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親子で一緒に紙刺繍でクリスマスオーナメントづくり【日本生活環境支援協会】

クリスマスツリーを飾り始める季節がきました。毎年出すツリーでも、オーナメントが手作りだと特別な感じがしませんか?お子さんも一緒に作ったら、思い出に残る楽しいツリーができあがります。紙刺繍でオリジナルのクリスマスオーナメントを作ってみましょう!

子供に刺繍をさせても大丈夫?


針を使うのは怖いという方もいるかもしれません。モンテッソーリ教育では、集中力や指先の緻工性を高める活動とされています。モンテッソーリ教育の中では「ぬいさしのお仕事」と呼ばれ、個人の興味や発達段階に合わせて2,3歳ごろから始めることが多いようです。

最初は穴をあけた紙に直線を、慣れたらカーブや簡単な模様を、それが上手になったら、糸がクロスになるような複雑な模様を刺します。このように小さいうちから先の尖った縫い針を使うのは心配ですが、紙に事前に穴をあけておけば、尖った針でなくても刺繍することができるのです。

最初は、編み物用のとじ針や紐通しと、毛糸で始めます。とじ針は、縫い針よりも太く先端が鋭利でないので、失敗して指に刺さりにくいためです。紐通しは更に太さがあり、先が針のようになっていないので、初めての刺繍におすすめです。

準備するもの


・とじ針または細めの紐通し
・色画用紙
・毛糸
・目打ちやポンチ
・セロハンテープ

全て100円均一でも揃います。穴あけパンチでもできますが、穴をあける場所が限られているので、目打ちやポンチの方が使いやすいです。

紙刺繍のやり方


1てのひらサイズに切った画用紙に図案を描く
2線の端に目打ちで穴をあける
3毛糸を適当な長さに切って、とじ針に毛糸を通す
4図案に沿って縫っていく(糸端は図案の裏面にセロハンテープでとめる)
5刺繍の最後に糸を切って、最初と同じように裏面にセロハンテープでとめる
6余白を切って、同じ形に画用紙を切る
7毛糸を短く切ってループをつくり、刺繍した画用紙と同じ形の画用紙で挟んで貼りあわせる。

はじめは、星やアスタリスクのような、直線だけで構成された図案が簡単です。グラデーションカラーや段染めの毛糸を使うと、カラフルな仕上がりになります。

まとめ

小さなお子さんにも始めやすい紙刺繍でした。普段は活発なお子さんでも、紙刺繍に熱中して、黙々と刺し進めることもあります。楽しいクリスマス準備の一環に、紙刺繍でオーナメント作りをしてみませんか?

日本生活環境支援協会には刺繡アドバイザーの資格があります。こちらの公式サイトから確認できるので、チェックしてみてくださいね。


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