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キャストインタビュー 第一弾

ウスナビ役×ヴァネッサ役 インタビュー!

 「In the Heights」公演に際して、今回は主演となるウスナビ役2名とヴァネッサ役2名に、ペアごとの対談形式でインタビューを行い、公演にかける思いや、意気込みを語ってもらった。

1組目 ウスナビ役:坂元遥 × ヴァネッサ役:角川美紗

坂元 遥 (4年)


角川 美紗 (1年)


Q、今回、それぞれウスナビ・ヴァネッサの役に選ばれたと思いますが、オーディションを受けたきっかけや理由から聞かせてもらえますか?

坂元:「きっかけは、ほんとに嘘ではなく、『インザハイツ』やるのが人生の夢だったんで…」
一同:「おぉ…!」
坂元:「大学からミュージカルを始めて、初めてちゃんとミュージカルを見たのが東宝版の『インザハイツ』で。あれを観た時に、『やばい、俺が一番好きなミュージカルこれだわ』って思って。やりたすぎて自分で企画立てようと思ったくらい!でも、企画立てたら自分で出演はできないから… と思って、まあ人生で叶うことはないだろうなと思ったら、まさかの最後の公演で『インザハイツ』を企画してもらったんで、絶対に死んでも出たい!って(笑)。もう木の役でも!指一本でも良いから出演したい!って気持ちでオーディション受けました。角川さんは?」
角川:「私は、一公演前の『リトプリ』(※『A little Princess』)に出演したんですけど、それは結構歌メインの演目で、それもすごく良い経験になったんですけど、ダンスでバチバチにやりたいっていう思いもあったので、『インザハイツ』ってまさにそういう演目だと思っていたので、それでオーディションを受けようと思いました。」
坂元:「ダンス上手ですからね、彼女。」
角川:「でもバレエとか、ずっとそっち系をやっていて、あんまり違うジャンルはやったことがなかったので、そのスキルアップとかも兼ねて、受けようと決めました。」

Q、そんな中オーディションを受けて、見事主演として選出されたわけですが、その連絡を受けた時の心境はどうでしたか?

坂元:「実は元々、ウスナビ役を第一志望で受けていたわけではなかったんですよ。ウスナビは正直自分じゃないだろって思ってて、第一希望は別の役を書いていたんですけど、オーディションでパッとウスナビの演技課題を渡されて、読んでみたら、『あれ、なんかしっくりくるな』と思って。演出家さんもなんかウンウンってちょっと頷いてるぞ?って。いやまさかまさか、って思ってたら電話で『ウスナビで』って言われて、一回聞き返しましたね(笑)『ウスナビで合ってますか?』って。でも、まさかの人生で夢見てたインザハイツに主役で選ばれて、正直まだ実感ないんですけど、でも自分のできる限り全てを捧げたいなと思ってる所存です。」
角川:「そうですね…冬(※『リトプリ』)の時と比べたら、連絡をいただいた時は割と落ち着いてたかな。ヴァネッサになるとは正直思ってなかったんですけど、もうなんかどんな形でも良いから出たいみたいな感じで受けてて、それでコールバック(※オーディションでもう一度見たいと思った候補者に対して再度オーディションを行うこと)にも呼んでいただけて、それでちょっと可能性あるかな?って思ってたところでの連絡だったので、まあビックリはしたんですけど、『あ…』みたいな(笑)割と落ち着いてました。」
坂元:「私やろ?みたいな?(笑)」
角川:「いや違います(笑)そういうことではなくて、『あ…あ、まじか…』って受け止めた感じでした。」

Q、過去作品の話も少し出ましたが、お2人の今までのSeirenでの活動についても聞ければと思います。
特に印象に残ってる公演やエピソードはありますか?

