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保険の必要性 〜医療保険〜

前回は、公的保障での健康保険に関して実例をあげて説明しましたが、今回は医療保険のお話を実例をあげてお話します。

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その前に仕組みをわかりやすく。
この図からすると、我々は3割または限度額の支払いのみだけど、医療機関には最終的に全額支払われることがわかります。

今回は、④の一部負担に関しては、前回でお話しました金額ですが、
¥229,720ともなるとそれでも結構な金額になります。
で、私は保険代理店に勤務する保険屋ですが、恥ずかしいことに5年程前に医療保険を失効して復活せずの状態で無保険でした。
よってこの金額を何の補填もなく支払わなくてはならない身でした。

医療保険は、保険会社によって内容、保険料が違ってきますが、基本的な保障は次の保障となります。

①入院給付金 入院したら1日にもらえる金額
②手術給付金 手術の種類によって決められた金額がもらえます
③先進医療特約 先進医療による治療を受けた時に支払われる特約
④特定疾病特約 定められた疾病の際に①にプラスして支払われる特約
⑤特定疾病保険料免除特約 ④の疾病にかかったらあとの保険料要りません

私が5年前に加入していた医療保険の内容は上記に当てはまると次の通りです。
① 10,000円
②手術の種類で、①の10倍,20倍,40倍
⑤の特約付き
私は、心疾患で、入院31日間、開胸手術、電気ショック治療2回ありとなるので、もし失効していなかったら次の給付金がもらえました......
①¥10,000×31日=¥310,000
②開胸手術40倍 ¥10,000×40倍=¥400,000 
   電気ショック  ¥10,000×10倍×2回=¥200,000
合計①+②=¥910,000
実費が、229,720円なので差額、¥680,280プラスとなります。
そして、⑤の特約つきなので、その後の保険料は無くして保険は有効となります、が、失効してたのでなにも出ていません。

私は、この大病を患うまでは、病気になる時は死ぬ時だけと思っていました。そしてまだまだ元気で走り回っているし、その必要性は高くないと思っていました。ただ、一昨年の発病前の5月頃に、怪我した時、例えば高齢でアキレス腱なんか切ったら結構お金かかるなと思い、まずは傷害保険そして県民共済かなんか安い保険に入っておこうと思っていた矢先、大病を患いました。思った時が加入のときですね。即行動起こしましょう!!

保険未加入でしたが、会社が損保の業務災害保険を加入していて、その特約にメディカル特約があり、治療実費は全て支払うという内容で、今回の治療費は全てその保険で処理できました。治療実費は、前回お話した健康保険,限度額認定を使用したときの金額です。

保険の必要性を2回に分けて、僕の実例をあげてお話しさせていただきました。保険は医療保険だけではないですが、生存保障としてはこの医療保険が重要になってきます。「お金がないので保険は.......」こういうトークに対しての切り返し話法として、『......お金がないからこそ医療保険は必要となってきます......』と保険業界に転職した際に教育されましたが、今回まさしくそのことが身に染みました。
歳が若ければ保険料(掛け金)も安いので、歳取らないうちに手厚い保障の保険に加入することをお勧めします。

以上、保険の必要性でした。

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