音ゲー界を去ったお前さんに告ぐ

よう。

何やら急いでいるようだな、お前さん?

なあ、1つだけ俺に聞かせてくれ。

どうしてお前さんは音ゲー界を去ろうと思ったんだい?

円満に終わらせてくれたならともかく、あんな大騒ぎを起こす形で終わらせちゃってさ。

敢えてお前さんに言っておいてやろう、俺はお前さんが音ゲー界を去った事自体を責めるつもりはない。

……もちろん、俺もお前さんがあんな形で音ゲー界を去るってなって迷惑を受けた側だが、俺はお前さんの事情も知ってるつもりでいたからだ。

少しでもお前さんのことを俺は理解しようと思ってたんだ。

……いや、もっといい質問があったな……

どうしてお前さんはあんな形で俺と青海を貶すんだい?

お前さんからしたら俺と青海は音ゲー界の人間だから敵なんだろう。それは理解できる。

俺1人に、青海1人に敵意を向けるんだったら2人ともそれをアンチの戯言と思って気にもとめなかっただろう。

だが……俺と青海にあれ以上の関係がどこにある?

しかも、まるで危険人物みたいな言い方までしてくれたそうじゃないか。

あんなことを言われたら俺はお前さんとは終わりだ。

恐らく信じられることはないと思っているが、さすがにあんなそしりを受けて怒らないほど俺は器が大きいわけじゃない。

そうやって俺を貶すなら……仮に何かあって燃えたとしても俺は関係ないと見捨てることにする。

炎上して、多方面から叩かれて……そうなった時に俺を頼ったとしても、俺はもうお前さんを助けてやるつもりはない。

あんなこと言ったら、音ゲー界以外の、しかも音ゲー界の何倍も大きい界隈をも敵に回しただろうからな。

さて……時間だ、俺はもう行くことにするよ。

……ついてくるんじゃないぞ?