坂元:「それぞれに思い入れはめっちゃあるんですけど、一番印象に残ってるのは、やっぱり最初の本公演で。Seirenでできる一番大きい劇場の、六行会ホールでやった『ロッキーホラーショー』が人生初舞台ですし、記憶に残ってるかな。おじいちゃんの役だったんですよ。人生初舞台でめっちゃおじいちゃんで。」

『Rocky Horror Show』スコット博士役の坂元(中央車椅子に座るおじいちゃん)

角川:「え、これ一年生の時ですか?」
坂元:「そう。」
角川:「やば!」
坂元:「一幕だと、違うロックンローラーみたいな役で出て、二幕でおじいちゃん役っていう、いきなり初舞台で一人二役という状況で。オーディション後に『エディ・スコット博士役で出ていただきます』って言われて、『エディ・スコット博士ってなんだ?』って(笑)。一幕はエディで、二幕はスコット博士でって言われて。えぇ…なんもわかんないのに。ってびっくりしましたね。」
角川:「その時って生演奏でしたよね?確か。」
坂元:「そう。生演奏生バンドで。二階建てのセットもあるし、初舞台で、超贅沢でしたね。」
角川:「私はまだ冬公演のくらいしかないんですけど…私が好きだったのはこのシーンですね」

『A Little Princess』サラ・クルー役の角川(ソロ曲での様子)

一同:「綺麗…!」
角川:「私、中高の部活でミュージカルやってたんですけど、その時は全然お金もかかってなかったし、やっぱり高校生がメインだったり、学校でできる範囲でやってたから、プロのスタッフさんも勿論いないし。別にクオリティは高くないわけじゃなかったと思うんですけど、今回舞台セットとか、勿論照明とかもやっていただいて、こんな大規模な舞台に出たのは初めてだったので、やっぱ出た時の感じと写真見た時に、『ガチや…』みたいな(笑)なんか、中高の時とはまた違った感じがして、新鮮でしたね。」

Q、冬公演の「A Little Princess」では坂元さんが角川さんの父親役として共演していたと思いますが、それを踏まえつつ、今の所のお互いの印象を教えてもらえますか?

坂元:「印象ね…冬の稽古が始まって、自分はシングルキャストだったから娘役が2人いて、そのうちの1人が彼女(角川)で。『よろしくお願いします、一応お父さんやらせてもらいますね〜』って話したら、一見サバサバしてるように見えるじゃないですか、彼女。キリッとしてるんで…挨拶も多分緊張してたのか、『よろしくお願いします』ってサバっとしてたんで、お嬢様系っていうか…わかる?高貴な血筋みたいな…そんな女の子かな〜って思ってたら、意外とエグい変顔できるんやみたいな(笑) 。この二、三ヶ月で変わった彼女への印象はごめんなさいそれですね。意外とこんな変顔できるんやこいつおもろみたいな(笑)ごめんなさいこんなんで良いですか?」
角川:「良いです。でも私全然ちゃんとしたこと言えないかもしれない。」
坂元:「大丈夫?喋れる?俺に対して。」
角川:「でもなんか、あの、(リトプリの)演技指導の稽古が、結構ハードだったんですけど…」
坂元:「ハードでしたねぇ…指導陣さんがね、スパルタでね」
角川:「そう、大変だったんですけど、その時に自分の考えとかすごいちゃんと持ってらして、指導陣の方々に対しても「でも自分はこう思うんです!」みたいなのをお話しされてて、そこまで貫き通してる姿勢はすごいなと思ってて。今後自分がセイレンで活動していく上で、役を考えるときに参考にしたいなって思っております。」
坂元:「良いように捉えてもらってありがたいですね」

Q、最後に、ちょうど始まっていく稽古期間から本番までの意気込みをお願いします!

坂元:「こんなに大きな規模で舞台をやって、それこそ主演をやらせていただけるっていう機会は、今後の人生において絶対ないと思うので、このサークルで4年間活動してきて得た知識だったり技術だったり経験だったりを、少しかもしれないですけど、フルに総動員して、これ以上は努力できなかったな、出し切れたなっていうような主演になりたいと思ってます。頑張ります!」
角川:「私は、(キャストの)先輩の皆さんがSeirenの常連みたいな、大御所だと思ってる人がいっぱいいて(笑)同じ班にも逆班にも沢山いらっしゃるんですけど、そんな中で結構大きい役をいただけたのもありますし、連続っていうのもあってプレッシャーも不安もあるんですが…その不安をバネに3ヶ月間努力できたらなと思っています。


2組目 ウスナビ役:毛利大翔 × ヴァネッサ役:進藤ゆり

毛利 大翔 (2年)
進藤 ゆり (4年)


Q、今回、それぞれウスナビ・ヴァネッサの役に選ばれたと思いますが、オーディションを受けたきっかけや理由と、合格の連絡を受けた時の心境聞かせてもらえますか?

