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2021年9月の記事一覧
結局のところ子どものことは分からない。大人同士の人付き合いと一緒で、わかっているつもりが全然違っていたりする。
「分からないので教えてください」というスタンスが大事。相手に興味を持ち、相手を知ろうとするのだ。
あなたは、お子さんに「教えてほしい」とのぞむことはありますか?
子どもは、基本的に「自分でやりたい」という人たちです。
そもそも人は多くの場合、「いま、やろうとしていた」ことを誰かに指摘されるのが大嫌いですから。
あなたはどのくらい、「きっとできないだろう」と先回りをしていますか。または「時間がないから」と、任せず手を貸していますか。
子どもたちがたとえどんなことをしても、それでも温かい想いを伝えられるか。保育をしていて試される日々です。
時には真剣に伝えたり、厳しく叱ったりすることもあるかもしれない。それでも。深い深いところで、目の前の子を温かい想いで包み込めるでしょうか。
悲しい時や辛いとき、しんどいときなど。
大人はついつい子どもの前で頑張ったりしてしまいませんか?もしそうなら、どうしてお子さんの前では頑張り、強いフリをする、してしまうのでしょうか。
たまには子どもの前で、「ちょっとつらい」と言ってみてもよいかもしれません。
子育てでは、怒りすぎて疲れ果てることも、うまくいかなくて悲しむことも、どうしようもなくて悩むこともあると思います。
お子さんが20歳になったとしたら。そんな日々を、あなたはどう振り返るでしょうか。未来のあなたは、いまのあなたをみて何と声をかけてくれるでしょうか。
もしかすると、人は元々誰もが幸せなのかもしれない。ただ、「幸せではない」「困っている」といった刷り込みを、いつの間にかされ続けている。それにより、「幸せになりたい」と願うようになるのかも。
あなたはお子さんや家族と過ごしていて、どんなときに幸せを感じますか。考えてみてください。
子どもは放っておいても大きくなります。どんな保育園•幼稚園に通っても、それなりに育ちます。
大切なのは「それなり」が「どれなり」なのかを見極める感性でしょう。
あなたにとって"当たり前"とはなんでしょう。それは本当に当たり前なのでしょうか?疑問を持つことから変化が始まります。
あなたにとって幸せとは何でしょうか?
どこかを旅する時?
特別なイベントのとき?
何気なく家族みんなで食べる食事?
仕事に夢中になっているとき?
幸せは、遠くにあるでしょうか。
それとも、目の前にあるのでしょうか。
では。
お子さんにとっての幸せとは何でしょうか?
今日は中秋の名月。
自然を眺めると、日々の子育てや保育の雑踏から一瞬にして解き放たれたりします。
お子さんと外に出て、目的を決めずにお子さんの木の向くままに散歩。指示命令も急がすこともせずに、ゆっくりと。そんな歩き方も、お子さんにとって嬉しい体験なのではないでしょうか。
お子さんを見ていて「悪い」と感じたことが実は良いことで、「良い」と感じたことが本当は悪いことだったりする。
つまり良いも悪いもなくどっちも「いい」のだ。
お子さんを見ていて「んっ…」と思うことの中に光を探してみましょう。「おぉー!」と思うことの中に影を見つけてみましょう。
子どもと向き合うことで、人生における豊かさや幸せ、大切なこととは何かを思い出す機会がえられる。
なぜかというと、子どもを通じて両親との関係性を思い出し、ある意味やり直すことができるからだ。
あなたと両親や家族との関係は、子どもの頃どうだったでしょうか。いま、どうでしょうか。
妙に子どもにイライラするとき。理由はシンプルに「疲れている」ということがある。肉体と精神は繋がっているのだ。
身体の声に耳を澄ませてみる。
そうすると自分の心が見えてきて、結果的に子どもへの関わりが変わる。
あなたの身体は、いまあなたに何を伝えているだろうか?
子どもたちは、私たち大人の育ちに合わせて、日々色んなことを出してくれています。
今、気づいておいた方がいいこと。いまなら気づけそうなこと。様々な形で(一見大変に見えること)出してくれます。
もしそうだとしたら、いまお子さんはあなたに何を気づかせてくれようとしているでしょうか?
子どもは、たった一言で心が折れることがあります。大人でもそうですよね。
逆にたった一言で心が元気になったり、勇気を得たり愛情に満たされたりもします。子どもも大人も同じです。
あなたはお子さんにどんな言葉をかけているでしょう。同じ言葉をあなたが受けたら、どう感じるでしょうか。