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日本の男尊女卑について考える。

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あくまでも私見ではありますが 日本における男尊女卑の歴史について書いてみました。
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#垂仁天皇

日本の男尊女卑についての考察㊸(天皇家についての考察④第十一代③)

こんばんは、いつもお世話に なっております。 今回もさっそく参りましょう。 前回までは 第十一代:垂仁天皇に まつわる物語を ①と②で話しました。 今回はそれぞれの話の考察を して参りたいと思います。 まず①で登場しました。 沙穂比売ですが かなり心身的にも 追い詰められて苦渋の選択を 迫られていましたね。 問題はサホヒメの兄:佐穂毘古の 存在に尽きると思います。 この兄妹が冠している佐穂とは 単純に地名を表している と思います。 現在の奈良市にある佐保と 言う

日本の男尊女卑についての考察㊷(天皇家についての考察④第十一代②)

こんばんは、いつも読んでいただき とても嬉しく思います。 前回は第十一代:垂仁天皇 の后で兄と共に 果てた沙穂比売との 悲しき物語をお話ししました。 今回は、そんな垂仁天皇と サホヒメの子:本牟智和気の お話を始めさせて頂きます。 ホムチワケは、 成人する年になっても 一言の言葉も発することが できず、父・垂仁天皇は とても困惑しました。 垂仁天皇の夢に 大国主が現れ 垂仁天皇に話しかけました。 「我が名は隠世大神にして 国津神の長・オオクニヌシである。 国譲りの時の

日本の男尊女卑についての考察㊶(天皇家についての考察③第十一代①)

こんばんは、今回もまた 古代天皇家についての考察を 進めさせて頂きたいと思います。 よろしくお願いします。 今回最初にご登場いただく 天皇は 第十一代:垂仁天皇 在位:99年 年齢:139 この天皇もまた、とんでもなく 長期政権で、それに伴い とんでもなく御長命で有られます。 しかし、、、やはり 真偽の程はかなり怪しい。 第二十六代:継体天皇に 酷似している逸話が多く 見受けられる天皇でもあります。 しかし、垂仁天皇の功績として 古事記や日本書紀に 見られる物語として