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死への備え

1年ほど前に書いた記事をきっかけに

昨日【ABEMA Prime】と言う番組に出演させて頂きました。

生放送にお邪魔するなんて緊張の極み。


トークテーマは
突然の死にどう備えるべきか

去年母が突然亡くなった時の状況や
困った事、大変だった事を中心にお話させていただきました。

出演者にEXITのお二人、平石直之さん、山田邦子さん、若新雄純さん、速水建朗さん、いつもテレビで観ている方々が目の前にいらっしゃって
ザブーンとテレビの中に飛び込んだ感覚で、とても楽しく貴重な時間を過ごすことができました。

終活に詳しい弁護士の伊勢田篤史さんもいらっしゃったので
色々な疑問にも答えていただきながら進んでいきました。

https://youtu.be/UT7jcdbG2GQ?si=AIj7SBFjV-NiJr4k


暗いテーマだったけど
スタジオの雰囲気は終始和やかで
皆さん優しく接してくださいました。


死は誰にでも訪れ、そして残される人も居ます。
私みたいにね。

大切な人を亡くし、深い深い悲しみの中で、心配事を一つでも無くして
これから悲しみと共に生きていく一歩を、なるべくスムーズに踏み出せるように何が出来るのか。

私が感じた事は
死についての話をタブーとせず
「私が死んだらこんなお葬式がいいな。」
「私が死んだら生命保険はあの会社に連絡してね。」

もっとフランクに話してもいいことなのかなと思います。

PCのパスワードやスマホのパスワード
信頼できる人にだけ共有する。
今の時代これもとても大切な事だと思います。

実際に
私の母は葬儀を望んでいたのかどうか、何もわかりませんでした。
連絡する友人はいるのか、何もわかりませんでした。
生命保険は入っているのか、何もわかりませんでした。
私が出来る範囲で、当時の弱った私の脳みそで考えられる範囲での対応になったので希望があれば叶えたかったなと思いました。


そして何より
大切な人とは普段からたくさんコミュニケーションをとって
大切に思う気持ちや、感謝の気持ちを言葉にして伝えることが
とても大切なことだと思います。
それが出来てるだけでも後悔することがかなり減ります。

それでも
もっとこうしてあげたかったとか
ああしてればよかったのかなとか
次々と後悔の雨が降ってきます。

私も母にまだまだありがとうを伝えたかったし
大好きも伝えたかったです。

かなり頻繁に会って
ご飯を食べたり
旅行に行ったり
お風呂に行ったり
お買い物に行ったり
沢山コミュニケーションをとって
健康に産んでくれてありがとうとか
来てくれてありがとうとか
子供達と遊んでくれてありがとうとか
散々伝えたけど
それでもまだまだ沢山伝えたい事が溢れてきます。
でももうお仏壇の前で写真に向かって伝える事しか出来ません。


だからこれから私が自分の子供達とするべきことは
毎日楽しい事をして、一緒に沢山発見をして、うざったいくらいに愛を伝える。

これも一つの死への備えなんじゃないかなと思います。


死への備えと聞くと一番オーソドックスな【遺言書】が頭をよぎりますが
私にはまだハードルが高いのでそこは無視して
自分のスタイルに合った備えを大切な人の為にしていこうと思います。

母の死をきっかけに自分の死を考える大切さを知りました。
自分の死を考えるという事は、残される大切な人や、子供達の事を考えてるって事なんだと知りました。

そして昨日番組に呼んで頂いて考える視野、選択肢が広がりました。本当に感謝です。

私は生きています。
毎日毎日感謝したい人や大切な人がアップデートされていきます。

なので日々のコミュニケーションを大切に
アップデートも見逃さず大切な人を大切に想っていきたいです。


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