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はじめて息子を遠くに送り出す母の気持ち

子育てをしてはや15年

目を閉じて子どもが生まれた時からのことを思い浮かべると、楽しいことも驚くことも
さまざまな出来事があって、簡単ではなかったけど楽しかった。

イヤイヤ期にはじまり、男子のわんぱく時代
地獄か⁉️と何度思ったことだろうか…

それなのに瞬きをして目を開けたら
赤ちゃんがもう中学生に成長していたみたいな気持ちになるのは不思議なところ。

結局、子どもが育ってくると
時間の流れって「早いなぁ」って思います。

子どもの成長を思い出す過程で、
特にはじめて〇〇をしたって日のことは
思っている以上に鮮明に覚えています。

例えば、
はじめてお買い物を頼んだ時、
卵を1パック頼んだとか、
アシックスの赤い靴を履いていたとか、
「お買い物難しかった」って言って帰って来たとか、放った言葉のひとつひとつが鮮明に蘇ります。

そんなことを語り出したのは、
実は明日、中学2年生の息子がはじめてひとりで東京までコンクールを受けに行きます。

初•ソロで大阪→東京移動
初•ソロでコンクール受験

ふたつも初が重なります。

「新幹線を乗り間違えたらアウトやで!!
コンクール遅刻したらあかんで!
できる?」

と何度も確認したけれど


「大丈夫、僕ひとりで行く」

と言い出したのだから、いい時期になってきたのでしょうか。夫とも相談してソロで行くことに決定しました。

たぶん息子ならば、
平常心で移動もコンクールもやってのけそうだと思います。

すごいなぁ息子(まだ、やって退けてないけど)
その気概が素晴らしいと思います。

念のためにトラブルを想定して一問一答で対応力を鍛えたけど、すらすら言っていたし

最近の子って、こんなに自立しているのかな?って感心しっぱなし。

母としては、まだまだ、そばで甘えてほしいし
寄り添い続けたい気持ちもありますが

反面、潔く自分の世界を広げて行く息子の背中がまたなんとも言えなく誇らしい。

とは言え、まだ中2
気が抜けないお年頃

明日は美味しいおにぎりと味噌汁、卵焼きとハムサラダを朝食に笑顔で「頑張っておいで〜」と言える母でいようと思う。

大丈夫だ、息子なら!信じるのじゃ!
と今宵は、母である私自身に言い聞かせることとしようと思います。


ああぁぁぁぁあーーーーー

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