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日本の伝統衣装・着物の種類やその魅力【日本生活環境支援協会】

着物は、昔から親しまれている日本の伝統衣装です。現代は、特別な日にしか着用しないようになってきていますが、若い人達からは自由なファッションとして、再び注目を集めているようです。今回は、着物の種類や、その魅力についてご紹介していきたいと思います。

着物の種類

着物を着用するシーンによっていくつかの種類に分けられます。

1. 黒留袖
既婚女性の慶事のための正礼装です。黒字に紋と裾模様があるのが特徴です。

2. 振袖
成人式に着用することが多いです。未婚女性の正礼装であり、袖丈がくるぶしあたりまであります。

3. 色留袖
親族以外の慶事などの礼装で、地色が黒以外で紋と裾模様が特徴です。

4. 訪問着
胸元から全体に広がる模様であり、各種パーティーなどで使用される略礼装です。

5. 付け下げ
訪問着ほど改まらない略礼装です。

6.色無地
黒以外の色に染めた無地の着物です。

7. 小紋
型染めで全体に模様があるため、幅広い用途に用いられる着物です。

8. 紬
織の生地で主に普段着に着用されます。

9. 浴衣
盆踊りなど夏の行事ごとに着用されます。

10. 喪服
弔事の際に使用される黒い着物です。

このように、着物といっても多くの種類があり、使用する場面によって着物を選ぶ必要があります。留袖、振袖、浴衣などは、若い人でもなじみがあるかもしれませんね。

着物の魅力

季節を表現できることは、着物の大きな魅力といってもいいでしょう。着物は、直線的でシンプルな形をしていますので、その織の繊細さや柄、色彩を引き立ててくれます。日本の季節に合わせて、着物を選ぶととても風情があり、楽しむことができます。

コーディネートを自由に楽しむことも着物の魅力です。着用する着物によって帯や小物を変化させることで、目的にあった多様なファッションを楽しむことが出来るのです。

着物と帯の組み合わせや色や柄のバランスを考えたりすることで、美意識や色彩のセンスもよくなってきますので、よりおしゃれにきこなすことができるようになります。

まとめ

着物は確かに日本の伝統衣装ですが、様々な種類があり、その多様性には目を見張るものがあります。季節ごとや、小物などでおしゃれを楽しんだりすることも、その魅力でしょう。着物にふれることで、新しい自分を発見できるかもしれません。


日本生活環境支援協会には着物マイスターの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。

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