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氾濫台風デッキ爆誕

こんにちは、セイウチPです。

今回は動画で紹介した「赤い地球」デッキのレシピを詳しく書いて行こうと思います。

今回のデッキのベースとなるのは、以前noteでも紹介したことがある『大型化する台風』を使った特殊連鎖デッキです。

早速レシピを紹介していきましょう。

🌎氾濫台風デッキのレシピ紹介

<<デッキのカードリスト>>

【対決カード】
河川の氾濫 ×2
大型化する台風 ×2
集中豪雨 ×3
水蒸気が多くなる ×3
メタンガスがとけ出す ×3

【みなもとカード】
二酸化炭素 ×17


🌎特殊連鎖だけに頼らない構築

ぶっちゃけ赤デッキの中でも一部の特殊連鎖は異常なほどにカードパワーが高く、採用率も比較的高いと思っています。

その中でも『大型化する台風』は『巨大化する山火事』と並んで、低コスト高パワーの「最強カード」の一枚です。

どちらを使っても同じように思われますが、特殊連鎖の条件となるカードが『水蒸気が多くなる』の方が優秀なので、『巨大化する山火事』よりも使われやすいカードだと思います。

そして、特殊連鎖は低コストで高パワーが出せるので【速攻】寄りのデッキタイプになることが多いです。
また、サポートに弱い為、単色構築でいかに早く連鎖できるかを追求したデッキがほとんどだと思われます。

しかし、単色1本ライン構築の場合、1ラインのみでの最大打点がそこまで高くない為、単色対決であっても、意外に捲られる事も多かった印象です。

16点は速攻寄りならかなり高い方ではあると思いますが、前回紹介した強化相模湾デッキなら1ターンで比較的再現性の高い4連鎖で捲られてしまいます。

サポートに弱い上に、単色対決でも負ける可能性がまあまああるのであれば、わざわざ事故率の上がる特殊連鎖じゃなくてもいいやん!
と思い始めたわけです(笑)

それでも『大型化する台風』を使いたいと思い、連鎖ラインに干渉するカードを探してカードリストを見ていると・・・

今までずっと【使えない子】認定され続けていた『河川の氾濫』が、『大型化する台風』の上に連鎖できることを思い出しました。

コストは重いわカードパワーは並だわで、これ使うなら『土地の水没』使うわ!となるカードです。

しかし、よく見ると、『大型化する台風』から連鎖できるだけでなく、『集中豪雨』からも連鎖できる。

『集中豪雨』は『大型化する台風』の特殊連鎖条件である『水蒸気が多くなる』とも連鎖できるカードなので、カードが揃わずに特殊連鎖事故が起きた時でも盤面を作れるんじゃないかと思い、採用に至りました。


つまり、上図のようなパターンで連鎖を組むことができるので、『大型化する台風』は手札に来たけど『水蒸気が多くなる』が引けない場合や、その逆の場合でも、『集中豪雨』経由で『河川の氾濫』に繋ぐことができ、盤面0点で直撃ダメージを食らうはずだった所を、ある程度の点数作って番を返せるようになります。

さらに、『水蒸気が多くなる』→『大型化する台風』→『河川の氾濫』で連鎖を組んだ場合、19点となり、既存ラインの16点では捲られていた、
『イワシの仲間』→『ギス』→『ソデイカ』→『アカウミガメ』と同じ点数を出せるようになり、最悪同点まで持っていくことができます。

さらに、『河川の氾濫』を出すのに「二酸化炭素」が5枚必要なので、無駄なく『メタンガスがとけ出す』を連鎖することができ、火力の底上げもスムーズに行うことができるため、『メタンガスがとけ出す』は3枚採用することができると考えます。

