透明水彩絵の具でマイペースで絵を描く

2018年頃に知人に貰った24色の箱に入ってる透明水彩絵の具との初めての出会いから数年。

コロナ禍でちゃんと透明水彩絵の具と向き合う事にした2021年。

透明水彩絵の具をもらう前にも本物の顔彩か分からないが絵手紙をすすめられて、数色の固めてある絵の具と画仙紙で出来た絵葉書用のリングのポストカード。

そこには当時手にした絵の具で描かれてたはずのポストカードが破られて無くなってる。

確か画仙紙の葉書だと絵の具がにじみすぎて、絵を描くのを諦めた2018年よりも前の事。

遠き日を思い起こすと高校時代は油絵具を美術の授業でしてたのだが。すっかりご無沙汰になってた。

透明水彩絵の具をくれた知人が、透明水彩絵の具用にポストカードの束もくれた。滲んだのは紙のせいと教えてくれた。紙が合ってなかったのだと。

一緒に描くような話になってたのが、私はその人の家から遠く片道車で1時間半ぐらい掛かる。週に一度通う他の人も居るらしかったが、体力的にも私には長時間の運転の後は疲労して体を横たえないと…なのだ。家にたどり着く度、床に横になって…などと考えると、絵を描く為にその人の家に行くのは無理が有った。

そんなこんなで、透明水彩絵の具はその人に返そうとしたが、返さなくていいと言われ以来、その透明水彩絵の具達は私の部屋の片隅でずっと眠っていた。時々出すこともあって使う事もあったが殆ど部屋の片隅で置き去りにされてた。

話が前後するが、絵を描きたいとちょっと思ってたのが、2016年のアニメ映画「この世界の片隅に」を見る為にその頃のこの映画の主人公や出演するキャラクターを描く人が沢山Twitter上にいらして、プロの漫画家の人も居るし一般の方も居るしで、この映画を観た前後に私も「すずさん」を描きたいとちょっと熱に浮かされた時が有った。この映画でアニメーションを改めて見直そうと思った私の変遷がある。

そんな事を考えてた頃の事が懐かしいが、2018年から2020年は自分が描きたいものが凄く長いスローモーションで分かってきた気がする。私はアニメの絵よりは、普通の写実的な絵なんだなと。

コロナ禍になって家で巣篭もりしてる間に色んなTwitter上の絵描きさんや画家の人の絵を見て、特に私が使い方が分からなくて持て余してた透明水彩絵の具の使い方や扱い方などを詳しく書いてくれてた方達のtweet やblogを読ませていただいて、透明水彩絵の具を使う事が楽しくなってきたのが、またこの画材を使おうと思った一番の理由だと思う。

透明水彩絵の具はこういう使い方をしなければいけない的なところから、開放された感じであった。本当に感謝でありがとうございますと伝えたい。

そして、相変わらず体力的にずっと絵を描くことが出来ない自分は、気が向いた時に描こうと思ってる。

本当は2021年透明水彩絵の具でまた描こうと思った時は、一週間に一日だけを絵を描く日に出来たらと言うのが当初の目標で、今現在のように週に一度以上も画材に触れるようになるとは思っていなかった。当初の目標以上にこんなに絵を描くなんて自分でも驚いてる。少しでも時間が有ればデッサンして次に描く為の準備をしてる。

これもそれも、Twitter 上の沢山の絵を描く方達のおかげです。

ありがとうございます。

私はマイペースですので、これからも自分のペースで描いていこうと思います。お世話になった方達にありがとうございました。そして、これからも皆さんの素敵な絵を楽しみにしています。

私の絵は本当に趣味の範囲内で、大したものではありません。描いてる時が好きなだけです。たぶん…。

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