見出し画像

フリーライダー系ぼっちはブレスト力を付けよう

 どうも、魔女教大罪司教 ガチ陰担当のエリートぼっちです!本日は、「ブレスト」というアイデア出しの手法を紹介していきます。
 ぼっちって意見力の無い人が多いので、ゼミなどで何も喋らないフリーライダーになってしまう人も居るのではないでしょうか。成蹊大学は陽キャ率が高く、積極的に発言をする人が多いので、ぼっちさんは余計のフリーライダーになりやすくなります。そんな人のために、ぼっちでも意見力を上げてグループに貢献するための方法を教えようと思います。

私はグループワーク系授業ではいつもこうなってます笑
頑張って意見を言ってみても、どうやら的外れなことを言ってしまったようで、みんな白けます。


ブレストってなんぞ?

 新入生だと初めて知る単語の人も居るかもですが、大学生になるとゼミとかで「ブレスト」というのをよくやります。ブレストとは、ブレインストーミングの略名で、ブレイン(頭)にアイデアのストーム(嵐)を起こそう!という意味です。つまり、ブレストはアイデアを沢山出すための方法です。

ぼっちサークルの活動案のブレスト

 やり方は本当に沢山あるのですが、私はとにかくアイデアを沢山出すことをお勧めします。質より量を優先し、凡案でも良いからアイデアの数を出す練習を積んでみると良いと思います。たとえ凡案でも、100個もアイデアを出せば、良い案が一つは出ているかもしれません。出ていたら、ブレストの成功です。
 上記の方法もブレストの一つですが、私はブレストには型が2種類あると思っています。それを上手く使い分けてアイデアを出すようにすると、より良いアイデアが生まれるんじゃ無いかと思ってます。その2つの型を紹介して参ります。

(1) 横のブレスト

様々な種類のアイデアを出す方法です。
君の中に多様性を宿すことができます。

 まず一つ目は横のブレストです。どういうブレストかと言うと、「色んな種類」のアイデアを数多く出すことで、多様性あるアイデア出しをすることを目的にしています。上の図を例に紹介してみます。
 ブレストのお題は、知っている果物を沢山出すことです。りんごやバナナ、みかん、ぶどう、いちご、レモン…など、色んな種類のアイデアを出しまくります。この練習を積むことで、幅広いアイデアを出す力を付けることができます。
 注意点としては、同じような種類のアイデアを出しすぎないことです。同種類のを出してばかりいると、キミの中の多様性が減ってきます。例えば、柑橘系の果物ばかりに偏ってアイデア出ししてしまうのは良くないです。5つ案を出したとして、出したアイデアが「みかん・レモン・グレープフルーツ・ぽんかん・ゆず」みたいに、アイデアが偏り過ぎるのは控えて下さい。

横のブレストの例

 ここで、執筆主がゼミで行ったアイデア出しの例を紹介しようと思います。長いので読み飛ばしてもOKです。私が下級生の時に受講したゼミで、課題として「コロナ禍の飲食店を救う案を出しなさい」というのがありました。私は幅広いアイデアを出す力を付けようと、系統の違うアイデアを出すようにしました。実際に出したアイデアは下記です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
【お客が料理をデザインできるアプリ】
パフェとかで、材料や盛り付け方を自由に設定して、それを飲食店にオーダーすることが出来ます。
【クレーンゲームで材料を取る飲食店】
クレーンゲームで取った材料をもとに、料理を食べることが出来る。超高級カニをとることが出来れば、それを使った料理を複数の選択肢から選べる。カニのパスタとか、そのまま茹でカニを食べるとか。
【呼び鈴を使った宅配サービス】
飲食店って呼び鈴が置いてますよね。押すとピンポンってなって、店員がオーダーを取りに来るあれです。あの呼び鈴に通話機能をつけて、自宅から呼び鈴を押して注文出来るシステムを提案しました。
【ボランティア塾のカフェ】
カフェが塾講師を雇い、お客(特に小中学生をターゲットにする)が無料で宿題を見てもらえるカフェです。ただし、無料で見てもらうには飲食物の注文が必須です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 以上のような感じで、幅広くアイデアを出してみると良いと思います。ちなみに、上のアイデアは班のメンバーにバカにされて心が折れそうになりましたが、「気にしたってしゃーない!」と思い直し、人からの評価は無視してアイデア出しの練習をしました。皆さんも、アイデア出しの際は、人からの評価は気にしすぎないようにして欲しいなと思います。

俺妹という作品のセリフ
このセリフは比喩で、他人を無視して自分よがりの創作を行うことを指しています。創作の際には他人の意見を取り入れるのも良いのですが、入れ過ぎると自分の世界観を壊しうるので注意。


(2) 縦のブレスト

一つのアイデアから連鎖的に連想を広げます。
一つの分野に特化させるので、ゼミや研究で使える手法です。

 2つ目は縦のブレストです。このブレストは、一つのアイデアからどんどんと連想を広げていきます。一つのアイデアを深掘っていくことで新しい視点を得ることを目的としたブレストです。上の図を例にやり方を紹介します。
 ブレストテーマは「一つの果物について深掘りしてみよう」です。試しに、バナナから連想を広げてみましょう。この前、アフリカ?か南米?の方ではバナナを主食にしている国があることをテレビで知りました。

画像: http://teacapan.cocolog-nifty.com/blog/2018/04/post-0882.html


日本では甘いバナナが売られていますが、その国では甘くないバナナを主食として食べているみたいです。日本でいうお米が、その国ではバナナに当たるみたいです。その甘くないバナナを日本で行ったら面白いんじゃないかと思って、飲食店や食べ歩きで売ったら面白いんじゃないかと思い、どんどんと妄想を広げて行きました。

 こんな感じで、好き勝手に一つのアイデアから連想を広げていくのが「縦のブレスト」です。このブレストはゼミや研究室の研究とかで使えるので、そういうのに所属している人は練習してみると良いと思います。一つの研究テーマから、どんどんと連想を広げて行きます。

日本文化に関する研究をしまくってます。

 連想を広げて行く際には、自分が持っていない視点を入れ込むと、より連想が広がって行きます。ネットで色んな情報を調べて広い知識をつけたり、他の人に研究内容をプレゼンしてアドバイスを貰うことで、自分には無い視点を得られます。それを道具にして、さらにブレストをやって行くと、より良い縦のブレストに仕上がっていきます。

まとめ

 以上の2つのブレストをやって行くことで意見力が上がって行くと思います。ただ、実はこの2つのブレストはそれぞれ欠点があります。横のブレストは広くアイデア出しをしますが、その分、一つ一つのアイデアは浅さが出てしまいます。一方で、縦のブレストは一つのアイデアをどんどん深掘りしていきますが、それゆえに様々なジャンルのアイデアを出すことを目的としていないので、ジャンルの多様性がかなり減ります。つまり、この2つのブレストは得意分野がある分、弱点もあるということです。片方のブレストをやっただけでは、思うように発想力が上がらない…となるので、バランスよく2つのブレストをやってみると良いと思います。本日のブログはこれで以上!解散!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?