします。


ただこちらは上述のチューナー問題ほど深刻ではなく、unituneでも観測できない程度の誤差レベルである事は間違いありません。


ただし、所謂ストロボチューナーと呼ばれるさらに超高精度なチューナーを使うと丸わかりになります。


申し訳ないんですが当方ではストロボチューナーを持ち合わせていないので検証は不可能です。申し訳ありません


※専門時代の授業で過去に検証自体はしております。結果、少し斜めに構える程度でもチューニングはズレておりました。


ここまでチューニングにこだわるのは流石にノイローゼモノですが、できる限り演奏事の姿勢でチューニングする。という心がけくらいは持っていて損はないでしょう。


その4:オクターブチューニングについて

これもまた結構つまづく方が多いと思うんですが、実はギターはフレット事にチューニングが安定していません。


全体的に少しづつですがフレット毎にチューニングはズレているのです。
全ての場所で完全なチューニングを行うことは不可能なのです。


ただ、その中で解放弦と12フレットだけでも正確にチューニングできれば全体的にまだマシだよね。と言う考えがオクターブチューニングです。


ペグではなくブリッジのサドル部分のネジをドライバーで回して調整していきます。


サドルの位置が動いて解放弦以外のチューニングが変わります。


12フレットを弾きながら実音が目標の音より低ければネック側に、高ければ逆側に回してチューナーで合わせていきます。


正直自信がなければ一度揃えればなかなか狂わないのでリペアショップなどでやって頂くのも視野に入れて良いかと思います。


※オクターブチューニングぐらいなら大丈夫かとは思いますが、楽器屋さん等にリペア、ギターの調整を注文するのは原則極めて非推奨です。別記事でいずれ書きます。


※あくまでもオクターブチューニングはネックの反りなどでも変わります。
全ての調整が終わった最後に行います。


最後に

実は99%の人ができていないチューニングに関する解説でした。
衝撃を受けた方も少なくないとは思います。


ただ、これに今日気付けなければ一生貴方の耳は成長が中途半端になっていたかもしれません。


これを機に1人でも多くの方がunituneを利用していただけると嬉しいです。


楽器は大前提として正確なチューニングがあってこそ。です。
ここだけは妥協しないようにしましょう!!




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記事を書いておいてアレですが、ネットで記事を漁るよりも音楽もスポーツと同じで人から直接学ぶのが比較しようがない程圧倒的に効率が良いです。




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