【マジカミ誕生日寸劇 -丹&蒼編- 2023年版】2023-12-13

【マジカミ誕生日寸劇 -丹&蒼編- 2023年版】2023-12-13

～～～～　いつものカラオケボックス　～～～～

セイラ：丹、蒼、誕生日おめでとう♡　２人とも今日から結婚もできるし選挙権もあるのね。羨ましいわ。明日から、また１７才だけどｗ

丹：あ、ありがとう。セイラちゃんに祝ってもらえて嬉しいわ。

蒼：そうだな！

セイラ：ふふっ、ちゃんと２人でも十分な量の誕生日プレゼントも用意してあるのよ♡　楽しみでしょう？

蒼：おぉう！！

丹：ごめんなさいね毎年気を使ってもらって（いけないっ！　都指定のゴミ袋もって来てないわ。どうしましょう。アレよね？　毎年の事だもの）。

セイラ：今年のプレゼントはひと味ちがうわよ！　ほら、私たちってもうすぐお金が入ってくるじゃない？　少しは使わないとね。何にするか迷ったんだけど、丹も蒼も野菜が好きだったなと思って。コレ！　お鍋の季節だしｗ

蒼：春菊じゃないか！　しかもダンボールの箱ごととは。すごいな！！

セイラ：でしょう？　八百屋さんの店先で小一時間悩んだわ。私って他人へのプレゼントにお金を出すのに抵抗感があって…………でも、丹と蒼にならって奮発したのよ。

丹：…………う、嬉しい。さすがセイラちゃん、チョイスが個性的ですね（これって、絶対、新手の迷惑プレゼントね。こんなにいっぱい春菊もらっても一つの家庭で食べきれるハズないのに）。

セイラ：それでね、これはお願いなんだけど、ご近所におすそ分けとかはしないでほしいの。何て言うか、思いを取り分けられるみたいで悲しいでしょう？

蒼：あっはっはｗ！　つまりこれからしばらくの間、我が家は朝晩、春菊を食べ続ける事になるわけだな！

丹：そ、そうね、春菊三昧…………素敵ね（まさか友人が買ってくれた誕生日プレゼントを捨てるわけにはいかないし。おすそ分けが最後の逃げ道だったのに、そこを潰してくるなんて……セイラちゃん、恐ろしい子）。

セイラ：ところで２人はクラファンの分け前は何に使うつもりなの？　貢献度からいって、超過分の３０００万円は丸々私の取り分だろうけど。丹と蒼だって３０００円位は貰えるかもしれないわ？　無駄遣いはしちゃダメなんだからね！

蒼：あのお金はマジカ民のみんなの善意だから。分け前とか考えたらいけないんじゃないか？

セイラ：甘いわ！　むしろ善意だからこそ全額私に預けてもいいくらいよ。大事なお金は増やさなきゃ！　元本は保証しないけど、年２０％の配当でどうかしら？　うふふっ♡　でもいいの。３０００万円で十分よ。私って欲がないから♪

　――何に使おうかしら？　いろいろプランはあるんだけど、まずはスシローで黄色のお皿以外のネタを注文しちゃおうかなって思うの♪　タッチパネルを押すとき、指が震えちゃうかもねｗ

丹：……う、羨ましいわ！　（セイラちゃんのパパ（実父）には何度も銀座の高級店で、お寿司をご馳走になってるのに。実の娘には何故？）

蒼：寿司といえば先日、セイラのお父さんに銀座の高級店でご馳走になったぞ！　食いっぷりが気持ちいいと褒められてな。今度、一流ホテルのフレンチをご馳走になる約束をしたんだ。気さくで楽しい人だな！

丹：それ、本当？　ピキッ！(-_-メ)

蒼：しまった！　丹には秘密と言われていたんだった！！

セイラ：うちのお父さんには気を付けてね。すべての女性の敵なんだから。でも何故かしら？　女性関係で揉め事になった事は一度もないのよね。不思議なの。

丹：蒼っ！　帰ったらじっくりと話し合いをしましょう。

セイラ：春菊も残しちゃダメなんだからねっ！

蒼：そ、そうだな！(;'∀')

おしまい