天井期待値【麻雀格闘倶楽部 覚醒】※導入後初日版

【麻雀格闘倶楽部 覚醒】の天井期待値を算出してみました。


■動画による基本仕様解説

■天井仕様について

本機種は周期性のゲーム性になっており、1周期の構成は、

①準備中:3G(ステージなどを決定)
②テンパイ前:25G+α、テンパイ期待度43%
③テンパイ後:20G+α、あがり(AT)期待度25%

という構成になっています。

上記の通りであれば周期開始~AT告知までは約60Gくらいとなります。

天井仕様は以下の通り。

①ゲーム数天井
条件:770G+α
恩恵:AT確定
 ※天井到達時に消化していた周期でテンパイすればその周期でAT確定
  もしテンパイできなければ次の周期でAT確定

天井は1つですが、発動条件が少しややこしいです。

到達後に最低でも1周期、最悪2周期消化することになるので告知までかなりのゲーム数打たされることになります。

一応、この天井で告知されなかった場合は、裏覚醒準備モード(天井960G+α)が確定し、次回が裏覚醒モード(天井160G&継続率90%)となります。

ただ、実践値上では告知ゲーム数が850Gを超えた例はほぼ無いので、極稀にしか移行しないと思われます。

なので、実質的な天井は770G+αという考えでいいでしょう。
(万が一そこを超えたら960G+αまで打ち、次回160G+αをカバーしましょう)

■ゾーンについて

本機はモードによって天井が異なり、その一覧が以下になります。

・通常:770G+α
・引き戻し:390G+α
・裏覚醒準備:960G+α
・覚醒:160G+α(初当たり確率1/99、継続率80%以上)
・裏覚醒:160G+α(初当たり確率1/30、継続率90%以上)

このモードの影響があってか、実践値上では以下の傾向がありました。

・390G+αの部分の当選率が高い
・160G+αの部分の当選率が高い(ただしAT期待枚数は多くはない)
・390G以内は上記以外でも初当たりが軽く、以降は初当たりが重い

390G、160Gの当選率上昇はモード天井による影響として、390G以内とそれ以降ではその天井付近以外の当選率もかなりの差があります。

具体的には390G以内では50G刻み毎に約17.25%で当選、以降は50G刻み毎に約8.8%程度しか当選しません。

おそらくですが、引き戻しモード滞在中は各周期の抽選が優遇されるか、モードに関わらず390G以内の浅い周期は有利な状態(上位のイベントステージや高ツモ運が選択されやすい?)になっているかのいずれかみたいな感じかと思います。

とりあえず、天井以外での当選は390Gで区切り上記の数値で計算し、160Gと390G+αの部分は実践値から取得した以下の数値を使用しています。

本記事では上記ゾーン期待度を使用して期待値を算出しています。

■ボーダー調整要素について

これに関しては上記の掲載した動画解説を見て貰った方が早いかもしれませんが、天井狙いに密に関ってくるところなので一応記載しておきます。

①イベントステージ
周期開始時にイベントステージなら期待度アップします。イベントステージは全7種あり、性能は以下の通りです。周期開始時にこれらからスタートしていなければボーダー上げ、スタートしていればボーダー下げと言った感じです。(上記のイベントステージほどよりボーダーを下げられる。

②ツモ運マップ
その周期のAT当選率に関わるツモ運という要素があり、これが高いほどAT期待度が上がります。そのツモ運はマップで選ばれたシナリオによって周期毎に決まっており、そのマップはメニュー画面から確認できます。主に天井狙いなどの際に、下位のマップであればボーダーを上げ、上位のマップであればボーダーを下げることができます。

③ステージ(国)
滞在中のステージによってツモ運を示唆しており、日本であればツモ運レベル2以上が確定します。他のステージに関しては現状不明。

④背景(日本滞在時)
ステージが日本の場合の背景は単純にAT期待度を示唆しており、夜>夕方>昼の順に強いです。

⑤背景(日本以外滞在時)
ステージが日本以外だと示唆内容が次回のステージ示唆に変わります。夕方なら次回イベントステージ、夜ならテツマンチャンスに期待という風になっています。

⑥特殊戦
特殊戦(高段位戦、豪華絢爛戦、桜花戦、新鋭戦、闘将戦、役満戦のいずれか)であればAT期待度アップ。どれがどれくらい強いかの詳細は現状不明です。

以上の通りのボーダー調整要素があるので、それぞれの状態を見ながらボーダー調整をしてください。

まあ、過去の麻雀格闘シリーズもそうですが、いい状態で捨てられることはほぼないので、基本的にボーダーは上げる必要があると考えていいでしょう。

■算出条件まとめ

▼算出条件
・設定1の解析値すべてと矛盾が出ないよう算出
(設定記載の無い数値は全設定共通の数値と解釈して算出)
・平均純増:3枚(引き戻し対局を含む平均仮定値)
・ベース:35.4G/50枚
・1周期平均消化G数:60G
・打ち出し時点から60Gは告知されないものとする
(近似的には周期開始時から打ち出し条件)
・天井到達後から74.25Gは告知されないものとする
(非テンパイなら次周期で告知のため少し伸びる)
・AT引き戻し対局後即ヤメ
・モード不問(打ち出し時点の平均値とする)
・イベントステージ不問(打ち出し時点の平均値とする)
・ツモ運不問(打ち出し時点の平均値とする)
・ツモ運マップ不問(打ち出し時点の平均値とする)
・ステージ(国)不問(打ち出し時点の平均値とする)
・背景不問(打ち出し時点の平均値とする)
・差枚数状態やAT後の引き継ぎ要素不問(打ち出し時点の平均値とする)
・800G/1時間

※前述の通り、不問条件があまりにも多いので必ず状態を踏まえてボーダー調整はしてください。基本的には不利な状態で捨てられているはずなので期待値表よりボーダーは上がるものと思ってください。

■期待値表_10G刻み

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