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【トラブル多発】コロナ禍の海外渡航まとめ

コロナウイルスの感染拡大が始まってから早2年、ワクチンの接種が進むにつれて、感染対策をしながらの海外渡航が少しずつ認められるようになってきました。

この度、2021年11月末に行われたBTSのLAコンサートのためにアメリカへ行ってきたので、コロナ禍でのアメリカ旅行の様子や、出国・入国手続きに必要な書類、どのくらいの手間や費用がかかるのか紹介していきたいと思います。

コロナ禍での海外渡航では、コロナウイルスの感染状況によって日々刻々と状況が変わります。実際に、私の渡航中にも「変異種オミクロン株」が発見され政府の水際対策が数日のうちに一気に厳しくなりました。

入国や出国に関する情報は、各国政府のホームページに掲載されますが、その更新も間に合わないほどのスピードで規制が変わるので、ツイッターや航空会社からの情報などを駆使して情報収集をしました…。

渡航前は、アメリカに入国できればとりあえず安心〜!と思っていましたが、日本への帰国もかなりの大仕事…。

今後アメリカへの渡航を予定している皆さんの参考になるように、私の経験談をまとめていきます。

渡航の規制や必要書類については、変更になっている可能性があるので必ずご自身で該当の情報をご確認ください。

アメリカから日本への帰国に必要な書類

✔️帰国に必要な書類

  • パスポート

  • 搭乗券

  • PCR検査の陰性証明(出国72時間以内に検査)

  • 質問票のWEB登録

  • 「My SOS」のダウンロード

  • 「Cocoa」のダウンロード

  • 誓約書の記載(機内で配布あり)
    ※2021/12/11時点

準備していて思ったのは、「アメリカ渡航よりも日本帰国の方が書類多いし手間かかる!!!」ということ。詳しくは厚生労働省のホームページでご確認ください。

何度も言いますが、状況は1日単位で変わります!古い情報を鵜呑みにすると危険なので大注意です!!

上記の中で、「PCR検査の陰性証明書」は、登場前の航空会社のチェックイン時に確認されます。その他の書類やアプリのダウンロード有無に関しては、口頭で確認だけされました。

私が帰国した時点(2021/12/5)では米カリフォルニアからの帰国者には、「3日間、政府指定施設での強制隔離」が義務付けられていました。その件についても、航空会社のチェックイン時に同意の意思を確認されます。

実際に、帰国時の強制隔離が決まったのは、私が帰国する3日前のことでした…。

コロナ禍の渡航では、帰国時の規定や必要書類が日本を出発した時と変わってしまう可能性も大いにあるので、現地滞在中も気が抜けません。必要書類に漏れがないように、随時最新の情報を確認するようにしましょう。

アメリカから日本への帰国の流れ

アメリカから日本へ帰国する際の実際の流れを紹介します!検査時間の指定や、必要書類の種類は、渡航時期によって異なると思いますが、コロナ禍での帰国の流れをザックリとでも掴んでいただけたら嬉しいです。

  1. 帰国便搭乗までの流れ

  2. 帰国便到着から入国手続きまでの流れ

  3. 入国手続きから隔離施設移動までの流れ

アメリカから日本へ帰国の流れを、上記3ステップに分けて解説していきます。

①帰国便搭乗までの流れ

✔️帰国便搭乗までの流れ

  • 帰国便搭乗72時間以内にPCR検査

  • PCR検査結果の印刷

  • 質問票のWEB入力&QRコード取得

  • 「My SOS」「Cocoa」のダウンロード

  • 契約書の印刷&記入(機内でも配布あり)

帰国時の必須書類については、渡航前にだいたいの確認をしておくと安心して現地滞在できると思います。実際の準備自体は、帰国2日前くらいから始めれば十分時間に余裕を持って準備可能です。

私が帰国した時期は、PCR検査は帰国便搭乗の72時間前に受けることが指定されていました。この時間の指定は、日本政府の水際対策によって変わるので随時確認するようにしましょう。

