2019年売上ランキング 青幻舎の本
いつも青幻舎の本を楽しんでいただき、ありがとうございます。
投稿納めでは、今年1年の振り返りに、書籍の売上ランキングを発表させていただきます。
2019年のトレンドがみえてくる!?
気になるラインナップに注目ください。
■アート部門
圧倒的筆力とユーモアを武器に《挿画》に
新風を吹き込んだチャレンジの集大成!
全国の約40社の地方紙に連載される快挙をなした、五木寛之著「親鸞」(2008、2011、2013年)の挿画全1052点に、山口晃がすべてに書き下ろし「絵解きコメント」をつけ、初公開の下描き、描き損じ、差し替え図版とともに収録したものです。挿画は、カット、漫画、版画調から、新キャラ、駄洒落ネタなど、山口ワールド炸裂の一書。
山口画伯のウイットに富んだPOPも好評でした。
雑誌や広告、写真集などでの撮影で活躍を続ける写真家・桑島智輝が、その妻で俳優の安達祐実を日々撮り続けた写真集。
桑島さんと安達さんが手描きで添えられたコメントも素敵です。
ソール・ライター財団全面協力 完全日本オリジナル作品集、
作品と言葉で紡ぐ、ソール・ライターの人生哲学と美意識。
初期のストリートフォトから広告写真、プライベートヌード、ペインティングなど約200点とともに、アトリエ写真、愛用品などの資料も収録。
第2弾の展覧会が、2020年1月9日~Bunkamuraザ・ミュージアムで開催されます。
数字でははかれないけれど、確かに感じられる感情の温度、大切な人との距離、願いや希望の重み……。はかれないものを “はかろう” とすることは、そこにある本質に少しだけ近づこうとすること。人間や自分の過去を少し愛おしく感じられたり、肯定的な視点を得ることができるかも。
そんな「はかれないもの」を49の詩とユーモラスな絵で紡ぎます。
本を開けば、自分の心と対話をする時間が広がります。
本から今にも飛び出しそう! アートな図鑑!
全ページに型抜き加工を施し、余白部分を手で切り離すと美しい図鑑が完成する“My Picture Book”シリーズ。
やっぱり”ねこ”が人気!
■ビジュアル文庫シリーズ 部門
大正~昭和初期のモダンな色づかい348パターンを収録。
現代によみがえるコンパクトな配色見本帖!
国内にとどまらず、海外でも大人気です。
天才・葛飾北斎の魅力のすべてが凝縮された、
世紀のベストセラー「北斎漫画」!
第一巻は「江戸百態」として、市井に暮らす人々の姿や風俗、生活用具や建物など、江戸の日常を描いた図版を総集。「人物絵鑑」「日常茶飯」「動態活写」「道具百科」の4つのカテゴリーで構成。北斎に学ぶ、現代の絵手本帖としての魅力を最大限に引き出します。
本書から、『360°BOOK 葛飾北斎 雀踊り』がうまれました!
昭和9年に刊行されベストセラーとなった、「現代図案文字大集成」の新装復刻版。図案家の手によって書かれたひと文字、ひと文字は、時代感が見事に表現され、オリジナリティに溢れています。
書き文字って、チャーミングです。
「北斎漫画」の第二巻!
「森羅万象」では、動物、植物、名所・名勝といった風景から雨や風といった気象など、主に自然を描いた図版を収録。
北斎が描いた「水」の表現や雨や風、昼から夜への移り変わりといった「目には見えない流転する現象」を描いた図も収録。
必見の筆踊る森羅万象!
北斎が描く動物には、不気味かわいい魅力があります。
なぜ、怖いはずの妖怪が、かくも愛嬌たっぷりに描かれたのか?
日本美術史の最後の砦、妖怪画のなぞを解く。
戯画的表現に富んで諷刺がきいた妖怪画は、大衆たちに圧倒的な支持を得た、いわば江戸時代のサブカルチャー。葛飾北斎や歌川国芳、河鍋暁斎を筆頭に、人気絵師がこぞって描いた妖怪画(浮世絵)を満載。
ぜひ、カバーを外してみてください!
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでは、良いお年をお迎えください!
営業・三好
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