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インド占星術の起源


こんにちは。インド占星術スクール星慧学ラボ『一番わかりやすい はじめてのインド占星術』著者のミチユウです。

今日もkindle出版に向けて原稿書き!
累計8347文字、着々と書けて嬉しい(^-^)v


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第一章 インド占星術とは

インド占星術の起源

インド占星術のはじまりについて、インドでは五千年前の古代の悟った聖者パラーシャラが宇宙の法則を直接理解して、その基礎を完成させたと考えられています。インド占星術は科学だとさんざん書いてきたのに、いきなり非科学的なスタートですよね・・・・。

よく占星術は統計学という風に表現されることがあります。確かにそういった側面があるかと思います。インド占星術を学んでいくと、最初の基礎の部分を果たして、統計的に導き出すことができたのか、それは甚だ疑問があります。惑星の意味や星座の意味などは統計的に導き出していくことができたと思います。

しかし、インド占星術の中心的な技法である人生の時期や流れを見るダシャー・システムや運気を数値化してみるアシュタカヴァルガのような技法は大変複雑で、これが果たして統計的な手法で導き出すことができたのか疑問に思うところが正直あります。

科学の世界はすべてそうだと思いますが、最初に直観があり、それをあとから統計的、科学的に証明して、体系化されていくものだと思います。インド占星術のはじまりは、聖者パラーシャラによって、宇宙の法則を直接降ろして作られたという可能性は十分にあると私は考えています。

一般的な考古学による占星術のはじまりは、古代バビロニア、現代のイラク付近から始まっています。そこで生まれた占星術が、西洋に伝わり西洋占星術となり、インドに伝わり、独自に発展し、インド占星術になったと考えられています。

しかし、インドには神話上の人物であるクリシュナ神やラーマ神のホロスコープが存在し、彼らの存在した年代は、紀元前三千年とも紀元前五千年とも言われています。現代の考古学的見地からわかっているよりはるか昔にインド占星術は成立していた可能性もあり、真実はわかりません。

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