勃起の仕組みを解説してみました

皆さん、こんにちは。

性を知って自分も相手もハッピーに！

性のプロ講師をしております夏山尚也（なつやまなおや）です。

記事を見てくださりありがとうございます！
感謝いたします。

今回は『勃起の仕組み』について解説します。

少しマニアックな内容になりますが、

プロでご活躍されている方や知識欲がある方は是非最後までご覧ください！

きっと、あなたの性生活の役に立ちます！

勃起の仕組み

勃起は陰茎に大量の血液が流れ込むことで起こります。

通常は陰茎に流れ込む血液(動脈)と陰茎から出ていく血液（静脈）が同じ量だけ入れ替わっているので、柔らかい状態です。

しかし、女性の裸を見たり、キスをしたり、よからぬことを妄想したり
エッチだなと感じる性的な刺激を受けることで脳が興奮し

その信号が陰茎まで伝わることで
陰茎内の血管が拡張し大量の血液が陰茎に流れ込みます。

これが簡単な勃起のメカニズムの説明になります。

また、血液が大量に流れこむことで、陰茎から出ている血液の静脈が圧迫されて血液が陰茎の中に保持されます。

これが勃起が維持されるメカニズムですね。

※通常時と勃起時のイメージです

一般的には勃起の仕組み関してこのくらいの知識があれば十分ではないかと思いますが、ここからは勃起に関わる神経的な話も交えて詳しく解説していきます。

勃起の仕組みを簡略的に示すと以下のようになります。

性的刺激(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚、妄想)
↓
脳の興奮
↓
脊髄にある勃起中枢(S2〜4)に伝達
↓
副交感神経(骨盤神経)を通って陰茎に伝達
↓
陰茎内にNO(一酸化窒素)が放出され
それがスイッチとなりcGMP(環状グアノシン一リン酸)が生成
↓
cGMPにより陰茎の血管壁が拡張し、平滑筋も弛緩
↓
陰茎海綿体へ血液が流入
↓
勃起

聞きに馴染みのない単語が出てきたのではと思いますが
ここでのポイントは

・性的刺激は直接的な刺激だけでなく全身で受容できる！
・勃起には血流がめちゃくちゃ大切！特に下半身！
・でも勃起するまで体全身の受容器、神経を使うので下半身だけでなく全身の血流も良くする必要がある！
・副交感神経を経由するのでリラックスすることも大切！

ということなのではと思います。

この知識は勃起力を上げる為にもとても大切な知識になりますので覚えておいて損はないのではと思います！

夏山尚也（なつやまなおや）