暑さとの闘いとシェアハウスの生活

私は公務員さんではないのですが、一緒に働く職場の方はほぼ公務員さんという公的機関にあたるので、運営費は税金です。

当たり前のように館内には「節約」をするよう意識されており、「水を大切に」や「節電」等々の張り紙が職員が利用する場所には必ず張られています。付けたり消したりした方がエネルギーを食うと言われている蛍光灯すらトイレの度に消灯しています。

冷暖房は当然のように施設の中枢で温度管理されている上、一定の期日になるまで各部屋でスイッチを入れても送風しか送られてきません。

今週、暑かったですよねー(;^_^A 夏日続きで、ヘアスタイルをお団子アップにして行ったりノースリーブで行った日もありましたよー。そんなくっそ暑い日でも、さすがお役所!クーラーがまだ作動しないんです(涙)

昨年もこの時期は、窓も部屋のドアも全開。数台の扇風機をぶわーっとぶん回しながらのお仕事でした。出勤直後や食後は皆、団扇、扇子片手にデスクに向かっております。作業効率悪いですよねぇ。。。

そして、今年は更にこのコロナの影響下でのマスク着用という過酷な試練!熱中症待った無しな環境なのですが、だんだんM化してきたのか(脳がイカレれてきたのかもしれぬ)

『職場であんだけ辛抱しなきゃならないんだから、家でのうのうとクーラーつけたりしたらそのギャップで身体が変になるに違いない!』という謎な思考に囚われるようになり、帰宅後も未だクーラーのリモコンに手を出さず、寝てる間も、外出中も、終日窓全開生活を送っています。これも治安がいい田舎町だから出来るんだけどね。

いや、帰ってきてもまだ日が落ちてませんから十分暑いですよ。暑いですけど、ここまでくると意地ですわ。目標は6月一杯。それまで一人で我慢大会を続けるつもりです。

でもね、明日から我が子より若い大学生のボランティアちゃんが、東京から来てルームメイトになるそうなんです。彼女の部屋はクーラー無しなのよね。大丈夫かな。徳島の暑さは、都内の室外機の熱風で汗がべたつくような暑さではないとはいえ、どこへ行っても室温調整されている都会の生活とのギャップに加えての連日の肉体的ボラ活動。熱中症で倒れさせる訳にはいかないので、彼女がバテるようなら私の部屋からクーラーの冷気を送ってあげなきゃかもしれません。(自室は昨年、自費でクーラー設置済み)

今住んでいるシェアハウスにルームメイトが来ると、細かな生活雑貨を提供してあげたり深夜の出入りの音で目が覚めたりと面倒もあるんだけれど、私が不在時にも宅配の荷物を受け取って貰えたり、急な雨に洗濯物を取り込んで貰えたりもするので、個人的には「来てもいいし居なくてもいい」ってスタンスです。ハウスのオーナーさんがさりげなく配慮しているのか?冷暖房を使う真夏と真冬に送り込んでくる事が多く、ルームメイト入ると水道ガス電気代が折半となるので経済的にかなり助かります。

これまで香港人のワーホリ、韓国人の起業リサーチ、神奈川からの移住者、中国人の長期ボラ、日本人の短期学生ボラ と入れ替わってきたけれど、誰もが「徳島面白い、楽しい」と言います。きっといい感じの田舎具合で、観光では味わえない人との出会いに楽しさを感じるんでしょうね。

こんなコロナ騒ぎの中でも、ここのシェアハウスの別の部屋には、各国から来た子達が、小学生の登校時に旗振りしたり、花ロードの水やりや動物保護施設に保護された犬の散歩に汗を流してくれています。この街を一生懸命良くしてくれて本当に感謝です。

シェアハウスの生活は、休日になると朝からタイ語みたいな音楽がかかったていたり、夕飯時コミュニティールームから謎のスパイスの香りがする事もあります。みんな礼儀正しく「オハヨーゴザイマース」と挨拶します。時に「OH!アメカ~。マジカヨー」「マッテクダサイ」とか言い合いながらチャリで出かけて行くのを見てると何とも微笑ましいです。

私自身は、彼ら彼女らのボランティア活動に関わってはいないのですが、来徳する各国の若い子達が、少しでも徳島を好きになって帰って貰えるよう、良きルームメイトでいたいな、と思っています。明夕訪れるお嬢さんも良き隣人でありますように。。。ヘンテコな子だったら、それはそれで記事のネタに出来るので ま、それもいいっかwww。






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