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部長のぼっち体験記 Part3

ぼっちっちー!、どうも部長です。
今回は、2年生のゼミで経験した辛い話をしようと思います。知っての通り、部長は根暗でコミュ障な人間です。そのゼミではグループワークが多々ありましたが、部長はあまりにもコミュ障すぎて、何も喋ることができず、メンバーに迷惑を掛けてばかりいました。そのため、グループリーダーから叱られたり、発表者を決める投票で0票になってしまったりしました。今回は、この無能ぼっちなエピソードをお話ししていこうと思います。


「ガチコミュ障すぎて、2年生の時、ゼミのグループワークで苦労した話」

 最初にこのゼミがどういう授業なのか説明しておこうと思います。まず、このゼミは企画系ゼミであり、企画アイデアを考案して発表するのが主体となっている授業です。担当教授が現役で企画系のお仕事をされている社会人なので、それ故にクラスのレベル感や競争環境も高めでした。
 また、緊急事態宣言下でしたので、授業はフルリモート形式であり、授業内や授業外でグループワークをする時は、Zoom通話を使って取り組んでいました。グループメンバーは私含めて5人で、陽キャ男子2人、ちょっとだけ陽キャな男子1人、陽キャ女子1人でした。
 そのゼミでは、グループでの企画発表課題が累計2回ありまして、1回目のグループ発表で悲劇は起こりました。私は陰キャコミュ障ガチぼっちだったので、グループワークが大の苦手であり、また、グループメンバーが陽キャしかいなかったため肩身が狭く、一言も喋らない人間になっていました。いわゆるフリーライダーというやつです。そのため、次第に私の貢献性の低さにカチンときたのか、グループリーダーの陽キャ男子に叱られてしまいました。

リーダー「何も喋らないんだったら、君いる意味ないよ?ちゃんと喋って欲しいです」
他のメンバー「…。(彼ら彼女らも同じことを思っていたのだろうか、みんな、無言の肯定)」
ぼっち部長「あ、はい、すみません。ちゃんと喋るようにします。」

かなりド直球で言われ、動揺しました。ちゃんと喋るようにする、と返答しましたが、結局コミュ障なので、このグループでは最後の最後まで何も喋りませんでした…笑。終いにはメンバーから呆れられ、半ば無視されている状態になってました。

 発表を作り込むに当たって、授業内だけでは時間が足りないため、夜の時間帯にグループワークを累計5回(1回あたり2時間くらい)ほど行いました。しかし、私はコミュ障すぎて、どのグループワークでも全部無言でした。何なら、挨拶以外は一回も喋らなかったこともありました。他4人が頑張ってプレゼン発表の内容を作り込んでいる中、フリーライダーのぼっち部長は何も貢献せず、かと言ってミーティングをサボるわけにもいかず、ただ居るだけの存在と化していました。

グループワークの通話は何も喋らないのは勿論のこと、LINEグループでも一言も喋ってませんでした。その証拠に、緑色の吹き出しがありません。

 そして発表日が近づいてきました。私以外は皆頑張って取り組んでいて、お互いに「お疲れ様」と声を掛け合っていましたが、部長はただの石像と化していましたので、お疲れ様と言うことができませんでした。もはや邪魔者扱いされており、グループ通話で労いの言葉を言うのは無理だったので、LINEで済ませました。発表制作を人任せにしてきた上に、お疲れ様とすら言えないクズですね。

LINEで労いを済ますクズ

 発表日も直ぐそこだったので発表者を決めることになりました。最後くらい何か貢献しなければ!と思い、「複数人で発表しませんか?私もやりますので!」と言ったら、グループリーダーに「代表者1人で発表しましょう。誰が発表するかをLINEの投票で決めましょう。」と反論され、部長の提案は一瞬で却下されました。フリーライダーの意見よりも、しっかり者の意見が通るのは当然でしょう。
 投票を取ることになりましたが、もう嫌な予感しかしません。部長が0票になるのは決まっています。投票では、5人のメンバーのうち2人は頑張っていたので免除になり、残り3人で決めることになりました。投票結果がこちらです。閲覧注意です!

実際の投票画面です。
匿名投票にすんな!笑

当然ですが、部長はフリーライダーなので0票でした。部長は陰キャコミュ障ガチぼっちの癖にプライドだけは馬鹿みたいに高いので、この投票結果を見た時はメンタルがイカれました。私という人間は何の価値もない人間であることを明示されたのですから。そのため、自分が生きている意味が何なのかが分からなくなってしまい、アイデンティティを喪失し、辛い思いをしました。
 


まとめ

 いかがでしたでしょうか。グループワークで何も喋れないほど無能でコミュ障な人間は、こういう末路を辿ります。まだ学生のうちだったので良かったですが、この無能さのまま就活生になってしまったら、ブラック企業行きが確定だったでしょう。
 この経験はあまりにも辛かったのですが、今では良い経験だったと思っています。何故なら、自分の存在価値を揺るがす絶望を味わったからこそ、次の別のグループでの発表では必死に努力を重ね、成果を出すことができたからです。こういう「絶望」という壁に直面した時こそ、人というのは成長できるのだと私は思ってます。自分の能力の無さを危機感として実感しないと、なかなか人は変われないですからね。
 

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