モチベーション理論 で考える
●マズローの自己実現理論
「人間は自己実現に向けて絶えず成長する」と仮定し、欲求ピラミッドの低次の欲求が満たされないと高次の欲求は満たされない。
・自己実現の欲求
・承認、尊重欲求
・社会的欲求と愛の欲求
・安全の欲求
・生理的欲求
●マグレガーのX理論とY理論
低次元の欲求が満たされていない者にはX理論が当てはまり、高次元の欲求が満たされている者にはY理論が当てはまる。
X理論
✓人々は、生来働くことが嫌いである
✓ほとんどの人は、強制・統制・命令されなければ働かず、十分な努力を引き出すためには懲罰が必要である
✓普通の人々は命令される方を好み、責任をとらずに済む方が良く、何よりも安全を望む
Y理論
✓働くことにおける肉体的・精神的努力は、遊んだり休んだりするのと同じくらい自然なことである
✓自分自身で決断したのであれば人々は、自主的に考えて行動して目標を達成することができる
✓普通の人は、適切な状況下では与えられた責任を受け入れるだけでなく、自ら進んで負うことを学ぶ
✓普通の人の知的可能性は、現代的に産業化された生活の中ではごく一部しか使われない
現代の日本社会においては、ほぼY理論が当てはまると思う。
しかし、社会や企業の体質と社員のメンタルはX理論が多い。マインドチェンジの遅れなのか、もしくは、ぼくたち日本人の生真面目さなのか。
どちらかに偏るのではなく、バランスが大事だと思う。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?