毛利:「『インザハイツ』をSeirenでやるって聞いて、映画をとりあえず見てみたんですけど、それがすごい面白くて。……で受けたくなっちゃった(笑) 『ウスナビ役で』って言われて、すごく嬉しかったんです。僕、映画版のウスナビが好きで、素朴な感じで、でもなんかチャーミングで。で、なんか好き、みたいな。特段何かがあるわけじゃないけど、好きっていう感覚があって、かっこいいな、すごいなと思って、この人の役ができたら嬉しいなって思っていたので、なれたのはすごく嬉しいです。」
進藤:「なんか似てるよね。毛利はウスナビと雰囲気似てません?(笑)ちょっと意識してる節はあるけど…」
毛利:「ないですよ!(笑)でも嬉しいです。」
進藤:「私はそうだな…あんまり自分語り的なのが好きじゃないんだけど…この際だから。自分たちの代でやった新歓公演の『蒼い春』の時に、逆班のウスナビ役の遥とか、同班のメンバー4人で、『インザハイツ』の14~16期の人たちがメインでやってた過去公演の映像を見て、これ絶対いつか出たいねって、4人で出たいねって話をしてて。遥なんか、全部歌えるみたいな。ほんとに言ってたの!『俺はほんとにこの作品に出てウスナビをやりたいから、もう全部覚えてるよ』って。そんなところから私は入ったんだけど。で今回、春公演って卒業公演の後にやるもので、個人的には卒業公演で終わるんじゃなくて、公演、作品に関わる形で終わるっていうのが凄くいいなって思ってて。というのも、サークルっていう団体で舞台を作ってるっていうことが誇りじゃないけど…伝わるかな…それで終わるっていうのが、すごく素敵なことだなと思ってて、だからまさかこの最後の最後に『インザハイツ』をできるって思わなくて、もう迷わず受けました。」

Q、ヴァネッサっていう役どころとしてはどうでした?意外だったとか…

進藤:「意外だった…!なんか…意外でした(笑)」
毛利:「でも、続けてきたじゃないですか、そういう強い女性。3連続で」
進藤:「う〜ん…そういうわけでもないんだけどね。去年の本公演はどっちもお母さん役だったので。で、息子で(毛利が)。それこそ、今年の夏の本公演(『Grease』リゾ役)の時がちょっと意外だったの、自分的には。で、夏終わって冬は出演しなくて、今回になるので、確かに意志の強さがあるような役をやらせてもらうことが多いなって思うので、大事に作っていこうかなって思います。」

Q、過去作品の話も少し出ましたが、お2人の今までのSeirenでの活動についても聞ければと思います。
特に印象に残ってる公演やエピソードはありますか?

進藤:「写真にはーくん(企画の竹宮)を友情出演させようか迷ってて…『Grease』の時のはーくん(笑)。企画さんですってしたくて。

『Grease』リゾ役の進藤(右)・ユージーン役の竹宮(左。本公演企画)

Q、『Grease』が一番印象に残ってる?

