声劇台本のご紹介(過去作品)
『声劇台本置き場』様に、
個人作品…9本
合同作品…1本
を、投稿しております。
いくつか、掻い摘んで紹介いたします。
りんご飴
仲の良い姉妹。
けれども、家の事情、親からの過度な期待から押しつぶされてしまう姉。
自由でいられる妹を羨ましいと思ってしまう。
そんな中、体調を崩したことで、妹がその荷を背負うことに。
欲しかったのは、姉妹仲良く笑って過ごせる時間だった
望んだものは、共に幸せでいられることだった
それだけだった
それなのに。
それなのに――。
今でも、家庭の事情で、自由や夢を望めない子が多くいます。
もちろん、金銭的なことでどうしようもないところもありますが、
それでも、親や家族のために子供たちが犠牲になることを
致し方ないこと、としてはならない
もっと未来に希望を抱けるような世界に
という思いを込めた作品です。
叶わぬ願いとからくり箱
終戦記念日に向けたお話です。
日本は戦争からは距離を置くことができていますが、
世界では今もどこかで戦争をしています。
近くでは、ミサイルを飛ばす実験をしている国もあります。
また、いつか。
あの時代を体験した人たちからの語り継がれた思いが
遠く、薄くなってしまった、そのときに。
同じ悲しみを、辛さを
同じ過ちを
繰り返さない
そのために――
奇跡を、咲かせ
地球が終わってしまう
タイムリミットまで残り二ケ月
そうなったとき、
あなたはどう過ごしたいですか?
どう生きたいですか?
何をしたいですか?
そう問いかける作品に
なっていればいいなと思っています。
また、『叶わぬ願いとからくり箱』で出てきた、
からくり箱が登場します。
寿譲華
「奇跡を、咲かせ」同様、
奇跡×花がテーマになっています。
お話としては、
一人の女性が病に侵される。
大好きな彼からの言葉に傷つき、突き放してしまう。
けれども、彼もまた同じように――
幸せの中に居続けると、つい自分がどれだけ幸せなのかを忘れてしまう
それが当たり前になってしまう
けれども、当たり前なんてそんなものはなくて。
今ある幸せを、ちゃんと気付いて大切にして欲しい
そして、辛いことがあっても、乗り越えて前を向いて欲しい
という思いを込めた作品です
他の作品も含め、
読んでいただけたり、声劇で使っていただけると嬉しいです
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