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年金アドバイザー2級過去問から出題されたか検証してみた~障害年金・遺族年金~


ある程度出題が固定されているイメージの障害年金・遺族年金分野ですが、
今回も過去問を検証してみました。



障害年金


(1)保険料納付要件
2021年以外は毎年出題され、かなりの高確率です。
(2021年は穴埋めで出題)
なお2023年は納付要件を満たしている理由ではなく、満たしているか否かを問う問題でしたので、今後もこの問題は出る可能もあります。
(2)障害年金の受給金額
毎年だいたい1級または2級の障害基礎年金と障害厚生年金を受給金額の問題が続いていますが、
2018年、2016年、2014年、2013年は65歳から受給できる有利な年金の組み合わせてという少し考えさせられる問題も出題されています。
(3)永久認定と有期認定
今回、初出題の問題が出ました。
なかなか初見ではなかなか難しかったと思います。
 

遺族年金


(1)    遺族年金を受給できる理由
年によって、遺族厚生年金以外の受給要件も求める年もありますが、
2013年以降毎年出題されている問題であり定番中の定番です。
(2)    中高齢寡婦加算
近年、寡婦年金の受給要件は出題されていましたが、中高齢寡婦加算は
2016年、2015年、2013年と出題された実績があり久しぶり。
過去問を遡る重要性を知りました。
(3)遺族厚生年金の受給額
2017年、2014年以外は毎年出題されているこれも定番です。
(4)ねんきん定期便の見込額
ねんきん定期便の記載の金額が老齢年金の見込み額と気づく必要があり、
良問でした。(試験本番では絶対に気づきませんでした。)
(5)未支給年金
意外と2017年以来の久しぶりの出題です。


障害年金と遺族年金は要件と金額と+αのイメージ。
特に遺族年金は65歳からの遺族厚生年金の受給額の計算は必須です。


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