私の場合は、BTSのコンサートの最終公演の翌日に帰国だったので、最終日のコンサート前にPCR検査を受けました(笑)

「質問票のWEB入力&QRコード取得」や「My SOS・Cocoaのダウンロード」は、日本入国時に必要になるものですが、搭乗前に準備を済ましておくと入国の手続きがスムーズになるでしょう。

②帰国便到着から入国手続きまでの流れ

✔️帰国便到着から入国手続きまでの流れ

  • 羽田到着→順次飛行機から降りる

  • 契約書・陰性証明書の提出

  • 記入書類の配布(過去14日間の滞在先確認)

  • PCR検査(唾液摂取)

  • 「MySOS」起動確認・使い方説明

  • PCR検査の結果待ち(1時間半ほど)

  • ホテル移動者のグループに分かれる

  • 日本入国手続き(自動化ゲート)

  • 預け荷物受け取り

  • 検疫犬チェック(一人ずつ)

  • 税関審査

飛行機到着から税関審査完了まで、私の場合は5時間弱かかりました。私は早朝到着便を利用したので羽田空港に到着したのが、朝4:30頃で税関審査を終えたのが9時前でした。

比較的到着便が重なっていない時間帯でこの所要時間なので、午後到着の便で帰国した友人などの話などを聞いていると到着から税関審査を終えるまで9時間ほどかかったというような話も…。

到着便が多い時間帯は、PCR検査の結果が出るまでの待ち時間が長いようですね…

7時間以上かかったという人が若干ですが一番多いという結果に…。5時間以上はかかるという覚悟でいた方が良さそうですね。

夜到着の便だと隔離施設に到着するのが日付を超えることもあるようなので、十分に体調にはお気をつけください。

お子さん連れだと、かなり大変そうでした…

私の場合は、空港自体は空いていたので手続きもスムーズで、待ち時間はPCR検査待ちの1時間半のみだったように感じます。

手続きのイメージは選挙場のような感じで、一つ一つの手続きをするブースが分かれており、空いたブースから「○番どうぞ〜」って呼ばれる感じ。

スタッフの方、朝早くなのにとっても丁寧で頭が下がりました…。

工程がかなり多く、かなり丁寧に確認され、手続きがスムーズに進んでも5時間弱はかかるので、帰国後すぐに自主隔離で帰宅する方などでハイヤーや迎えを頼んでいる人はお気をつけください。

「日本は水際対策が…」ってよく聞くけど、アメリカ入国の手続きより全然厳しいんだけど…と思いましたw

飛行機を降りてから入国手続きをして、税関審査を終えるまで、基本的に個人行動はできません。指定された場所で待機、手続きを行っていくことになります。

さらに、そのまま隔離施設に移動する人は、ホテルに着くまで飲み物を買うタイミングもないので、搭乗前や機内で飲み物を調達しておくといいと思います。

手続き場の中には、自動販売機が一箇所あるくらい…7時間以上食料買うことができない可能性もあるのでご注意を!

小さいお子さん連れや、ご高齢の方だと、長時間座って待っているのは大変なので、機内持ち込み手荷物の中にPCR検査結果待ち時間に必要なものを揃えておくと安心です。

さらに、コロナ禍の日本入国手続きは、普段よりもかなり厳しかった印象です。税関審査前に一人一人、検疫犬による荷物検査があったり、税関審査の質問もいつもより細かかったように感じました。

アメリカから日本に帰国する際に利用したPCR検査機関

アメリカから日本に帰国する際、私は、ロサンゼルス国際空港内のPCR検査場にて検査を受けました。

航空会社ANAのホームページでも紹介されていたところだったので安心感があり、価格もそこまで高くなかったのでここに決めたのですが、無事帰国できたのでおすすめです。

私は、帰国前日に「3時間〜5時間」で検査結果が出るプランにて検査を受けました。混雑状況によっては、5時間かかる可能性があると言われましたが、実際には3時間半くらいでメールにて陰性結果を受信

Webサイトや現地での案内は英語対応のみで、日本語での対応はなく少し不安を感じる方もいるかもしれませんが、予約サイトは翻訳ツールでなんとかなります。

そして、現地での案内も特別なことはないので、検査予約ページのスクショを見せて、順番を待って、鼻に綿棒を突っ込まれるだけ…。

LAらしく屋外なので、換気されていて安心。並んでいたのは2人くらいだったのでほとんど待たずに検査を受けられました。

検査自体も1分もかからずに終了!

