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猫の術後服を作りました。

猫のお父さん
手術がおわり、エリザベスカラーを装着しているのですが、歩くこともままならず、後ろに下がる事しか出来ません。

また、お父さんは他の猫達よりも、随分と首が短いようで、カラーを付けるとご飯にも水にも、顔が届きません。
動けないのでトイレも出来ません。
顔は横には大きいですが・・・

カラーを付けていると、ご飯も食べないし、部屋の物陰に隠れてしまい殆ど動きません。
でも、管から血は沢山出てきます。
とても痛々しい、見ていて耐えられない位の悲しい光景でした。

何も出来ないお父さん

カラーがストレスにしか見えないので、何か変わるものは無いかと調べていたら、友達から「術後服ってのがあるんだよ」と教えてもらいました。

カラーを外して直ぐに付けてあげたいので、自作しました。

 生地は僕のTシャツ

形は近所の猫の術後服を借りて参考にしました。
ベアルック(死語かな?)


お父さんの手術は、右の腰と右後ろ脚に管が出てるので、右脚だけズボンを作ります。

Tシャツを測って切って、ズボンを縫い付ける。出来た服が一番上の写真です。

僕が一人で着させることは出来ないので、今までお父さんの世話をしていた友達に手伝ってもらいながら、術後服を着させては測り直し、作り直して完成しました。

処々の血液は管から出ている血です

お父さんは尻尾が中途半端な長さです
友達が来ていたお陰で、とてもすんなり装着することが出来ました。

トイレもそのまま出来るように開放されてます。

餃子みたいな術後服

エリザベスカラーのストレスから開放出来たせいか、元気に見えました。

ズボン

今まで管から出た血はたれ流しだったので、管から出ている血を拭こうとすると、お父さんは嫌がるので、部屋中、流れた血が落ちてました。
今回は、ズボンの裏にガーゼを当てて、出血をここで受け止めます。

首から前足に掛け、少し短いかなと思いましたが、まぁ良いのではないか!!



思ってましたが

脱皮成功

今朝起きたら
お父さんが申し訳無さそうな顔をして服を脱いでました。
脱いだら畳め。

多分
首の部分が短かったので、首部分を延長しました。

つくり直します


雑ですね・・・


首部分延長と、縛る紐を追加し、前足の可動域を広げました。

昨夜は2人掛かりだったので、簡単に装着出来ましたが、今回は、一人で着させてみます。

生地の白点線が以前の首の位置

今度は大丈夫

やはり、何をするにしても3回はやらないとダメですね。

何も考えず、工夫もせずに行うと
「二度あることは三度ある」

しっかり考えて行うと
「三度目の正直」

ちゃんと考えて行動をすれば、3度目が駄目でも、4度目5度目では必ず成功する。

しかし
何も考えずにタダ行動だけをすると、4度目5度目をやっても、良い結果は出せない。

今回は5度目の正直術後服
見た目は悪いけれどぺアルック

エリザベスカラーを付けてるよりは、良いのではないかと思います。
今のところ満足してます。


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