🌎苦手なサポート対策にもなる

速攻型特殊連鎖デッキの最大の天敵はやはり

『カーボン・フットプリント』だと思います。

たった4コストでこんなにパワー出るぜー!うぇーい!してたら、一瞬で全滅させてくるこの凶悪サポートですが、使用する「みなもと」を5枚以上にしてしまえば対象から外れるので、今までは『メタンガスがとけ出す』を無理やり1~2枚採用で対応していた所を、『河川の氾濫』さえ場に出せれば『メタンガス』を引けなくても当たらなくなるというのも大きいメリットだと思います。

これから大会などは企業サポート禁止ルールが増えてくると思うので、『カーボン・フットプリント』は『トヨタハイブリッドシステム』の代用として更に採用率が上がると思われるので、対策は必須です。

🌎最大打点にロマンも・・・

様々な理由で採用した『河川の氾濫』ですが、意外にも『大型化する台風』デッキとばっちり噛み合ってくれて、実践も何度かしましたがかなりの勝率です。

そして最大打点のロマンもすごい。

「二酸化炭素」みなもとに関しても17枚と、異常に多めの採用にしていますが、序盤から『河川の氾濫』や『メタンガスがとけ出す』を引いてしまっても可能な限り早く出せるように多めの採用にしてみました。

それもよかったのか、2ライン目を作る事も比較的容易で、そこまで行けば相手はサポートなしでは突破は不可能な盤面を作ることができます。

その分、逆転したい場面で「二酸化炭素」ばかり引いて負けることもありましたが(笑)


🌎入れ替え候補になるカード

正直、「二酸化炭素」17枚は過剰だと考える人も多いと思います。
みなもと以外が13枚しか入れれなくなっているわけですしね(笑)

なので入れ替えるのであれば、抜くカードは「二酸化炭素」かと。

候補になるのは

『水蒸気が多くなる』が連鎖可能な『海があたためられる』はアリだと思います。
1ラインの最大点数も伸びますし。

ただ、後半の逆転を考えると低パワーカードはなくてもいいんじゃないかと思っていたりします。
これは完全に好みの問題です。

あとは2枚採用になっている『河川の氾濫』か『大型化する台風』を増やして3枚にするのもアリです。
逆転しやすさを上げる代わりに事故率が少し上がってしまうので、私はバランスを考えてこの構築にしました。

同じデッキタイプを作る場合は、自分で回しながら一枚ずつ入れ替えて調整していくのがいいと思います。


「人」を入れてサポートバランス型にするのもなしではないかもしれませんが、その場合は『集中豪雨』あたりを抜かないといけなくなると思うので、結局特殊連鎖のみに頼ったデッキになってしまうため、あまりおすすめはしません。


🌎採用カードの入手方法

無理です。

再録に期待しましょう(笑)

『水蒸気が多くなる』『大型化する台風』あたりは人気カードなので再録があるのあら必ず候補にあがると思うのですが、『集中豪雨』『河川の氾濫』はもしかしたら怪しいかもしれません・・・

が、なんと、今一番入手しやすいと思われる『海+川パッケージ』に2枚とも収録されています。

Benesse版にも入っています

メ○カリやヤ○オクで出品されることが結構あるので、見かけたら買っておいてもいいかもしれませんね。

『メタンガスがとけ出す』に関しては「相模湾パッケージ」や「箱根パッケージ」に収録されています。

どうやら体験会や地域イベントでも購入することができるようですし、もしかしたら今後公式通販がはじまるかもしれません。知らないけど。


🌎まとめ

前回の「強化相模湾デッキ」と違って、イチから始めた人がすぐに作れるデッキではありませんが、昔やってた!とか、昔のカード持ってる!って人にとっては作りやすいデッキではあると思います。

しかも、ガチで強い・・・
単色環境なら勝率はかなり高いです。
究極魔法系統はたぶん無理です(笑)

ですが、最近は一周回って究極魔法で勝ち続けるの無理じゃね?ってなっている人も多いので単色多めの環境になりつつあるような気がします。

超絶狭い界隈で環境もクソもありませんが。

とりあえず、
温暖化はめぐりめぐって河川を氾濫させるに至るまで影響を及ぼしてしまうよ、という為になる話で締めたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。
ではまた。

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