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運勢カレンダー2023年版に寄せて
新宿御苑(東京)中心に活動している出口清明(五術家)です。公益社団法人日本易学連合会庶務理事/認定鑑定士、中医師、気功師。主な占術は四柱推命と周易、人相、手相。個人鑑定では運勢や運気の観点から、日々の悩みが人生の糧に変わるアドバイスを提供します。相談のご予約はこちら。
2012年より、運勢のサイクルを毎日の生活に取り入れることを目的とした、オーダーメイドの「運勢カレンダー」を提供しています。本記事は運勢カレンダーのご案内したメルマガのコラムにタイトルをつけてアップしたものです。
「人生の味わい」について
こんにちは、トニー黒田です。
「熱中症に気をつけましょう」といっているうちに、だんだんと肌寒くなり、ハロウィン、クリスマス、おせちの予約・・・コンビニのディスプレイが目まぐるしく変わっていく様子に目を奪われていると、あっという間に年を越してしまうから、恐ろしいものです。
今年は、世界のありようが変わっていくのだなと感じる1年でした。みなさんの2022年はどんな年でしたでしょうか。
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「人生の味わい」について
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今年も運勢カレンダーをご案内する季節がやってきました。
四柱推命と出会ってから、一年のはじまりを「立春(2月4日)」において生活しているからか「あっという間に年末だ・・・」という声を聞くたびに、まだあと2ヶ月ちょっとあるぞと心のうちに思う自分がいます。
と、同時に一年の締めくくりであるこの2ヶ月をどう過ごそうかと真剣に向き合うキッカケになるので、暦をベースにした生活リズムにシフトしてから、インプットとアウトプットのメリハリがつくようになりました。
さて、聞くところによると、中世の人間の一生分の情報量を、現代の僕たちは一日で処理しているのだそうです。
20年前、30年前を振り返ってみても、時間の使い方は大きく変わりました。
ある曲を聴きたければ、レコード屋でかけて行ってCDを買い求め、お気に入りに曲をカセットテープに録音していました。
ある本を読みたければ、何件も本屋をめぐって探し求め、ブックカバーをかけて、何度も何度も読み返してもいました。
もちろん、このような「昔はこうだった」という体験は、みな違いますし、それに優劣があるわけではありませんが、1つ確実にいえることがあるとすれば、五感は確実に鈍磨する一方だということです。
人間の神経というのは、刺激に慣れるようにできています。
どんな情報も、どんな体験も、どんな感情も、どんな言葉のやりとりも、手軽になって、量が増えれば増えるほど、反比例して「薄まって」いきます。
手軽に香りを楽しめるようになった分、果物や草花の匂いも味も知らないまま過ごしているかもしれません
レンジでチンした食べ物を口に放り込む生活を続けていくうちに、食事はつくるものでなくなってしまっているかもしれません。
シワになりにくく、早く乾く、、と便利になる衣類は、すべて化繊になっていて、布と呼んでいるものは、すべてプラスチックになりました。
このようにして、すべての出来事は、いつのまにかすっかり変わっていってしまったのです。
たくさんの「何か」で埋め尽くすほどに薄まっていくのは、僕たちの人生そのものも例外ではありません。
日々、繰り返す生活に忙殺され、五感をどんどん鈍磨させていけば、新しい年を迎えても、単に年齢を1つ重ねること以上の意味を感じられなくなっているかもしれないのです。
冒頭に僕の体験談を紹介しましたが「一般世間の時間感覚とは異なる時間の枠組み」を取り入れるこで、気づくことや芽生える意識が無数にあります。
また、一年の指針としての干支のテーマや、今年の運気のバイオリズムや、冬至に立てる易などを意識することで、直面する出来事のひとつひとつが意味を持ちはじめ、それだけ自分自身の日々への向き合い方がより深いものになります。
2023年をより実りあるものにするためのツールとして、運勢カレンダーをご活用ください。
▼運勢カレンダー2023年版のご案内▼
2011年の初めに着想し、2011年末に試作版を作成。2012年から毎年改善を加えながらみなさまにお届け続け、ついに干支もひとまわりしました。
すっかり健康のコンテンツばかりお届けしていますが、運勢や運気、四柱推命、周易、手相、人相の研究はライフワークとして僕の土台となっています。
さて、そんな取り組みがギュッと詰まっているのが「運勢カレンダー」です。今年は新春鑑定付きのメニューも加わりました。
2023年の干支「卯」は「ボウ」とも読み、草が生い茂る「茂」や、覆いかぶさったものを、押しのける「冒」に通じます。
「チャレンジ」を意識した1年になるだけに、運勢を知り、運気を味方につけ、実りある日々を送るガイドとしてご活用ください。
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