検査スタッフの人には、出発日がいつなのか聞かれ、混雑状況によって検査結果の到着が遅くなる可能性がある旨を伝えられました。

コロナ禍のアメリカ渡航&帰国の注意点

渡航中でも状況が変化することを理解する

コロナ禍の海外渡航で一番注意が必要なのが、常に状況が変化するので、渡航規制や条件、必要書類が変化するという点でしょう。日本を出発してからも状況は常に変わるので、滞在中も不安が多いのは事実…。

1〜2ヶ月先の渡航の予定が読めないのはもちろんですが、1週間〜数日単位で状況が変わるということもあるので、そのつもりで渡航するようにしましょう。

私が渡航した時期も、丁度オミクロンが流行り出してしまいました。

私が渡航した時期も、日々状況が変化していたので現地滞在中も不安でした。

私が渡航した時点ではほとんど話題にもなっていない状態でしたが、現地到着3日後くらいからオミクロン株の存在が話題になりはじめました。

その数日後には、日本の水際対策が強化され、オミクロン感染者が出た国が次々に強制隔離の対象になっているという状況で、私自身も実際の滞在予定よりも早めに帰国することに予定を変更しました。

直行便・振替可能航空券の予約がベター

コロナ禍の海外旅行で気をつけたいのは、直行便・振替可能航空券の利用がおすすめです。1日単位で状況が変化するコロナ禍では、出発地・到着地の状況が把握しやすく、日程変更のしやすい航空券の方が安心ですね。

旅慣れた人だと、費用を抑えるために経由便を利用する人も多いと思いますが、コロナ禍では、国を跨ぐ経由は極力避けた方が安心です。国を跨ぐ便の場合は、経由する全ての国の入国規制について調べる必要があるのでとても手間がかかります。

私はなんとかなる精神でドイツ経由、ドイツで一旦入国するプランで便を予約してましたが、手間が倍以上になったので本当におすすめしません…。(しかも結局、オミクロンのせいでドイツへは行かれず…)

「渡航の手間は普段の3倍!!」を覚悟する

コロナウイルスの感染拡大が始まってから海外渡航をしていないみなさんの中には「コロナ禍の渡航ってどのくらい大変なの?」と疑問に思っている人も多いはずです。

ある程度、世界的に観光目的の渡航規制が緩くなったり、出張や帰省のために海外渡航をする人が増えてきましたが、それでも、今まで通り気軽に…とはいかないのが現実です。

入国規制の確認や必須書類の準備は本当に手間がかかります…

必須書類や入国条件の更新は、政府や大使館のホームページに記載されますが、わかりやすくまとめてあるわけではないので詳細は自分で調べるしかありません。

さらに、航空会社や大使館に問い合わせても親切な答えが返ってくるわけではなく、基本的には大使館のホームページを確認するように促されるだけ…。

渡航するその時まで必須書類が揃っているのか、本当に渡航できるのかがわからない不安が付き纏いました…。

まとめ

今回はコロナ禍にアメリカから日本へ帰国する流れや、コロナ禍の海外旅行の注意点について紹介しました。

規制が緩んだといってもまだまだ続くパンデミック。自分の身を守るためにも、渡航の際はしっかりとした準備を行いましょう。

他にも海外遠征や海外渡航に関する情報をまとめているので、ぜひ読んでくださいね!

(大昔に書いた記事をブログから引っ張ってきたよ〜思い出w)

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