進藤:「う〜ん……..多いからな(関わった公演が)…Seirenが好きだから、どの形でも関わっていこうと思って、それこそ出てなくてもスタッフもやったりしてたんだけど、一番の思い入れは…え〜やっぱユーリン(『Urine Town』昨年度冬公演)かなぁ…ここで『Grease』って言わないのも変かもだけど…勿論全部が大事だったし、それこそ『Seiren Note』(一昨年冬公演)とかも、ヘアメでずっと小屋入ってた時とかも、それもそれですごく記憶があるし、19期の新歓の歌唱指導やったりとか、あるけど、でも『Urine  Town』は譲れないものがありますね。
毛利:「同じくです!」
一同:「おぉ〜!」
進藤:「なんかね。なんか違うよね。」
毛利:「なんか、ちょっと違う。楽しい…いや他も勿論そうですけど…」
進藤:「楽しいというか…芝居かな…?ミュージカルっていうと、エンターテインメント的な要素で言うと歌とダンスが浮き彫りになりがちだけど、やっぱそれが出てくる根底には芝居がちゃんとしてないと説得力ないなって思う。から、そこの部分を徹底的に詰められた公演っていうか、そう言う感じだったよね。…かといって何をやってたかって言われると…」
毛利:「難しいですよね。脚本も演出さんもキャストのみんなも、全部が組み合わさって、なんかいい感じに絡み合って良かったとしか、言いようがないって感じ…」

Q、全部が相乗効果になってた?

進藤:「うん。だし、きっと皆さんもそう思ってくれているんじゃないかなって、思いたいし、思ってる作品だろうなって思う。勿論大変なこともあったし、それこそスタッフさんも、衣装が大変だったりとか、小道具大変とか、こだわりがあった分、本当に大変なものがいっぱいあったと思う。そこも皆さん寄り添ってくれてたというか、全部含めて、よかった。」
毛利:「じゃあ次俺のも…とりあえずゆりーなさんに送りましたけど」
進藤:「なんで??あ、ユーリンだね、私もこのスチール好き!もうこのどろっどろの顔!」
毛利:「そう。でもなんか、よかったですよね。」

『Urine Town』ボビーストロング役の毛利(右)・ジョセフィーヌ・ストロング役の進藤(左)

毛利:「自分も『Urine Town』が面白かったっていうのはあって…Seiren入って初めて関わった公演だったんですけど」
進藤:「知らなかった…!」
毛利:「Seirenの稽古場ってどんな感じなのかなっていうのがここから入って。当時自分の周りに先輩が多くて、どういうふうに役作りをして、どういうふうに練習するべきでっていうのを、演出さんからも色んな先輩からも教えてもらえて、そこで多分、Seirenでの居方というか、どうしたらいいのか、ってのが作られたなって感じがして、それが特別な感じがしてるのの一因なのかなって思います!」

Q、大学入るまでは、ミュージカルやってなかった?

毛利:「やってなかったです。歌もダンスも。演技も。でラグビーはやってました(笑)。でも一番美味しいところをいただいて…歌も大好きなんですよね、『Urine Town』の。ボビーの歌とか『これいいなぁ!』って思ってたら、歌えた
ので嬉しくて。ほんとに良かったです。」

Q、「Urine Town」でも深く関わった2人だと思いますが、今の所のお互いの印象を聞かせてもらえますか?

