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こんばんは。『声優男子×七人の妖 ドラマCDプロジェクト』担当の小柳です。連日TwitterでのドラマCD告知でお騒がせしています。

おかげさまで先週末から今週頭にかけて予約数がググっと伸びました。嬉しいです、本当にありがとうございます。

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さて、先日公開したコチラの試聴動画。ドラマ本編の各エピソードを前半部分だけ聴く事が出来るわけですが、、、

実は皆さまにお伝えし忘れた事がございます。

本来であれば各エピソードの始まりに必ず付く、とある要素をこの試聴動画からは敢えて外して公開しているのです。


その要素とは何か?


それは、番組ではお馴染みのキャラクター、敷物の虎ことアンドリュー(CVは諏訪部順一さん)です。

こいつ。

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番組ではナレーションという立ち位置で、企画説明や声優男子メンバーへの突っ込みなどを入れる陽気な虎。口癖は「~だトラよ」です。

そんなアンドリューの声が各エピソードのド頭にプロローグという形で入り、それ終わりで前述の視聴動画の前半パートが開始される、というのが本番の構成になっています。


すでに視聴動画の前半にも諏訪部さんのナレーションが入ってますが、あれは諏訪部さんではありません。あれはアンドリューなのです。

番組をご覧頂いている方はお分かりかと思うのですが、番組のアンドリューとは全く違うキャラです。

聴き比べてみてください。

▼妖版のアンドリュー(冒頭のナレーション)


▼番組のアンドリュー(開始から1分30くらい前のナレーション)


どうですか?全く違いますよね?

今回の「七人の妖」では、元の番組アンドリューのキャラを完全に置いてけぼりにしています。

諏訪部さんにはアフレコ撮影時に「アンドリューだけどアンドリューじゃない」と、そんな無茶なオーダーをさせて頂きました。

その意図をしっかり汲んで頂き、想像をはるかに超えたスーパーアンドリューが誕生したのです。

諏訪部さん、本当にありがとうございます。


このアンドリューが物語の導入として、各エピソードのキャラクターや世界観を語り、本編へと繋がるわけです(※『日本昔話』で言うところの「むかしむかしあるところに~」的なもの)。

聴いている私たちを作中に誘うような、一発で物語に没入出来ような、そんなアンドリューの語りをご期待下さい。

今回はあくまで試聴動画。せっかく没入したのに途中で終わってしまうため、どうせなら1本を通して聴いて頂きたかったので外させて頂きました。


さて、そんなアンドリューですが一体何者なんでしょうか?試聴動画でも聴く事が出来ますが、「08.転生」というエピソードにアンドリューがメインで登場します。

先に結論だけ言うと、今回のドラマCDではアンドリューの正体は30%くらいしか判明しません。「で、お前一体なんやねん?」という疑問が残る事間違いないでしょう。何故なら今回のドラマCDは『七人の妖』のエピソード0的な立ち位置であり完結していないからです。当然続きを作る前提で始めてますので、エピソード0でアンドリューの正体を明らかにするわけにはいきません。

そんなアンドリューの正体をあれこやこれやと想像しながら楽しんで頂ければと思います。

では最後に、『01.めいてぃむ』の物語冒頭に流れるアンドリューの語りをテキストですが公開させて頂きます。読んだ後にまた試聴動画を聞いてみてくださーい。

では引き続き宜しくお願い致します!




山へ森へと野を駆け回り旅をする、犬神と呼ばれる妖怪がいた。

犬神はその名の通り、妖怪でありながらヒトから神と呼ばれ、その逞しい四肢と美しい毛並みを見た者は、あまりの神々しさに誰もがひざまづくと伝えられている。

そんな犬神たちの群れの中で、まだ子供の犬神『めいてぃむ』は密かな思いを胸に抱いていた。

早く大人になって正式な儀を交わし、立派な犬神になり、群れから離れ、一人で冒険に出かけるという夢だ。

いつか叶えてみせると瞳を輝かせ、日々を過ごすめいてぃむ。

だが、彼はまだ知らない。自身の力の大きさを。そして、己を待ちうける運命さえも・・・。



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