北斗の拳天昇で下振れる理由考察&予想を加味した期待値

高いハイエナ性能が話題となってSNSで加速度的に広まったせいで、まさしく『ハイエナ製造機』となってしまった北斗の拳天昇

今までにないレベルの張り付き(その姿はさながら天昇警備員)・軍団・掛け持ちなどのマナー違反が横行、トラブルは当たり前、今までハイエナをやったことない人のデビューのきっかけにさえなりました。

無題

そんな天昇ですが、ぶっちゃけこの程度のハイエナ性能の機種は過去にいくらだって出てたのでちょっと話題にしすぎただけ感はありますが、まあ確かに美味しいのは事実。

台数も多いので初月は特に期待値を積みまくれました。

既にほぼ居ないとは思いますが、天昇のハイエナ仕様を知らない人はこちらの動画でも見ておいてください。

お世話になった、あるいは現在進行形でお世話になっている人も多いと思うのですが・・・

この機種のハイエナ、

下振れ報告が異様に多いです。

僕自身もくっそ下振れしていますし、専業などハイエナで狙っている人の下振れ報告がとにかく多い。

今回はその、

天昇がなぜか下振れする理由

について考察してみました。

■天昇が下振れする理由考察

以下で述べる内容はあくまで考察なので、その理由が正しいとも限りませんし、同様に下振れが必然とも限りません。
(たまたま下振れしている人が多い、下振れは上振れよりも報告したくなる心理理論によって多く見えるだけという可能性もあります。)

あとは、まあ数こなしてて予想が付いてる人は同じような予想をもうしてるとは思います。
(専業クラスにとっては今更感がある考察かもしれません)

その前提で聞いてください。

で、その理由ってのは割とシンプルです。

期待値計算上では考慮されていないとある仕様があり、それによって想定の期待値よりも下振れている(=本来の期待値が想定より低い)のだと思われるのです。

その仕様というのが・・・

モードABからの天昇ラッシュはATレベル2確定

モードCチャンスからの天昇ラッシュはATレベル1確定

という仕様です。

仮にこの仕様が存在するとすればどうなるかというと・・・

・有利引継ぎ後の天井狙いはモードCチャンスの比率が圧倒的に高い為、引継ぎ後の天井狙い期待値が下がる

・代わりに有利1回目の天井狙いが強くなる

となります。

つまり・・・

・有利引継ぎ後の天井狙いハイエナメインの人は想定の期待値より下振れる
(実は想定通りの期待値を積めていない)

という結果になる訳です。

天昇のハイエナは引継ぎ後の方が多いでしょうから、この仮説が事実であれば想定の期待値より下振れている人が多いのも納得がいきます。

また、色んな方面で辻褄が合います。

天昇の主な設定差はモード選択率・ラッシュ期待枚数(=ATレベル選択率)・激闘ボーナス突破率です。

この中で、

激闘ボーナス突破率とモード移行率だけが違う

と仮定すれば、実践挙動および解析の、

・高設定ほど450Gを超えにくい(モードC以上移行率が高い)

・設定5は450Gを超えやすいが、ATレベル2が選択されやすい

という仕様と完全に辻褄が合いますね。

高設定ほどATレベル1の比率が高い、設定5は設定4・6に比べてATレベル2の選択率が高いのは、モードAB:Cチャンスの比率の問題だという説明で矛盾がありません。

これはあくまで『こう仮定すれば下振れ報告(あるいは引き継ぎ狙いが体感的にキツい報告)が多いことが他の仕様と矛盾なく説明が付く』という仮説であって、実践上の強い根拠があるなどではありません。

その点は了承ください。

某実践値集計発信者によると同一有利区間でハマるほどATレベル優遇との集計データが出ておりそれとも逆行します。

ただ、集計条件等が不明なのでそちらも正しいとも限りません。

また、実践値からは微妙に統計取りにくい範囲でもあります。

なぜなら、

・モードCチャンスで当たっている台や、引継ぎ後でラッシュに当たってショボ枚数で終わっている台は高設定に見えるから

・設定1は玉の関係でハマった方がラッシュに当選しやすく、引継ぎ後のモードCチャンスでの当選サンプルの数自体が集計しにくい

などの理由があるからです。

今回の仮設部分は特に設定1だけを抜き取って集計とかがしにくい領域です。

プログラム使ってやってるっぽいので、単に集計ミスとかもありそうですし。

実際某実践價によると、有利1回目のラッシュ期待枚数が、解析のATレベル1の期待枚数すら大幅に下回ってて何かおかしいです。

さて、という訳で『モードCチャンスからはATレべル1確定(あるいは高比率)』という仮説が正しいとすれば、引継ぎハイエナをする上では大問題です。

当然期待値・機械割が下がるので、狙い目が変わる可能性が出てきますからね。

では、肝心な期待値・機械割がどうなったか・・・

実際に計算してみました。

■上記仮設が正しかった場合の期待値

『モードCチャンスからはATレべル1確定』という以外の算出条件は、過去記事の以下と同様。

上記記事のゾーン振り分けは実践値がマトモに集計できていない時点の予想ですが、記事にも書いたように、余程変な数値設定にしないと最終的な天井待値にほとんど変化はありません。
(実際他の方の算出したものと大して変わりません)

という訳で上記の条件でいきます。
(本当は新たにエクセルファイルをイチから作るのが面倒で流用したいだけです。)

そんな感じで以下の天井期待値を算出してみました。

・前回400G以上600G未満後激闘スルー引継ぎ台

・前回600G以上後激闘スルー引継ぎ台

それぞれ見ていきましょう。

・前回400G以上600G未満後激闘スルー引継ぎ台

■北斗の拳 天昇_天井期待値_有利区間2回目(400G以上600G未満当選後)

なんということでしょう。

ATレベル不問であれば0G~で105%程あった期待値が、

なんと期待値マイナスにまでなってしまいました。

60G程からようやく104%で、50G台のゾーン抜け後でも105%しかありません。

これは玉不問なので、玉の個数が少ないともっと下がります。

この条件の0G~は落ちている機会も多く、相当な数を打ってしまった人が多いのではないでしょうか?

もし本記事の仮設が正しいとなるとかなりの痛手です。

次に600G以上当選後もどうなったか見てみましょう。

・前回600G以上後激闘スルー引継ぎ台

■北斗の拳 天昇_天井期待値_有利区間2回目(600G以上当選後)

こちらもだいぶ下がりました。

余裕で0G~打てる期待値・機械割にはなっているとは思いますが、お宝レベルではなくなりました。

打つという結論は変わらないでしょうが、元の想定期待値よりも全然詰めていなかったことになってしまいます。

本記事の仮設通りの仕様があってこれだけ期待値が変わるのであれば元の想定より下振れて当然です。

が、これら引き継ぎ台の期待値が下がるってことは、

その分ATレベル2確定(あるいは優遇)の有利1回目の天井期待値はもっと上がるってことです。

引き継ぎメインではなく、有利1回目~をメインで打っていた人はそこまで下振れていないのではないでしょうか。

ちなみに、有利1回目~打ったら上振れるという訳ではないです。なぜなら引き継ぎ後のカバーもして結局相殺されるからです。

すべて有利1回目~固定で拾って初めて元の想定期待値通りになるってことです。

ただ、すべて有利1回目~固定で拾う⇒600G未満で当たったものをすべて捨てる、としていた方は上振れることになりますね。

*

以上、そんな感じです。

上記はあくまで仮説なので、その点はご理解ください。

よかったら立ち回りの改善の参考にでもしてみてください。

以上、北斗の拳天昇で下振れる理由考察&予想を加味した期待値でした。

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