シューグレン症候群とは・症状・治療法・寿命

シェーグレン症候群の症状
シェーグレン症候群を持つ患者においては、特に目と口の乾燥症状が主たる訴えとなります。

涙の量が少なく乾きやすい、目がごろごろするような感覚がある、目のかゆみを感じる、目が疲れやすい、光が極端にまぶしい気がする、目の痛みがある、などが外来でよく聞かれる目の乾燥症状です。

同様に、唾液が少なく口が乾きやすい、乾きのために会話に支障がある、口腔内の痛みを感じる、食事の際に多く水を飲む、虫歯が増えた気がする、などが典型的な口腔の乾燥に伴う症状です。

シェーグレン症候群ではこれらの局所症状に加え、全身の症状を伴うことも珍しくありません。

発熱や関節痛などの感冒様症状、息切れ、皮疹、レイノー(手先や足先の冷感、変色)などが観察されます。

シェーグレン症候群でみられる強い喉の渇きは糖尿病患者や単なる加齢性変化でもしばしばみられるもので、慎重な鑑別(区別)が必要になります。

一方でこれらは比較的容易に血液検査で除外することができますので、強い喉の渇きを継続して自覚している場合は放置せず、近隣の内科クリニックを受診することが大切です。

また、健康診断の一般血液検査などに異常がないにも関わらず強い喉の渇きを自覚している場合も、シェーグレン症候群の存在を否定しきれないので放って置かずこちらも内科受診をしておくことが欠かせません。

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