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皆redmineって何に使うの?

お久しぶりです。Seiji@redmineエバンジェリスト7号です。
皆様お元気でしたか?記事をまーったく書いていないのには理由がありまして…

私、実は転職して、「株式会社アジャイルウェア」にジョインしておりま
す!もう、かれこれ、1年は経ってしまいましたw

今は「カスタマーサクセス」として、お客様と一緒にredmineの使い方とか、製品の使い方を考えていくような活動をしています。

また、実は、そこで執筆活動やブログチェッカーとして活動していたりもするので、あまりこっちで記事を書くことがなくなってしまったというわけです。

さて、では、何故久々にこちらで記事を書くか?ということですが、私はエバンジェリストとしての活動も大切だと思っています。そこで、仕事とは切り離して、記事を自由に書いてみようと思っています。

っと、いうわけで、今回のお題。
「皆redmineを何に使うのか?」というところで、ちょっと仕事の中でも疑問になったり、こうやったら?みたいな感じの話があったので、情報共有して、他にもこんなのある!を知りたいと思っています。

後、これからredmineをはじめてみるか!って方のヒントにでもなればなぁーっと思って自由に書きます。内容は「そんなの知っているわい!」って内容かもしれません。そんな人は温かい目で見守ってくれたら嬉しいです。

あなたはredmineを「何に」使いますか?

そう、あなたはredmineを「何に」使うのか?
実は使うには形があるんじゃないか?そう考えています。これ、redmineエバンジェリストの会でも話があがってました。

redmineは、実は色々な使い方があって、使い方によって「トラッカー」や「ステータス」「ワークフロー」といったパターンが存在しそう。このパターンによって、パターン定義をして、「デッキ」という形で提供できれば、多くの人の初期導入のハードルが下がるんじゃないか?っていうお話。

確かに、よーく考えたらredmineって「何に」使うのよ?っていうのがありました。皆様どうです?

よーく考えたら、本当にパターン化できそう。

じっくりゆっくり考えたら、パターン化できそうです。例えばですが、以下のようなパターン。

パターン1:課題管理に使う!

王道のパターンだと思います。課題管理。redmineの成り立ちから考えて、これがオーソドックス。標準のトラッカーだと「バグ」を使うのがセオリーですかね。

  • チケット発行タイミング:問題が発生したら。

  • チケットのタイトル:課題とか、バグの内容とか?簡潔に。

  • チケットの親子関係:必要ない。

  • チケットの関連するチケット:似たような課題とかあったり、対応チケットを別で管理するなら必要。

  • チケットの説明欄:タイトルの内容をより詳細に書く。バグの場合、「発生手順」「発生日時」「発生回数」などを書くといいかも。

  • チケットのクローズ条件:課題やバグの対応が完了したら。

  • チケットのステータス:「未完了」「対応中」「完了」これぐらいでいいかな?

  • チケットの担当者:課題(バグ)解決者

  • よく使うだろう画面:チケット一覧

こんな感じですかね?

パターン2:問い合わせ対応に使う!

次にありそうなのが問い合わせ対応。ヘルプデスクとかですかね。何かしらお客様から連絡が合った時に、内容を残しておかないと忘れるってあるので、こういう時にもredmineは使えそうです。

  • チケット発行タイミング:問い合わせがあったら。

  • チケットのタイトル:問い合わせ内容。簡潔に。

  • チケットの親子関係:必要なさそう。

  • チケットの関連するチケット:似たような問い合わせや、対応チケットを別で管理するなら必要。

  • チケットの説明欄:問い合わせ内容をより詳細に書く。「お客様情報」や「折返しが必要な場合は折返し先」を書くとか。

  • チケットのクローズ条件:お客様への回答対応が完了したら。

  • チケットのステータス:「未対応」「対応依頼中」「対応中」「対応済み」「連絡完了」ぐらいですかね?

  • チケットの担当者:一次請け対応者→問い合わせ内容対応者→お客様への報告者ぐらいですかね?

  • よく使うだろう画面:チケット一覧

こんな感じかなぁー。

パターン3:プロジェクト管理

これ、めっちゃ醍醐味なのですが、管理方法って難しいですよね…。WBS書いて、タスク分解して、ガントチャート作って…みたいな。

  • チケット発行タイミング:WBS作って、タスク分解してから。

  • チケットのタイトル:タスク分解内容。

  • チケットの親子関係:必要そう。

  • チケットの関連するチケット:必要そう。

  • チケットの説明欄:タスクの詳細。チケットの終了条件を書く。

  • チケットのクローズ条件:終了条件をクリアしたら。

  • チケットのステータス:「未対応」「対応中」「対応済み」「承認依頼中」「承認済み」とかかな?ここのパターンはいっぱいありそう。

  • チケットの担当者:タスク担当者(ここも承認とか考えると色々ありそう)

  • よく使うだろう画面:ガントチャート、チケット一覧

みないなところかなぁ。

こんな風に考えていってみたら…

チケットに書く内容や管理したい情報など、もっとまとめていくことで皆様の型化ができるんじゃないか?と思ったりしてしまいます。

使える機能もまだまだあったりするんですよね。wikiとか活動タブとかニュースとか…

そして、プラグインを充実させることで、幅が広がったりもしそうな感じがしています。この辺に関してもパターン化できれば、プラグイン紹介に繋がったりもしそう。

後は、redmine事始めみたいなチャートが作れたら…
皆様がredmineを始めるきっかけになるのではないかと思ったりもしていたり。

っと、いった感じで、色々と妄想を広げてみました!

最後に…

大した内容の記事ではなかったと思いますが…redmineは「色々」とできるツールです。しかし、「色々」しようとして、なんだかよくわからない巨大システムを想像されて、結局使えねーじゃんにも落ち込む。実はこれはredmineだけではないです。どのツールにもいえる。たまたま、「あ、これ分かりやすい!」ってだけで、飛びついたら、実はやりたいことの半分しかできなかったり、チープだったりもしたり…そういうのがあるので、じっくり検討をしてみてください。

その検討をする中で…「何に」使うか。この「何に」は一つ想像してから使うようにしてみることがいいのかなぁーっと思います。

「課題(バグ)管理」ですか?

「納期管理」ですか?

「データ管理」ですか?

一つ決めることで、「Wiki」を使うのかとか、「チケット一覧」で管理するのかとか、「ガントチャート」を活用するのかとか…

様々な事が考えられると思いますが、一つに絞ることで、管理方法が見えてきて、ルールが作りやすくなるんじゃないかなぁーっと思います。そして、この一つから徐々に始めることで「チケット文化」が根付いていくのではないかなぁーっと思ったりします。

これからも「プロジェクト管理」や「タスク管理」といった管理に関してはなくならないですし、なくならない限り、「redmine」はなくなることはないと思います。(いや、前田様(神様)がいなくなったら心配だけど…)

色々なツールもあると思いますが、この「何」に関しては今一度皆様見直してみては如何でしょうか?

っというわけで、脈絡もないですが、この辺で…また、記事書きます!


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