進藤:「来たっ!(ガッツポーズ)予想してました!でも考えてたわけではない(笑)」
毛利:「今の所の印象ですよね?ゆりーなさんて、結構的確なコメントをしてくれるんです。演技とか、歌とか、褒めつつ的確なコメントをしてくれて、それが最初に関わった『Urine Town』の公演からずっとそうなので、もうお母さんっていう印象…もう、母、ですね…一言で表すなら。…息子ですか?」
進藤:「んー息子です(笑)」
毛利:「力関係というかね、がそこでできちゃって。」
進藤:「ん?なんだ?それは(笑)。彼は、自分が本当に納得するまで、絶対に落とし込めない人だと思っていて…自分が好きで、既に頑張ってることに対して、他者からの意見を取り入れることってすごく勇気がいることだなって思って。その分絶対必要な過程ではあるけど、ある意味自分のプライド的な部分をものともせず、そんなことより上手くなりたいっていう気がある気がする。逆に演出さんとかからフィードバックもらった時とかに、ちょっとでも引っかかる、納得しきれない所があったとしたら、ずっとそこでず〜っと悩み続けて、でなんか突然こうパッと「あ、わかったかも」ってなって初めて落とし込めるじゃないけど。舞台に対する誠実さというか、妥協しない部分をすごい尊敬しています。
毛利:「すごい、俺も言語化しないと」
進藤:「でもこれはずっと変わらず。勿論彼の全てを知ってるわけじゃないし、キャストとして関わったのは2回しかないけど、でも『Grease』でもそうだったの。悔しいこともいっぱいあると思うし、本番終わってもなんか、納得してないところとかも多分あるのかな?っていう、そういう人だから…」
毛利:「そんなストイックな人みたいに言われても困る…(笑)」
進藤:「でもストイックっていうか…そうしないとダメな人なんだなって感じ。そこをすごい尊敬してるし、芝居の面でも、人としても尊敬してる。」
毛利:「おぉ。」
進藤:「だから今回同班だって知ったとき、すごく嬉しかった。」
毛利:「お、俺も嬉しかったです。」
進藤:「え、なんか言わせてるみたいじゃん!」
毛利:「いやいや(笑)。でもゆりーなさんは多分、俺の予想なんですけど、今までに色んな人と関わって、色んな人と仲良くなるじゃないけど、ちゃんと人との関係を掘ってこうとしてくれてる。で色んな人のことを知ってて、その分、人に対する意見も親身になってくれるから、なんかすごいよく見てる人だなって。ちゃんと言葉も一個一個選んでくれるから…相手が受け取りやすい言葉を、ちょっと相手の特性によって…」
進藤:「ポケモンみたい(笑)」
毛利:「特性によってね(笑)まず褒めるところからとか、まず素直にストレートに言うかなとか、そういう言葉選びとか、人をちゃんとみてるところか、ちゃんと、なんかね、目を見て、マンツーマンで関わってくれる。キャラクターとしてじゃなくて、その人として関わってくれるのが、なんかすごい人間付き合いが上手な方だなって、すごいなって、尊敬しています。」

Q、最後に、ちょうど始まっていく稽古期間から本番までの意気込みをお願いします!

毛利:「公演全体としてと、自分としてを考えてたんですけど、自分としてが、最初に言ってた映画版でのウスナビみたいに、情けなくて、特に秀でてるところはないけど、すごく…なんだろ、なんて言ってましたっけ?」
進藤:「なんか好き?」
毛利:「そう。そういうなんか好きを、思わせるキャラクターになりたいなと思っていて。で、公演全体としては、18期(4年生の代)が最後の公演なので、もうたくさん吸い取りたいなって思います。」
進藤:「しわっしわになっちゃうくらい」
毛利:「しわっしわになっちゃうくらいね」
進藤:「吸われて(笑)」
毛利:「沢山吸い取って、今までで一番良い公演にしたいなって思います」
進藤:「私は正直、舞台に乗っている側ではなく、それを見届けてくれる人?企画さんから始まり、支えてくれてる人たちや、その場で初めて会うお客さんもそうなんだけど、が見てくれた時に『あぁこれが見たかった』って思ってもらえるようなものを届けられるように。自分が楽しいとかじゃなくて、ほんとにそこだけを覚悟を持ってやりたいって思う。ほんとに。思います。『あ、これが見たかったんだよな』って思ってもらえるようなものしたいって思います。」


 それぞれの『インザハイツ』に対しての想い、Seirenやミュージカルに対する熱い想いを聞くことができ、公演への期待がさらに高まるインタビューとなった。
 この4名が引っ張っていく、今公演の今後にぜひ注目していただきたい。


文責:山崎真依

あらすじ

ニューヨーク・“ワシントン・ハイツ”はいつも音楽が流れる、実在する移民の街。その街で育ったウスナビ、ヴァネッサ、ニーナ、ベニーはつまずきながらも自分の夢に踏み出そうとしていた。
 ある時、街の住人たちに住む場所を追われる危機が訪れる。これまでも様々な困難に見舞われてきた彼らは今回も立ち上がるがーー。突如起こった大停電の夜、街の住人達そしてウスナビたちの運命が大きく動き出す。

公演情報

<スケジュール>
2024年3月13日(水)〜18日(月)
<会場>
池袋シアターグリーン BIG TREE THEATER
<演出>
隈元梨乃
<企画>
竹宮陽哉・藤原羽菜・花畑桜子
<製作>
Seiren Musical Project

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