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【レースレポート】4/25 東日本ロードクラシック Day2

レース概要

大会名:第55回 JBCF 東日本ロードクラシック 群馬大会
開催日:2021年4月25日(日)
会場:群馬サイクルスポーツセンター 6kmサーキットコース(1周6km、群馬県利根郡みなかみ町)
参加クラス:E1(16周、96km)
主催:JBCF(一般社団法人 全日本実業団自転車競技連盟)
結果:43位(トップ+0:22、出走85人、完走58人)
フルリザルト:firstcycling公式リザルト

プレビュー

前日に全日本資格をゲットしたのでプレッシャーもない状態。でも体と脚は重くどれぐらい走れるか少し不安。今日は集団スプリント狙いではなく、動いて上位を目指したい。

コース

前日と同じ。E1では落車はないもののパンクしている人が多数いた。ブレーキロックでのバーストや、異物を踏んでのパンクなど。コースが荒れているので空気圧低めなセッティングをしている人が多いがクリンチャーだとリムうちのリスクもあるので結構シビア。E1でもサドルが落ちている人が何人かいて、JPTでもサドルが飛んで行ってニュートラルバイクに乗ってる選手もいた。レース前に締め付けトルクを確認するのも大切だが、群馬では2本締めのシーポスを使いたい。

レース

2日目のスタートラインに並んだのは前日を上回る85人。高岡選手(Roppongi Express)や前日の勝者、川崎選手(TeamZenko)は別レースに参加のためエントリーしていない。前日参加していない選手の中で注目の選手筆頭は米谷選手(たかだフレンド)。Jプロツアーでもトップ10に入ってくる超強豪選手。

前日と変わり距離が短い(といっても96kmある)ためか序盤から結構ハイペース。1周目の心臓破りから集団から数名が飛び出すがしばらくして吸収。

その後もラップタイムが9分切るか切らないかぐらいの中々なハイペース。2周目の中間ポイントは米谷選手が先頭通過。

その後も細かいアタックが多数あるものの決定的な逃げは発生しない。6周目の中間ポイントは中川選手(TTG ミトロング-V)が先頭通過。

そして8周目のリフト坂で川勝選手(MiNERVA-asahi)と佐藤選手(VC福岡)がアタック。強力な2選手だったが集団は見送り逃げが決まった。

集団前方でVC福岡の選手が蓋していて集団もペースも落ちて、タイム差は1分まで広がりなかなか縮まらない。

しかし集団も焦りが出てきたのかリーダーチームのVC Veloceの池川選手を中心にペースアップ。さらに神村選手(Promotion x Athletes CYCLING)がアタックし先頭に合流し先頭3人で残り2周へ。

一方、集団後方で走っていた自分は心臓破り後のアップダウン区間で中切れに巻き込まれてしまう。焦って渡邉選手(Promotion x Athletes CYCLING)や三田村選手(フィッツ)などと少人数で前を追いかけようとするが、後ろを振り返ると雑賀選手(湾岸サイクリングユナイテッド)などを含む比較的大きな集団があるのを確認して冷静になり後ろの集団に入る。

そして無事に下りセクションで前の集団に追いつく。終盤でこのポジションはまずいと思い集団前の方にポジションアップ。

レース終盤ということもありこの周も集団は落ち着かず心臓破りでリーダージャージを着る松木選手(VC Veloce)がアタック。自分もこれはまずいと思い反応。前の周のダメージが結構大きくオールアウト寸前だったが何とか3名の先頭集団に合流。佐藤選手、川勝選手、神村選手、松木選手、米谷選手、塩澤選手(ORCA CYCLING TEAM)、御堂選手(FORCE)、五十嵐選手(Team BFY Racing)、美甘選手(AVENTURA VICTORIA RACING)、自分の10人で最終周回へ。

しかし先頭集団もペースは上がらず(でも自分は付いていくのですらギリギリだった)、後ろも猛追していて心臓破りの前半で集団がすぐ後ろに。
そこで五十嵐選手がアタック!
自分はかなり限界でここでついて行けない。

先頭は心臓破り後のアップダウン区間で牽制が入り30人ほどで集団スプリントへ。そして集団スプリントは塩沢選手が制し優勝。

限界でほぼ止まりそうになった自分は集団にどんどん抜かれていき、塩沢選手から22秒遅れの43位でゴール。

振り返り

今回一番のミスは中切れに巻き込まてしまったこと。E1の選手たちを少し過信してしまっていたが、心臓破りの後は中切れする可能性があるのは分かっていたので、もっと前で走るべきだった。

終盤、逃げに入ることができたのはよかったが、脚がなさ過ぎてただ前に入っただけになってしまった。最後心臓破りで遅れてしまったのもまだまだ練習不足。ってだけでなくメンタル的な弱さも出ていたのでそこももっと改善しないといけない。

5月6月と群馬のレースが続く(現状予定では3レース)。次の公式レースは5月のJBCF群馬、Jプロツアーとの交流戦。現状では完走するのも厳しいと思うのしっかり準備して万全の状態でレースに臨みたい。

Photo: (c)gg_kasai

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