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ベランダで菜園を始めるには【日本生活環境支援協会】

野菜作りをやってみたいけれど、庭がないから無理と思っていませんか?
ベランダがあれば、小さな菜園は作れます。今回はベランダでも作れる野菜と育て方をお教えしましょう。

ベランダで菜園を始めるには

ベランダで野菜作りをするなら、まずベランダを整備することから始めましょう。ごく稀ですが、マンションの規約に「ベランダに植物を置かない」と書かれていることがあります。そのような決まりがないか確かめましょう。
ベランダを片付けてプランターを置く場所を確保します。

非常出口などをふさがないところで、日当たりが良く風通しも良い場所が最高です。もしあまり条件が良くないならば、すのこを敷いたり、台を置いたりして風通しや日当たりを良くすることも必要ですね。

土を用意

赤玉土6、バーミキュライト3、川砂1の割合で混ぜた土がいいですね。
配合済みの野菜培養土があればさらに簡単です。プランターは深さ15~20㎝、あるいは30~40㎝の物があればたいてい対応できます。

スコップ、ジョウロ、鉢底用ネット、鉢底石などがあればOKです。野菜の種や苗が必要ですが、最初は苗を買ってきて育てるのが簡単でいいですね。
慣れたら、種から育てるとなお愛着がわきます。

ベランダ菜園に向いている野菜は?


・ミニトマト
なんといっても育てやすいのはミニトマトです。苗付けは4月ごろからですが、約45日で収穫できるのも魅力です。日当たりが良く、水やりを欠かさなければ9月ぐらいまで実を収穫できます。

・オクラ
栄養豊富で育てるのが簡単です。3月ごろから種まきをし、苗付けは5月ごろからです。日差しは強い方がいいですが、半日陰でも育ちます。野菜ですが、花もなかなかきれいなので楽しめます。

・ピーマン
日当たりが良いところなら大抵失敗なく育てられます。種まきは4月ごろから5月中旬で、苗植えから55日ぐらいで収穫できます。

・シソ
とても丈夫で日陰でも良く育つので日当たりが不十分なベランダでも育てられます。種まきは5~7月で、およそ30日で収穫できるのも嬉しいですね。料理の薬味として重宝します。

・バジル
これも良い香りで料理に大活躍のハーブですね。種まきは5~6月で、約30日で収穫できます。


まとめ

ベランダ菜園は難しくないです。まずベランダを整え、土や種、苗を用意して、気軽に始めましょう。ベランダ菜園で採れた新鮮な野菜をお料理に使って、美味しく食べて楽しみましょう。

日本生活環境支援協会にはベランダ菜園士の資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。


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